
元ヴァージュの遼(vo)とAshmaze.の楽器陣という編成で、昨年9月に始動したAzavana。ハードネスを軸にドラマチックさや憂いなどを融合させた上質な音楽性や痛みを描くことでリスナーの心に寄り添う歌詞、凛としたヴィジュアルなどが折り重なって生まれる彼らの世界観は非常に魅力的で、多くのリスナーから熱い注目を集めている。2月15日に1stシングル「灰色の海を泳ぐホタル」をリリースし、現在全国ツアーをまわっているAzavanaの詩結(g)と諒平(g)の最新の声を、2回に亘ってお届けする。
Interview:村上孝之
――続いて、現在行っている<Azavana ONEMAN TOUR 2025 「証」>について話しましょう。同ツアーを行うにあたって、テーマやコンセプトなどはありましたか?
諒平:ザックリいうと、このツアーを通してファイナルまでにAzavanaというものを完成させるということがテーマになっています。もっと、さらに“ギュッ”と強いものにしていくという。
詩結:ツアーが始まる前はちょっと修行みたいな感覚もありましたけど、いざ始まってみると、ただただ楽しんでいます(笑)。