• いろは坂配列の使い方

    2019-08-15 20:42



    いろは坂配列の使い方

    ●導入
    いろは坂配列の使用には「かえうち」(https://kaeuchi.jp/shop/) が必要です。
    定義ファイルは以下のリンクで配布してます。
    https://drive.google.com/file/d/1AvXsjTUaa8Lba-Jn9eExeP_37okL2tJx/view

    ●ホームポジション
    配列表で青丸が置かれているキー。QWERTYのキーでいうと
    a w r g  k o @ ] がホームポジションです。
    中指と薬指の間を空ける形になります。
    キーの色については、黄緑色が小指、水色が薬指、黄色が中指、赤・ピンク色が人差し指が他担当します。
    ただしこれらの指定は厳密なものではなく、単語によって最も打ちやすい運指で打つ事を理想としてます。
    また、運指が特殊なキーは以下のとおりです。

    深緑色のキー (の・を・く・も) 中指・薬指どちらでも可
    濃ピンクのキー (じ)  左右どちらの人差し指でも可

    運指固定を前提してない配列で、配列の柔軟性と引き換えに使用者の練習量が求められるかもしれません。

    ●単打
    配列表の各キーの右下が単打で出力する文字です。
    一部の濁音「が」「で」「だ」「じ」「ど」「び」「ぎ」も単打で入力します。

    ●後置シフト
    後置シフトキーは★マークで示されたキー (o) です。
    表記のとおり、基本的には「ょ」を出力するキーですが、
    単打で出せない濁音
    「べ」「ぜ」「ぞ」「げ」「ざ」「ぐ」「ば」「ご」「ず」「ぼ」「づ」「ぶ」
    については、対応する清音を入力後に「ょ」を押します。
    換言すると、「ょ」と「゛」は同一キーで兼ねており、前の文字によって切り替わるという事です。
    ちなみに「ゔ」と「ぢ」は単打でも後置シフトでも出せません。
    「ゔ」は例外的に「う」+「ゅ」で入力できます。
    「ぢ」は後述の前置シフト (っび) で出します。

    また、一部の拗音「てぃ」「でぃ」「とぅ」「どぅ」「いぇ」「うぃ」「ねぇ」についても、「単打キー」+ 「ょ」で入力できます。

    ●前置シフト
    前置シフトキーはJISキーボードの変換キーであり、「っ」と兼ねてます。
    キーを押した直後は何も起こりませんが、続いて単打キーを押した時に「っ」+「単打」を出力します。
    また配列表でキーの左下の表記のとおり、「っ」と単打の組み合わせで一部の文字は例外的に別の文字を出力します。列挙すると以下のとおりです。

    っの → ぬ
    っび → ぢ
    っま → ぱ
    っみ → ぴ
    っう → ぷ
    っれ → ぺ
    っも → ぽ
    っに → ぃ
    っむ → ぅ
    っえ → ぇ
    っお → ぉ
    っを → うぉ
    っょ → 、

    っゃ → 。
    っよ → TAB

    以上のように全ての半濁音と、「ぁ」以外の捨て仮名は前置シフトで入力します。
    また、前置シフトキーの後にスペースまたはエンターを押すと「っ」だけが出力されます。シフトを連打した際もシフト面が有効のまま「っ」が入力されます。

    カタカナ語ではしばしば「っ」+半濁音が現れますが、その際は前置シフトを連打し、
    っっま → っぱ
    のように入力します。

    このシフト方式の欠点ですが、たとえば以下のような文字列は普通には打てません。
    「うっうっうっ」「おっおっおっ」「ばっよえーん」
    その際は「うっ/うっ/うっ」のように単語の途中でエンター確定を入れれば入力できます。
    ただ、このような打てない単語に出くわすのは稀かと思ってます。

    ●連続シフト
    前述の前置シフトは、シフトを押しっぱなしにすることで連続シフトが有効になります。
    連続シフト時に単打キーを押しても「っ」は出力しません。
    具体的には半濁音が頻発する際に使います。例えば以下のような単語です。
     パパ ピンポン パスポート パリピ ピョンピョン
    これは前置シフトキーを押しながら打ったほうが少ない打鍵数で打てます。
    半濁音は全体の頻度からすると少ないですが、出現する際はまとまって現れる傾向があるので、このような連続シフトが有用です。

    連続シフト中はシフトが強制的に有効になるので、一部の単語は打てません。
    たとえば「ぽむぽむ」を連続シフトで打つと「ぽぅぽぅ」になってしまいます。

    また連続シフト時に「っ」を打ちたい時は左上を「や」キーを使います。
    たとえば「ぱっぱっぱっ」のように半濁音と「っ」がまとまって現れるワードで有用です。

    ●拗音
    いろは坂配列では「ゃ」「ゅ」「ょ」が全て単打で入力できます。
    また、一部の拗音は前述のように後置シフトで2打で出せます。
    「ぁ」については「ゃ」キーの単打で出せます。前の文字に依存して「ゃ」と「ぁ」が切り替わります。
    以上のいずれの方法でも出せない拗音については、前置シフトを使って捨て仮名を出す必要があります。


    以上のようにマニュアル化すると少し長くなってしまいましたが、配列表に必要な全ての情報を詰め込んであります。したがって基本的に配列表だけを見ればよく、このマニュアルを参照しながら練習する必要はありません。

    シンプルさを重視してるのでキー位置以外に覚えるべき事は少なくしたつもりですが、
    単打で打てる濁音「が」「で」「だ」「じ」「ど」「び」「ぎ」は早めに覚える事をおすすめします。この部分濁音単打のルールは私も始めて1~2ヶ月の間はかなり混乱しました。

  • 広告
  • いろは坂配列~単打キー数最多カナ配列~

    2019-07-14 02:54


    「いろは坂配列」は単打キーが最も多い新しいカナ配列です。


    コンセプトは単打こそ正義」

    単打キーが56もあります(JISかな配列は48)。
    練習さえすれば慣れるはず。だってピアノですら人間に扱えるのだから。

    ただ、広範囲のキーを使うとなると通常のホームポジションでは無理が生じます。小指と人差し指に2列以上任せられても、中指薬指ではそれぞれ1列ずつしか任せられませんよね。

    そこでいろは坂配列では、中指と薬指を1列空ける独特のホームポジションを採用しています。これにより広範囲のキーをホムポからあまり離れることなく打てます。

    その代わりに「中指薬指どちらで打ってもよいキー」が4つほど生じてます。


    キー数多い4段配列では手を縦に激しく動かさなければいけない単語がありがちです。JISかな配列では「あさ」「よる」「ゆめ」「ふさふさ」等たくさんあります。これではピアノのようには打てません。

    そこでいろは坂配列では頻出キーを2・3段目にまとめ、さらにキーの並び順を工夫することで1と4段目で同じ手での飛躍が起きにくいように調整しました。

    山の麓から頂上へ一直線に目指すのは辛い、でもうねうねと曲がりながら登ることで楽な傾斜で済みます。
    そのようなヘアピンカーブで有名な栃木県のいろは坂の名前を採用しました。

    「ゃ」「ゅ」「ょ」の単打化や、「が」「で」「だ」「じ」「ど」といった頻出の濁音の単打化を実施し、標準的な日本語文の総打鍵数がJISかな入力と比べて12%減少しました。

    また「ょ」と濁点を同キー、「っ」とシフトを同キーにしてます。このような着想は「月見草配列」から拝借してます。


    いろは坂配列は以下のような方におすすめです。

    ・高速入力に興味がある人。

    ・運指最適化に抵抗がない人。

    ・qwertyローマ字入力はできるけど、成長に限界を感じる人。

    ・JISかな配列を試したけど挫折した人。

    ・月配列のようなシフト面を覚えるのが苦手な人。

    ・タイピング練習・軽めの指トレに耐えられる人。

    ・キーボードのキーが増えるほどロマンを感じる人。



    実装は「かえうち」https://kaeuchi.jp/を使います。
    定義ファイルを以下に置いておきます。
    https://drive.google.com/file/d/1AvXsjTUaa8Lba-Jn9eExeP_37okL2tJx/view



    ↓↓↓詳しい使い方↓↓↓
    https://ch.nicovideo.jp/chidauyu/blomaga/ar1799997


  • [Google日本語入力] 学習ONにしておいて「学習を使わずに変換」を使う

    2018-09-09 18:04
    Google日本語入力には「学習を使わずに変換」という機能がある。


    設定画面


    これは学習機能のON/OFF問わず、まったく学習させてない初期の辞書を参照して変換を行う機能だ。

    ふつうの変換はスペースキーで行うと思うが、「学習を使わずに変換」を別のキー、たとえばTabキーとか、Shift Spaceに割り当てる。
    これを応用すると漢字の打ち分けが高速で行えるはず。

    私のオススメは以下のとおり。

    学習あり/学習なし

    ◎哀しい/悲しい
    ◎創造/想像
    ◎意外/以外
    ◎昨日/機能
    ◎昇る/登る
    ○呼んで/読んで
    ○意図/糸
    ○息/即
    ○裂/列
    ○繁栄/反映
    ○不覚/深く
    ○贈る/送る
    ○護る/守る
    ○漢字/感じ
    ○地/血
    ○唄う/歌う
    ○堕ちる/落ちる
    ○反則/販促
    ○凶器/狂気
    ○蒼穹/早急
    ○征服/制服
    ○駆け/掛け (「かけ」と「掛」を抑制単語にする)
    ○埃/誇り (「ホコリ」を抑制単語)
    ○言えor癒え/家
    △代わる/変わる (前の文字により学習OFFでも「代わる」がたまに出る)


    ◎かなりオススメ。
    ○オススメだが、学習したほうの文字の使用頻度は必ずしも高くない。あるいは、打ち分けする機会がそもそも少ない。
    △有用だが、前の文字によって変換候補が変わることがたまにある。