●先週の反省
先週の根岸ステークスでは、差しが有利とまではいかないが、ほぼ予想通りの展開となり、見事単勝12.8倍を的中させることができた。
勝ったメイショウマシュウは、4角ではほぼ最高峰に着けながらも、脅威の末脚で前に行くガンジスをハナ差とらえて重賞初勝利を飾った。
敗れた1番人気(単勝オッズ2.3倍)のガンジスだが、55kgという恵まれた斤量ながら、勝ちきれなかったことは、本番へ向けても疑問が残る内容だったと言える。
逆に、58kgを背負いながらも、上手く内をすくって3着したセイクリムズン(10番人気)の方が、評価に値するだろう。しかしながら、前回にも述べたように本番のフェブラリーSでは軽視してよいだろう。
●今週の予想
古馬短距離路線の関東開幕戦である東京新聞杯。
高松宮記念、ヴィクトリアマイル、安田記念を目指すスプリンターやマイラーが出走する。群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)のマイル戦線を制するのは、果たしてどの馬か。
混沌としたマイル戦線の予想を、東京1600mの傾向から導き出す。
ここ近年のマイル戦線は、非常に難しいレースが多い。こういった明確な実力が無い場合に、重視したいのが傾向と馬場だ。
まず傾向として、近年はこの時期の東京1600mで後ろから差し切るというパターンが少なくなっている。開幕2週目ということもあり、ある程度前に着けられる馬が好走する傾向にある。特に天気の良い今年は、これ以上ないパンパン馬場で、相当なペースで無い限りは前が残りそうだ。さらに血統的な傾向ではロベルト系が優秀ではあるが、今回の出走メンバーを見ると流石に頼りがたい馬しかいないため、この条件はあまり使えない。そうなると、時点に来るのが持続力系の血統だが、これは何等か該当する馬が居そうだ。
以上を踏まえて、以下の予想とする。
◎レッドスパーダ○トライアンフマーチ
▲リアルインパクト
△クラレント
△ドナウブルー
△スマートシルエット
△ヤマニンウイスカー
・本命は前走ニューイヤーS4着の『レッドスパーダ』
前走では、1年ぶりのレースながらも58kgを背負い、4着と健闘。まだ年齢の割りに15戦とキャリアが短く、馬体も若い。
タイキシャトル×Storm Catというダート系の血統もプラス材料。安定した先行力と、かつての実績を評価すれば、ここで復活する可能性は十分にある。
・対抗はこちらも7歳馬の『トライアンフマーチ』
前走京都金杯では、全体的に前残りの展開ではあったが、58kgのトップハンデで2着に粘ったのは評価できる。
今回は展開的に、スローペースの後傾ラップが濃厚なため、前に付けて粘りこむ競馬ができるこの馬にとっては、絶好の条件だと言える。
・単穴は一昨年の安田記念を勝った『リアルインパクト』
3歳でマイルの頂点を取ってしまった影響で、重い斤量を背負い続けてきたが、今回は56kgに減量された。
ようやく肩の荷もおり、舞台も得意な府中マイルとなれば、この馬があっさり勝っても不思議ではない。
・伏兵にはある程度前目に着けれそうな『クラレント』、『ドナウブルー』、『スマートシルエット』、『ヤマニンウイスカー』をチョイスした。
今回は斤量負担が減っている馬に重めの印を打ってみた。
実力が拮抗しているだけに、なるべくプラス材料が多い馬をピックアップすることが重要だ。
■買い目
三連複1頭軸流し
10→ 5,8,9,12,13,15=200円×15点
計3000円
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累計投資金額: 3万2100円
累計回収金額: 7万7920円
トータル収支: +4万5820円
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※[画像]Flickr MJ/TR (´・ω・) [http://www.flickr.com/photos/mujitra/5004839703/]
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