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今年3月15日にニュー・シングル「RAIZIN」をリリースし、3月から5月にかけて全国ツアー<Royz SPRING ONEMAN TOUR「来雷行脚」>を行なったRoyz。その全公演が熱狂的な盛り上がりを見せたことや「RAIZIN」のクオリティーの高さなどからは、現在の彼らがより魅力を増していることがうかがえる。今年7月に次作をリリースし、その後のツアーも決定しているなど密度の濃い動きを見せている彼らは2023年を通してさらなるスケールアップを果たすに違いない。Royzの昴(vo)と智也(ds)に、現在のRoyzについて語ってもらったインタビューを3回に亘ってお送りする。


――<Royz SPRING ONEMAN TOUR「来雷行脚」>は、いかがでしたか?

昴:去年の後半くらいから2023年は感覚的な部分で夜明けの年になるというのが、メンバーみんなの共通した認識としてあったんです。それを見据えて2023年の頭に“RAIZIN”というタイトルを冠した2デイズ・ライヴを大阪のESAKAMUSEでやって、3月に「RAIZIN」というシングルをリリースするという流れを作ったんですね。メンバーそれぞれがそれぞれの中で、“この1年が、ここからがほんまに腹を括ってやらなあかんタイミングなんやろうな”ということを感じていたと思うんですよ。