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真珠湾ヒストリックサイト=ゼロ戦や米軍の退役戦艦、潜水艦を展示3:57
真珠湾ヒストリックサイト=ゼロ戦や米軍の退役戦艦、潜水艦を展示
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日米が第二次世界大戦に参戦する引き金となった日本軍による奇襲攻撃の地、米ハワイ州オアフ島のパールハーバー(真珠湾)には、戦争の歴史を今に伝える博物館や記念館が「真珠湾ヒストリックサイト」として公開されている。 世界有数のリゾート地、ホノルル・ワイキキから車で20分ほどの場所に位置し、入口はフォード島の対岸、カメハメハ・ハイウェイ沿いに設けられている。 入場券は、セキュリティゲートを抜けた突き当たりのカウンターで販売している。太平洋航空博物館、戦艦ミズーリ記念館は各20ドル、USSボーフィン潜水艦博物館が10ドル。3館に入場できるお得なチケット(48ドル)も用意されている。なお、日本軍に撃沈された戦艦アリゾナやオクラホマの記念館は無料で観覧できる。ボーフィン潜水艦博物館以外は、フォード島内に設けられ、定期的にシャトルバスが運行されている。 太平洋航空博物館には、日本軍のゼロ戦をはじめ、太平洋戦争時に就役していた米軍の戦闘機や爆撃機が、当時水上機の格納庫として利用されていた「ハンガー37」に展示されている。隣の格納庫「ハンガー79」も公開されており、F14トムキャット戦闘機や戦闘ヘリコプターAH-1Sコブラなど、米軍の一時代を担った航空兵器が所狭しと並んでいる。 1992年に2度目の退役となった戦艦ミズーリがフォード島に係留され、1998年から艦内を一般公開しているのが戦艦ミズーリ記念館。米海軍戦艦の中では最大クラスのアイオワ級で、排水量は5万8千トン、全長270メートルある。主砲は、16インチ砲を9門搭載し、巡航ミサイル「トマホーク」32基や対艦ミサイル「ハープーン」を16基装備している。神風特攻隊の体当たり攻撃によりできた右舷艦尾の衝突跡や1945年9月2日に日本が降伏文書に調印した右舷01デッキも見学できる。 USSボーフィンは、太平洋戦争時に配備されていたバラオ級の潜水艦。1971年に退役後、1981年より展示され、1986年には、米国の国定歴史建造物に指定されている。狭い艦内に入ると、エンジンやバッテリー、計器類、居住スペースなどが無駄なく配置され、21インチ魚雷も多数搭載されている。甲板には、25口径5インチ砲と40ミリ機関砲を装備。艦橋右舷には、ボーフィンが撃沈した船を表すキルマークが数多く描かれている。隣接する博物館公園には、日本軍の人間魚雷「回天」や米軍巡航ミサイル「レギュラス」なども展示されている。

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