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凶相の理由 『徒然草 気まま読み』#57
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信長の焼き討ちの時の 比叡山座主は千日回峰 ひえーーーー! 座主
今回扱うのは、第百四十六段。全文を紹介すると…明雲座主、相者(さうじゃ)に逢ひ給ひて、「己(おのれ)若し兵仗の難やある」と尋ねたまひければ、相人、「實(まこと)にその相おはします」と申す。「いかなる相ぞ」と尋ね給ひければ、「傷害の恐れおはしますまじき御身にて、假にもかく思しよりて尋ね給ふ。これ既にそのあやぶみの兆なり」と申しけり。はたして矢にあたりて失せ給ひにけり。「虫の知らせ」というものがある。する必要がないはずの心配が、心の中に沸いてきて、不安でしょうがなくなってきたりする。それはほんの気のせい、取り越し苦労か?いや、そんな不安を感じた時点で、実は危機的状況になっているのだ…という、ちょっと怖くなってくる話。