• ゲームパッドを使って音MAD制作(設定編)

    2015-05-06 11:58

    前回は音MAD素材の集め方について書きましたが、今回はゲームパッドを音MAD制作に利用するという内容でブロマガを書いてみました。

    イラスト描く際に使える左手用デバイスを調べていたところ、こちらの記事を発見しREAPERで音MADを作る時に活用できそう、と思ったのがきっかけです。


    これは、キーボードの代わりにゲームパッドを左手用デバイスとし、ショートカットキーを割り当てて操作する、という試みです。
    左手用デバイスは高機能なものがメーカーから発売されていますが、ここでは安価なゲームパッドでそこそこ使えるようにするというコンセプトで紹介します。

    REAPER以外に、動画編集ソフトや画像編集ソフトでも設定できます(ボタンが足りないかもしれませんが)。
    難点としては左手だけでゲームパッドを持つ為、浮かせて操作し続けると手が疲れます。

    ※ちなみに右手はマウスを持つ為、ゲームパッドの右半分は使用しません。左半分だけ使います。

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    ●バーチャルジョイスティック機能

    普通にゲームパッドのキー設定する場合、1つのボタンに1回のキー動作しか設定できません。しかも左半分しか使えない為、割り当てられるショートカットの数に限度があります。

    そこで使えるのがバーチャルジョイスティック機能(Shiftキー機能)。設定切替ボタンを押しながら操作することで、一時的に別のキー設定に切り替えて使用できます。設定切替を利用することで30個以上のショートカットキーが利用可能。

    ここでは「L1」ボタンを「Joystick 2」の設定、「L2」ボタンを「Joystick 3」の設定に切替える設定にしていきます。


    簡略化するとこんな感じ。




    通常操作では①~⑩が適用(「Joystick 1」の設定)。
    L1を押しっぱなしにしながら操作で紫数字⑪~⑳が適用(「Joystick 2」の設定)。
    L2を押しっぱなしにしながら操作で緑数字㉑~㉚が適用(「Joystick 3」の設定)。


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    必要なもの

    ■JoyToKey(URL:http://joytokey.net/ja/)
    シェアウェア(720円)ですが、今のところ機能制限なしで使用できます。ライセンスキーは上記のサイトから購入できます。

    ■ゲームパッド
    PS2コントローラのようにアナログスティック、L1・L2ボタンがついたゲームパッド。
    なるべく、左手だけで持ちやすくて操作しやすいものを選びましょう。

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    設定手順

    ソフトを起動。
    左下の名称変更をクリックして、使うソフトの名前に変更。



    Optionsのタブを開いて下図のように設定を変えます。


    ●「設定したいジョイスティックの数」を3に変更。
      →今回は設定切替ボタンを2つ作るので3で。

    ●「十字キー・POV」を各1ずつに
      →ゲームパッドの左半分しか使わないのでこれで十分。

    ●「斜め入力を別ボタンとして使用」2箇所にチェック。「入力のしきい値」を99%へ。
      →キー入力時の誤動作を防止する為。

    ●設定したいボタンの数を12へ。
      →ほとんどのゲームパッドは12でおk。もし足りなければ増やしましょう。



    「Joystick 1」のタブを開いて「L1」と「L2」のボタンを設定します。
    ゲームパッドのボタンを入力すると、対応している場所が変色するのでそれで判別。



    自分の場合、「L1」と「L2」をそれぞれ押すと、「L1」は「ボタン7」、「L2」は「ボタン5」に該当することがわかりました。


    色が変わる「ボタン7(L1)」と「ボタン5(L2)」の行をそれぞれダブルクリック
    すると、設定ウィンドウを出ます。

    特殊機能のタブを開き、下図の欄を参考に「ボタン7(L1)」は「Joystick 2」に、「ボタン5(L2)」は「Joystick 3」に変更します。




    あとは、「ボタン7(L1)」と「ボタン5(L2)」以外のボタンに、自分がよく使うショートカットキーを設定しましょう。※キー入力の組み合わせは最大4つまで設定可能。


    例:十字キー上に「Shift+Ctrl」を設定




    その他、「Joystick 2」と「Joystick 3」のタブでも各ボタンにショートカットキーを設定すれば完成。


    設定が終われば、だいたい下図のような感じになります。
    REAPER用設定の一例です。
    ※コメントはわかりやすいように後でつけました。

    通常(Joystick 1)


    L1ボタン押しっぱなしで適用(Joystick 2)


    L2ボタン押しっぱなしで適用(Joystick 3)


    ショートカットキーがあまり把握できていなくて、全部は使い切れませんでした(笑)
    いい設定を発見したらまた更新しようかと思います。

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    覚えるまでが若干大変ですが、使いこなせたらキーボード以上に効率性が上がるのではないかと。

    ここでは解説していませんが、ボタンを押す長さ・回数によってキーの効果を複数設定したりもできます。また、スティックの斜めにもキーを振り分けたりする
    と、さらにショートカット設定を増やすことが可能。

    ぜひソフト毎に自分好みの設定を作ってみましょう。



    参考にさせて頂いたサイト:http://www.redjuicegraphics.com/post.html


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  • 音MADの音声素材の集め方(REAPER使用)

    2013-09-20 16:402

    「REAPER」は音声素材集めでも利用できます。
    おかちょさんのブロマガでも「REAPER」を使った切り抜き方法がありますが、ここでは「プロジェクトファイルとして素材を保存し、必要な時に一気に出力できる」という解説をしていきます。
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    REAPERでの素材収集の利点

    1、 映像を確認しながら切り抜ける。

    2、 ショートカットキーを弄れる。

    3、 プロジェクトファイルとして素材を保存できる。
     切り抜いた素材ファイルをバックアップする必要がありません。ハードディスクの故障で音声素材が消えたとしても、プロジェクトファイルと元動画があれば復旧可。

    4、 セリフの前後を知りたい時に確認しやすい。
     プロジェクトファイルを開けばすぐにセリフの前後がわかる。

    5、 同じ素材をダブって切り抜いてしまうことが無くなる。

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          準備するもの
    ① REAPER
      ver.0.99だとまとめてファイルの出力(作業の手順⑦)ができないようです。
      ※ver.1.0以降はシェアウェア。しかし起動時に5秒間待つという制限付きで使用可能。
    FFmpeg
     
    動画の読み込み/書き込み形式を増やせます。こちらのページを参考に導入しましょう。
     
    ※導入後もMP4等が読み込めない場合、コーデックパックを入れると改善する場合があります。

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          作業の手順
          ①

    元の動画ファイルの名前を『【】動画のタイトル』にする。

    例:【】マサルさん1話.avi

          ②
    動画ファイルをD&D。動画の読み込みでは右下のようなvideo windowが出ます。最初は音声の波形表示が小さいので左端のトラックを下に引き伸ばして、波形を大きく表示できるようにします。





          ③
    切り抜きたいセリフの始まりと終わりの部分、2箇所を「S」キーで分割。分割したアイテムは2番目のトラックに移動。

    ※グリッド線があると分割しづらいので、「Alt+G」でグリッド線を消すことができます。



          ④
    移動したアイテムをダブルクリック。「Medea Item Properties」のウィンドウを出します。
    下図の赤丸のように、
    一番前にセリフを、『【】』の中にはセリフが始まる時間(下図の黄丸の値を参照)を入れます。

    時間は、例えば開始位置が2分31秒だったとしたら【0231】等。少し面倒ですが、シーンの時間を入れることによって映像編集がしやすくなります。

    例:オハヨー【0231】マサルさん1話.avi




          ⑤
    ③~④を繰り返して、分割したセリフを2番目のトラックへ全て移動。


          ⑥
    2番目のトラックの全アイテムを選択。
    ※トラック2の左にあるトラックコントロールパネルをダブルクリックすると全選択できます。



          ⑦
    「Ctrl+Shift+F」同時押しで、「Batch File/Item Converter」ウィンドウを開く。

    1,
    「Add…」の「Add selected media item(s)」を選択。すると、リストに切り抜くファイルが表示されます。

    2,
    「参照…」で保存する場所を決定。

    3,
    そのままではセリフの前に番号がついた状態で出力されてしまうので、「ワイルドカード」から$itemを選びます。

    4,
    最後に右下の「Convert all」を押せば選択した全アイテムが出力されます。






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    以上が作業の手順になります。

    初めて音MADを作ろうとお考えの方は、一つの方法として参考にしていただければ幸いです。