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人の心の弱さ「徒然草 気まま読み」#102
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あまのじゃく兼好法師 わからん!(発狂) 西欧的? 労働は罪悪的な? SG「その批判は当たら 求道者に対しても愛が 反語(笑)
今回扱うのは、五十八段。冒頭のみ紹介すると…「道心あらば住む所にしもよらじ、家にあり人に交はるとも、後世を願はむに難かるべきかは」と言ふは、更に後世知らぬ人なり。仏門に入って修行をしているからといって、物欲など世俗の価値観、欲求から離れられるわけではないと、兼好はいう。確かに現実はそのとおりで、人の心は弱い。この段の兼好は、人の心の弱さには寛容である。しかし、だからといって、決して仏道を歩むことが無意味だと言っているわけではない。人の心の弱さを認めた上で、さらにその先がある。