【邦画・ドラマ】大阪ハムレット
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【解説】 大阪の下町で暮らす肝っ玉母さんと3人の息子たちの心温まる家族ドラマ。原作は、第10回文化庁メディア芸術祭優秀賞・第11回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した森下裕美の同題マンガ。出演の岸部一徳が本作で第21回東京国際映画祭日本映画・ある視点特別賞を受賞。監督は「おぎゃあ。」の光石富士朗。出演は「火垂るの墓」の松坂慶子。【ストーリー】 大阪の下町。3人の息子を抱える久保家は、働き者の母・房子(松坂慶子)が支えている。父(間寛平)が突然亡くなって四十九日も済まないうちに、父の弟と名乗る叔父(岸部一徳)が久保家に転がり込む。長男・政司(久野雅弘)は中3なのに、見た目は大学生のように老けている。ある日、大学生・由加(加藤夏希)が側溝に落ちそうになっているのを救い、恋人同士になる。政司は年齢を隠して、由加とデートを重ねる。やんちゃな中1の次男・行雄(森田直幸)は、担任教師からハムレットに例えられる。その理由を知るためにハムレットを読み、自分の家庭事情をバカにされたと思い込む。しかし自分の顔が父にまったく似ていないことに気づき、自分が誰の子供なのか、疑問に思う。さらに母が誰かの子供を妊娠していることを知り、悩みは深まっていく。小学生の三男・宏基(大塚智哉)は学校で“女の子になりたい”と言い、同級生にからかわれ、深く傷つく。そんな宏基を、母の妹・あき(本上まなみ)が慰めてくれた。しかし病気で入院中のあきは、しばらくして死んでしまう。宏基は学芸会の演目『シンデレラ』で、周囲に推薦されてシンデレラを演じることになった。母があきの服を仕立て直して衣装にすることになったが、再び周囲から冷やかされ、宏基は心が折れそうになる。そして宏基の学芸会の当日、久保家は5人揃って家を出る。【スタッフ】監督:光石富士朗 脚本:伊藤秀裕 江良至 【キャスト】出演:松坂慶子 岸部一徳 森田直幸 久野雅弘 大塚智哉 加藤夏希 白川和子 本上まなみ 間寛平【作品情報】ジャンル:- 製作国:日本 製作年月日:2008年 公開年月日:2009/01/17キネマ旬報映画データベースより引用