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【ていないな視点・荒っぽい視点】老子の妙(みょう)と徼(きょう)で美術の見方が変わります。自己教育と言語判定法⑪
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本日は動画を2本アップしますが、その1本目です。古代中国の『老子』の冒頭に書かれている「妙(みょう)」と「徼(きょう)」のお話しをします。ちょっと難しい言葉のようですが、意味はごく簡単です。難しい言葉のようですが、意味はごく簡単です。まず「妙(みょう)」とは物事を「ていねいに見ること」で、それは「無欲の精神」から生じます。そして「徼(きょう)」とは物事を「荒っぽく見ること」で、それは「欲の精神」から生じます。実は多くの人は「徼(きょう)=荒っぽく見ること」で物事を判断していて、それは老子が生きた紀元前500年の昔から、ウクライナ戦争の現代に至るまで同じなのです。そして現代アートの世界では、ダミアン・ハーストをはじめとして、「徼(きょう)」のアーティストがどんどん増えて、世間的にも高い評価を得ているのです。