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日本の首領 完結篇
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黒い政権を争う巨頭3人─誰が「最後の首領」を名乗るか!?政・財界・官僚を抱き込んで、かつてない野望決戦が遂に火ぶたを切った最後に誰が生き残るか!?黒い勲章と王座の椅子を争う緊迫の首領戦争飯干晃一の原作をもとに、日本最大の暗黒ファミリーを通して、壮大な人間ドラマを描いてきた「日本の首領」シリーズ。完結となる本作は、全三作を手掛ける中島貞夫監督が、首領の権力への妄執に焦点をあて、老醜ともいえる意志と闘いを徹底的に描いた渾身作。関東・関西両首領、休戦三年、甘い蜜月の交際──マスコミの報じた通り、表向きには平穏な関係を保つ関東同盟理事長・大石剛介と、関西中島組組長・佐倉一誠。だが、日本政財界最大の黒幕と称され、大石のフィクサーとも目される大山喜久夫が癌で倒れ、再び不穏な空気が漂いはじめる。佐倉の娘婿で医師の一宮恭夫の執刀により九死に一生を得た大山は“大日本同志会”を設立し、日本の任侠団体の統一合体を目論むが、佐倉と大石はこれを拒否。そんな中、国家的大事業であるサイパン島開発の利権を巡り、佐倉と大石の虚々実々の駆け引きが始まった。果たして、首領の座を手中に収めるのは誰か!?東の首領・大石に三船敏郎、西の首領・佐倉に佐分利信、そして名実ともに日本の首領を狙う政界の黒幕・大山に片岡千惠藏が扮して、壮絶なる三つ巴の闘いを披露。多彩かつ錚々たる顔ぶれが脇を固めて、ついにシリーズ最後のヤマ場を迎える。 1978年公開 (C)東映