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SOS

2014-11-23 16:01
  • 2

駅へと向かって走る途中、
ドアが閉まる車掌のアナウンスが始まっていた。


僕は急いで車内に入ろうとしたが、


車内は満員でどこも僕が入るスペースがない。


ホームを走り、入れる車両を探す。


そしてわずかに空いてる車両を見つけ、
僕は急いで乗り込んだ。


ドアが閉まった。


両サイドから押し迫るドアに、
一瞬挟まれそうになったがなんとか無事だった。


ホッとした。


少しかいた額の汗をシャツの袖で拭い、
チラと見えたドアの貼紙に

「女性専用車両」

と書かれているのを目にして、
僕はおしっこを漏らしかけた。


髪の毛が逆立ち、

肩が外れ、

内臓が破裂した。


口からはすべての歯が抜け落ちて、

足の関節は3つに増えた。


目は発光し、

子供達は大人に反発し、

草木は枯れ、

大人たちはむやみに森林を伐採した。


普段なら漏らしていた。


あたりを見渡すと

女性、

女性、

ばばぁ、

女性。


近くにいた外人の女性が
「Ah~HAHAHA!!」
と笑っている。


「ヤバイ、ヤバイ」


僕は、外人の横をうつむきながら通って、
横の車両へと移動した。


すると、アロハシャツのおっさんが、
女性専用車両から移ってきた僕を見て、
苦笑いで席を譲ってくれた。


「いや、いいです」
と断り、顔が真っ赤になったまま、
下を向いて、目的地の駅で降りた。


ホームから改札の方へ向かおうとした時、
横のほうから
「Ah~HAHAHA!!」
と聞き覚えのある声がした。


「マジかよ。同じ駅かよ。」
と思い、
僕はバドミントンで培ったステップで、
改札を出て行った。












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