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清沢冽『暗黒日記』を読む~戦時中、冷徹な観察眼を持ち続けた人『笹幸恵の軍事トリビア』#67
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大本営 = 厚労省 現代のきよさわさんは 素敵なスカーフですね バカすぎてw 笹さんの辛辣な言説は 大...
戦前に活躍した外交・政治評論家、清沢冽(1890-1945)の著書『暗黒日記』の現代語訳版が東洋経済から出版された。清沢は反軍国主義の主張を貫き、戦時中は情報局から執筆禁止者に指名され、完全に干されていた。清沢は言論発表の場を奪われた中、現在のおかしな風潮を日記に残し、後に検証する史料にしようとした。清沢は終戦前に死去したため、自身によって時代の検証をすることはかなわなかったが、しかし清沢が遺した膨大な日記から、現在の私たちが学ぶことは無限にある。あの時代、本物の言論人は世の中の風潮をどう見ていたのか?そして現代の我々は、当時の日本人と比べて、少しは進歩しているのだろうか?