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競争の弊害 『徒然草 気まま読み』#54
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40,50ははなたれ坊主 もくれん様は哭らせた 哭ってる(笑) 東大卒の官僚に多い人 知識人も知識の多寡で

今回扱うのは、第百三十段。結論部分を紹介すると…人に勝らむことを思はば、たゞ學問して、その智を人に勝らむと思ふべし。道を學ぶとならば、善に誇らず、ともがらに爭ふべからずといふ事を知るべき故なり。大きなる職をも辭し、利をも捨つるは、たゞ學問の力なり。勝負ごとに入れ込むことの不毛を兼好は説く。ただ勝ち負けにこだわって快感を得るということは、負けた人に不快感を味わわせて喜ぶということであり、徳に背くし、長く恨みを買うことも多く、いいことがない。だから人に勝ちたいと思うのなら、学問をしてその智で勝てという、兼好の深い洞察。古典に対する造詣が非常に深かった作家・田辺聖子が『古典の森へ』で語った徒然草評もご紹介!

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