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音楽朗読劇READING HIGH 5周年記念公演 『YOUNG WIZARDS~Story from 蘆屋道満大内鑑~』
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時は鬼が跳梁(ちょうりょう)跋扈(ばっこ)する平安時代人の心の闇である妬み、恨み、嫉みはやがて鬼となり、それを生み出した人を襲うようになっていた。事態を重く見た時の帝は、大陰陽師である賀茂忠行に都の鬼を一掃するよう命じた。賀茂忠行は日本中から、能力の高い子供を集め陰陽師として育て、鬼退治をさせる事になる。やがて、数多の弟子の中に、他の弟子たちとは比べ物にならない能力を持つ若者が現れた。それが安倍晴明(あべのせいめい)と蘆屋道満(あしやどうまん)である。しかし、晴明はその能力の高さゆえ「あの力は、狐の子ゆえではないか?」と陰口を叩かれていた。また、当時の京都では僧侶と陰陽師の両者は、共に鬼退治を命じられていたことから敵対関係にあり、僧侶の術も使える蘆屋道満(あしやどうまん)も弟子たちの中で孤立していた。鬼を殺せば、殺すほど、人から避けられてゆく二人だが、大江山の酒天童子(しゅてんどうじ)を退治した名将 源頼光だけは、陰となり日向となり彼らを庇護するようになっていた。そんなある日、京の都に妖狐(ようこ)が現れるようになる。妖狐(ようこ)は鬼を喰らう神獣でもあるが、人の心を鬼ごと喰らってしまうアヤカシでもあった。人に狐は倒せない・・・。人は戦う時、必ず心に鬼を生み出してしまう。それは陰陽師も同じこと・・・。むしろ、心の鬼を術に乗せ鬼を討つ。まさに毒をもって毒を制すのが陰陽道である。ゆえに、鬼を喰らう妖狐(ようこ)は、例え陰陽師であっても手出しはできない。倒そうとした瞬間に生まれる鬼を、心ごと妖狐(ようこ)に喰らわれてしまうからである。しかし、ある日、安倍晴明(あべのせいめい)は一匹の妖狐(ようこ)を殺せてしまう。それが、さらに晴明に暗い影を落とすことになる。その男・・・狐の子原作・脚本・演出:藤沢文翁 音楽監督:村中俊之 舞台監督:諫山喜由 舞台監督:長野真梧 舞台監督:名鏡雅宏 舞台監督:樺山成人 舞台監督:唐澤博隆 舞台監督:杉江範子 照明デザイン:久保良明 音響デザイン:小宮大輔 音響効果:熊谷 健 美術デザイン:野村真紀 大道具:伊藤英一 大道具:佐藤太一 衣裳:大戸美貴 楽器:立石圭治 特殊効果:星野達哉 ファイバービーム:中川篤史 DOTIMAGE:原口真砂