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【写真と言語】 ゲルハルト・リヒター / 第6回 自己教育と言語判定法入門
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『ゲルハルト・リヒター 写真論/絵画論』(淡光社)に掲載されているインタビューを読むと、ゲルハルト・リヒターは《イメージ判定法》を使って、自分の根拠にしていると、私には思えます。この頃のリヒター顔は怒っているというか、悩んでいるように見えますが、世評が過剰に高くなっているのに、作る作品が退化して悪くなっているので、リヒター顔はイライラしているように見えるのです。このゲハルト・リヒターとは正反対の方法と価値観が、《象徴界》に依拠した《言語判定法》なのです。今回の講義では《言語判定法》原理論の、冒頭を語っています。