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日本列島に3~4月に飛来して巣作りをして、4~7月に子育てをするツバメ。日本野鳥の会によると里山の自然や農耕地の減少、西洋風家屋の増加などの理由により繁殖が困難となっており、環境省が行った繁殖分布の調査でも明らかに減っています。神奈川県では2006年以降に種単位で減少種として指定しており、他の都道府県でも保護に努めています。

そんな中、JR東日本横須賀線鎌倉駅で巣作りをはじめたツバメにとった駅の措置が話題となっています。


鎌倉駅の東口。改札のちょうど真上にツバメが巣を作ったので、駅員さんは巣を壊してしまう事を選ばずに、改札を一つふさぐ事を選びました。(^_^) pic.twitter.com/jXnrwiiwoP

— 伊藤美月/Mitsuki Ito (@coneejjr) 2017年6月18日

鎌倉駅の東口。改札のちょうど真上にツバメが巣を作ったので、駅員さんは巣を壊してしまう事を選ばずに、改札を一つふさぐ事を選びました。(^_^)

天井に作った巣の直下にあってフンが落ちる改札口を閉鎖。この措置には「駅員さんの優しさが伝わった」「ホッコリした」という声が集まり、駅の利用者から「子つばめが二羽外をのぞいていた」という報告もありました。

もともとツバメは害虫を食べる益鳥として大切にされており、ツバメの巣のある所は安全であるという言い伝えにより巣立っていった後の巣をそのまま残しておくことも多く、日本文化に根付いた鳥です。鳥獣保護の観点からも、今回の鎌倉駅が取った措置は他の施設でも広がってほしいものです。

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/coneejjr/status/876344231064772608 [リンク]

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