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【一流とは何か?】受講者のみなさんが選んだ《一流》の作品を観ながらから考えます。自己教育と言語判定法⑩
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人は誰でも、自覚的にしろ無自覚的にしろ、アートを初めとするさまざまな物事に優劣を付けています。それがつまり《格付け》ということですが、これには「個人の判断による格付け」と、「社会的に決定される格付け」との二種類があります。そして個人の判断と、社会的な決定と、どちらが正しいのか?は一概に言えない場合があります。しかし《一流》という格を考えると、それは社会性が強く、そのために個人と社会との関わりがより問題になる領域だとも言えるのです。