実在する元ニューヨーク市警の巡査部長、ラルフ・サーキ氏の恐怖の体験を描いた映画『NY心霊捜査官』がいよいよ9月20日より公開となります。
『エミリー・ローズ』『フッテージ』のスコット・デリクソン監督と、『パイレーツ・オブ・カリビアン』など数々の大ヒット作を生み出してきたジェリー・ブラッカイマーがタッグを組んだ“ホラー×骨太刑事ドラマ”という事で、映画ファン、ホラーファンの間で話題の本作。何と言っても「これが実話だなんて!」という驚きが本作の見所の一つです。
「ホラー通信」でもこれまで、読むだけで恐ろしい様々な情報をご紹介して来ましたが、日本でも、多くの事件の裏に“人間では無いもの”が絡んでいたり、事件解決の裏に心霊の力が関わっていたという衝撃の事実が明らかになりました。心霊捜査官が日本にもいた……?
そんな、にわかには信じがたい不思議な事例の数々が紹介されているのが『実録 本当にあった警察の心霊事件簿』(学研)という書籍。ワイドショーなどでもお馴染みの、元警視庁・北芝健さんとサイエンスライターの川口友万さんによる共著。2人が取材を重ねて知った、心霊が関係する数々の事件はあまりにもリアルで思わず背筋がゾッとします。
この本で紹介されているのは、愛娘をひき逃げした犯人の特徴を警察に話すもう死んでいる母親、殺された女が無言で教える証拠品、死んでもなお好きな男を守る女……など、常識的に考えるとあり得ない展開や解決をみせた事件ばかり。
「顔が無い霊を見た」警察官が連続殺人犯を逮捕したところ、その被害者の中に拳銃で打ち抜かれ、顔を失った女性がいたなど、事件の全貌とリンクしており、これは以前ホラー通信で紹介した「テレビ・新聞・警察を巻き込んだ日本心霊事件マップ」という記事とも類似しており、私たちの想像を越えた不思議な力が働いている事件がある事を認めざるを得ません。
また、霊媒師に「犯人の目星を教えてください」とお願いしていた警察本部長や「思いの強さが形になる。生きた人間を通して死んだ人間が集まることは不思議では無い」というベテラン刑事の言葉からも、日本の警察で心霊捜査が行われている事実が分かるでしょう。
映画『NY心霊捜査官』のモデルとなった、ラルフ・サーキ氏を追ったドキュメンタリー映像では聖水や十字架を使って実際に悪魔払いを行う姿も。北芝健さんが「私が聞いた不思議な出来事の原因が霊だとは証明されていないが、その後ろには人間の強い想いや哀しい願いがある」と言っている様に、映画『NY心霊捜査官』にもただ「恐い」と言うだけでは済まされない、哀しい人間ドラマが描かれています。
最後に余談ですが、この映画に関する記事を書くとFacebookで不具合表示が出たり、謎のシステムトラブルが相次ぎました。人間では無い何かの力恐い!
『NY心霊捜査官』特集ページ公開中!http://horror2.jp/nyss
映画『NY心霊捜査官』
公開日:2014/9/20
監督・脚本:スコット・デリクソン(『エミリー・ローズ』)
出演:エリック・バナ(『トロイ』) エドガー・ラミレス(『ゼロ・ダーク・サーティ』
プロデューサー:ジェリー・ブラッカイマー(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ)公式Twitter:@invocamus0920
https://twitter.com/invocamus0920
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