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義風堂々!! 兼続と慶次 第10話「薄雲の傾き」
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これと慶次を交互に放
不敵な笑みを浮かべる徳川家康、憂慮する石田三成、そして豊臣秀吉、各々が上杉の上洛を待っていた。慶次のとばっちりを危うんだ前田利家は、兼続の行程を挫こうと計を案じたが、ことごとく打ち払われ、上洛を阻むには及ばなかった。肝心の慶次は既に京の遊郭、西洞院に忍んでいた。薄雲の座敷で落ち合った兼続と慶次だったが、あろうことか酔客が薄雲を求めて乱入する。その時、薄雲がとった機転に慶次は死中の活を見出したのだった…!