怪奇蒐集者 松本エムザ
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こんな演出初めて
幼子の片目に映る鬼… 生活排水と共に聞こえる啜り泣き… 暮らしに潜む不可解な出来事を 怪の隣人が語りで描き出す! 【収録エピソード】 1. 級友宅への届け物を尻込みするようになった息子。その家の壁に飾られている鹿の頭部の剥製が怖いのかと思い訊ねると、怖いのはそれを拝んでいるおばあちゃんなのだという… 「首護るもの」 2. 満員電車の中。ふと見ると大きなリュックを背中に背負っていた男性が。胸に抱えずにマナーが悪いなと思っていたのだが、よく見るとそれはリュックなどではなく… 「きっかけ」 3. 初めての神社の縁日を物珍しそうに楽しんでいた幼い甥っ子。だが突然立ち止まり泣きながら「鬼が怖い」と。そこで彼の母親が差し出したのは… 「左目の鬼」 4. 町役場の道路管理課の男性。その日彼が受けた住民からの通報は普段のものとは一風変わっていた。「排水溝から女の泣き声が聞こえる」というのだ… 「流れていずこ」 5. 仲良しグループで出かけた遊園地。三組に分かれて入ったお化け屋敷で一組だけに聞こえていた恐ろしい声。その体験は十数年もの間胸の奥にしまっておいたのだが… 「警告」 6. 東南アジアの某国での海外駐在から帰国した友人。これといった不自由はなく、むしろ楽しんだ海外生活だったが、その国を離れる際に選別として渡された品に… 「駐妻のお悩み」 7. 古びた乳母車のようなカートを押して近所で〝ベビーカーおばさん〟と気味悪がられていた女性。純粋な優しさで接していた女の子に、次第に心を開いていったそのおばさんは… 「ベビーカーおばさん」 8. 実の娘のように優しく接してくれた義母が亡くなって数か月。久しぶりに実家へ帰り、息子の昼寝の隙に微睡んでいるとどこからか呼びかけてくる声が。だがその声をよくよく聞くと… 「義母の話」