今年の最大の目標EX THEATER ROPPONGに挑むXANVALA!
70.と知哉の共作「ビューティフル」、この2人の共作は実はXANVALA全員で作った5年目にして初の作品!
ANNIVERSARYと題したツアーも相まって運命のような作品が、
またXANVALAに新たな息吹を吹き込む!
■まずは去年2024年、Zepp Shinjukeでのワンマンライブも成功させて、アルバム「BANQUET」もリリースしたXANVALAですが、去年1年はどんな年でしたか?
70.:人生初のZeppの大きなステージで、バンドとして1000人以上のステージに立てた事がバンドマンとして改めて見直す事が出来たし、広いステージでどう自分を見せるのかも見直せた1年でした。Zeppに立って今までやってきた事と違うことに挑戦したいなと思えたので、その違う表現方法を探す1年でもありました。みんな作曲が出来る中で、アルバムはメンバー全員思ってる事は一緒なんだなって事も確認できて、ただ暴れる曲だけでは無くて、自分達の曲をさらに良く聴かせる曲が沢山出来たので、ライブの展開やセットリストの組み方が面白くなりましたね。
知哉:やはりZeppという大きな目標があったのと、制作チームや、関わってくれる人達が目に見えて増えた事もそうですし、次のEX THEATER ROPPONG(以下、EX THEATER)も発表しましたが、ホールでの活動がより具体的に見えて来たのを大きく感じますね。
■BANQUETは色々挑戦した曲もあったと言っていましたよね。民族的な音楽もあったり、XANVALAにとって多種多様なアルバムでした。
70.:今まであった曲プラス、その曲達を3倍にも4倍にも引き立てる曲が増えたので、色んな演出も出来るようになりましたし、バンドの成長としても、みんなさらに一皮むけたいんだという気持ちがアルバムを改めて聴いて感じましたね。
知哉:今まで通り各々が曲を持ちよって制作しましたが、新しいタイプの曲も自然と受け入れる事が出来て、XANVALAらしさも残しつつ、どの曲も自分達らしさで消化出来たので、ライブの見せ方、表現の幅が広がった作品になりましたね。
■2025年5月5日(月・祝)にEX THEATERのワンマン公演に向けて、「XANVALA TOUR 2024-2025 “Ark”」と題し、4本の全国ツアーを行う事がすでに発表しております。その第一弾となる「#1 ANNIVERSARY」が絶賛開催中ですが、今回のツアーはどんなツアーになっていますか?
70.:5周年の記念ツアーでもあるので、結構初期の曲から最新の曲を織りまぜて楽しませる事に挑戦しています。今まで無かった曲と曲の繋ぎ方もあるので、そのセットリストを巽が考えてくれている中、そのイメージ通りにバンドで表現しつつ、少し挑戦的な感じのツアーになっていますね。ツアーが始まってから巽がMCでも言ってくれているんですが、5年も活動出来てるんだって改めて感じるし5年間走って来られたのは皆なのおかげだという感謝の気持ちを伝えるツアーにしたいです。
知哉:久しぶりのロングツアーでもあるので、#1ファイナルの渋谷PLEASURE PLEASURE(以下、PLEASURE)公演もみすえつつ、セットリストもそうですし、演出面も色んな新しい事に挑戦出来ているので楽しいですね。
■1月31日(正確に伝えると2020年1月30日)は、XANVALAが初めてライブを行った日、あのときは、池袋BlackHoleが舞台でした。あれから現在、#1のファイナルの舞台はPLEASURE公演です。ANNIVERSARYというタイトル通り、バンドの成長含め思う事は沢山あるのでは無いでしょうか?
70.: PLEASUREが初の座席ありのライブになるので、5年活動して来てバンドが成長した姿を見せたい、必ずSOLD OUTした景色を見せたいと常に思っています。これから先バンドが向かう場所が大きくなればなるほど座席がある公演も増えて来ると思うので、その座席ありの会場でも俺達はXANVALAを伝えれるんだって事をこのファイナルで証明したいですね。
■ライブの戦い方は多少変わるんですか?
70.:5年ってバンドにとって本当に大切な時期だと思っています。ここでの戦い方がマンネリ化したり疎かになるとこの先の軸がブレたりするターニングポイントなので。今までの俺らは暴れたり声出したり、そんなイメージが多分お客さんの中であったと思うんですけど、それがなくても俺らのライブは楽しいんだよっていう違う武器を見つけたいなと思っているのが最近です。暴れる戦い方も出来るけど、違うアプローチでも楽しさを伝えられるバンドになりたいと思っていますね。そこの到達点に近づくためのツアーだとも思ってます。
知哉:座席がある事でお客さんが最初は戸惑うかもしれないけど、そういう不安を一切無くせるような見せ方をいつも通りそれ以上に意識してライブしたいと思いますね。
■見せるライブという所で、とうとうドラムセットが回転するんじゃないですか?(笑)
知哉:前のインタビューの続きですね!本当はやりたいですよ!ただ結構それが現実的に出来そうな規模にはなって来てはいると思うので、後は予算次第です!(笑)
■コロナ禍にはじまったバンドという部分で、実際その時は、声出しも出来なかったし、お互いの距離もとった上で、動く事も出来なかったので、XANVALAは逆にいうと原点に戻るような気がします!
70.:確かにそうですね!ある意味原点でした!ANNIVERSARYというタイトルで座席ありのPLEASUREでライブするのは面白いかもしれないですね!
■今回その4本のツアーのタイトルが、「#1 ANNIVERSARY」「 #2 Home」「#3 WEST」「#4 EAST」となっております。この#2のHomeですが、まさにメンバーの地元でのライブって意味だったりするんですか?
70.:そうですね。地元での凱旋ライブになります。自分は地元が埼玉なので、初日2月8日の浦和ナルシスが凱旋ライブになります。ナルシスは学生時代に普通にチケット払ってビジュアル系のライブを見に行っていましたし、ビジュアル系のバンドをやろうと思わせてくれたライブハウスなので、そこで今年は凱旋ライブが出来るのが楽しみですね。思い入れがある場所なのでSOLDしてナルシスに恩返ししたい気持ちです。後、セットリストは地元のメンバーが組むので、久しぶりに自分の好きなセットリストが組めるのも楽しみですね。おそらく自分の曲が多くなると思うので闇系の初日になると思います!(笑)
知哉:自分は横浜が地元なので2月16日の新横浜NEW SIDE BEACH!!ですね。横浜でのライブ自体はこの前1回イベントを出させてもらったのが人生初の横浜ライブだったので、ワンマンでは完全に初横浜なので逆に新鮮な気持ちで楽しみです。
70.:ドラムをステージの一番前に出したら!(笑)
■面白いじゃないですか!そんなビジュアル系バンド見た事がありませんよ!
知哉:どこまでやって良いのか。ちょっと相談しますが多分NGになります!(笑)。お客さんは暴れ曲全開のセットリストを期待されていると思うので、それに答えようと思っています!
■先日、70.さんと知哉さんの共作「ビューティフル」のMVが解禁されました。共作での作品はXANVALAでは今まであったのでしょうか?
知哉:最初のデモは僕が作って、それを70.に投げてブラッシュアップしてもらう形は過去何曲かありますね。
■この曲について詳しくお二人から話を聞いてみたいです。
知哉:今回のArkツアーが去年の12月から始まって、このタイミングで衣装を変えて、新曲のMVを公開するのはスケジュールとして決まっていたんですが、去年の夏ぐらいに70.から今回の曲は知哉にお願いしたいと言われてそれから作り始めました。今までライブを想定して作る事が多かったのですが、MVやリリースも決まっていたので今までと違うプレッシャーがありましたね。やはりある程度メロディアスな部分も残したり、MV映えする曲構成にしたいとか、色々試行錯誤しながら結構時間もかかりました。
■70.さん、知哉さんからデモをもらった時、どんな感触でしたか?
70.:初見でこれは大丈夫だなと思いました!色々プレッシャーはかけてしまったけど、1年ぐらい知哉曲を出してなかったのでこのタイミングで曲を作って欲しいとも思いましたし、シンセだったり同期とかを着色したぐらいで、ほぼリズムも変えずアレンジできました。
知哉:今回はギターのフレーズを70.くんに作ってもらった上で、宗馬にもアレンジしてもらったり、メロディーやサビに関しては巽に手伝ったりしてもらって、結構メンバーみんなで作った感じが強いです。
■2人の共作ではあるけど、XANVALA全員で作ったような曲なんですね! ANNIVERSARYってタイトルのツアーのタイミングに全員で曲作りするって何か運命深いものを感じますね!相変わらずメンバー仲が良いですね!
70.:5年目にして初めてみんなで作ったって面白いですよね。作って行くうちに自然とそうなってたので改めて良いバンドだなって思いました!そういう感じで聴いてもらえると、さらに好きになってもらえるんじゃないかな。
■今回のMVが出来上がってみてどうでしたか?
70.:ラスサビに落ちサビみたいな所があるんですが、そこは広大なイメージでメロディーを付けたので、天井が高くて広い所、ドームみたいな所で撮りたいと思って探しました。福島県にそのイメージの場所があったので、そこで撮りたいと監督さんに相談しました。今までもメンバーが動き回れる広い場所を選んで来ていますが、個人的には表現力プラス、今回はライブをやっている事をイメージして撮影したのでそこも表現出来たMVになっています。
■メンバー全員で作って、ライブも意識出来るメチャクチャ良い1曲になりましたね!知哉さん!
知哉:プレッシャーがあったのでほっとしています!MV曲を作るのが初めてだったので、難しかった分、自分自身次に繋がる作品になりました。
■そして今年は2025年5月5日(月・祝)にEX THEATERでワンマン公演が決定しております。思いを教えて下さい。
知哉:正直、実感が湧いてはいないのですが、ほぼホールみたいな所なので、今までと同じやり方では通用しない部分も出てくると思うので、関わってくれる制作チーム一丸となって試行錯誤しながらこの日のライブを作って行きたいですね。ある意味それも楽しみだったりもしています。
70.:ライブハウスとしては最大規模になるので、これは全員一致団結で挑まないとクリア出来ないと思っています。#1〜4のコンセプトツアーの中でどこまで達成出来るのかプレッシャーをかけてやっていますね。EX THEATERの後も、また次の目標があります。そこに行く為に自分達に自信を付けてここも乗り越えて行きます。EX THEATERをクリア出来た末に挑戦するのはホールなので。ライブハウスは今後ももちろんやり続けては行きますが、ある意味でライブハウスを卒業してまた一旦リセットしてホールで勝負出来るバンドになる為の始まりを創るEX THEATERではないかと思っていますね。
■次の目標は武道館ですか!?
70.:勿論やりたいですね!2024年末にDEZERTさん、2025年はキズさんが武道館やりますが、そういうのを見ていると物凄く励みになるんですよね。ビジュアル系の可能性を見せてもらっているので、次は自分達がそういう存在になってV系をやっているバンドマンこれかは始めるバンドマンに夢を見せられる存在になって行きたいと思っています。
■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。
知哉:今すごい転換期というか、バンド史上一番のステップアップに向けての貴重な時期だと思うので、このタイミングで全部の活動を追いかけてもらいたいと思っています。
70.:Vijuttokeさんには各メンバーのパーソナルも取材してもらったり、本当にお世話になっております。読んでくれているみんなにもありがとうの気持ちもありますし、応援してくれて損はさせないし夢を見せ続けますので、これからもXANVALAを宜しくお願いいます。
■ありがとうございました。飛び道具とかではなく、正当な戦い方をして来てステップアップを常に出来ているビジュアル系バンドはXANVALAしかいないぐらいだと思うんですよ。XANVALAが常に前を走って、それを目標に頑張る若手のバンドが増えたら、またこのビジュアル系シーンも盛り上がると思っています!引き続き期待しかしていません!
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1月23日(木)18:00 XANVALA(70.&知哉)
1月24日(金)18:00 アニブイ
1月27日(月)18:00 THE MICRO HEAD 4N'S
1月28日(火)18:00 浅葱
Artist INFORMATION
XANVALA ONEMAN LIVE
2025年5月5日(月・祝)
EX THEATER ROPPONGI
開催決定!
詳細後日解禁