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「配所の月」徒然草気まま読み#115会員無料12:55
「配所の月」徒然草気まま読み#115
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ええ言葉やねー 偽善を嫌う兼好法師 流刑ごっこ? ん? んん? 洞察力! 「勢いで」いい訳です 軽率と言い切るのもす つき!

今回扱うのは、第五段。短いので、全文をご紹介。深う愁(うれえ)に沈める人の、頭(かしら)おろしなど、ふつゝかに思ひとりたるにはあらで、有るか無きかに門さしこめて、待つこともなく明し暮らしたる、さるかたにあらまほし。顯基(あきもと の)中納言のいひけん、「配所の月、罪なくて見ん事」、さも覚えぬべし。こういう生き方こそ望ましい、羨ましいと兼好法師が思う態度を語る。中世の知識人たちにとって、憧れの境地とされたという、その生き方とは?出家の身である兼好が、深い悲しみをどう受け止めるのがよいと見ていたのか。小手先の対処などせず、包み隠さずふるまう兼好の生き方がよくわかって興味深い。

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