
L→R Drums:裕哉 / Vocal:龍寺 / Bass:たつひ / Guitar:タイゾ
15年の時を経て、ゾロの復活が決定!10月5日に渋谷CLUB QUATTROのライブは、当時の続きや、当時を再現するライブではなく、また新たなアップデートしたゾロのステージになる!
■誰もが予想しなかった15年振りの4人の再集結。その裏にはどんな裏話があるのでしょうか?
たつひ:前進バンドの「そろばん」で、去年10月にライブをやったのですが、その終わった後に単純にゾロでもやりたいと思ったんです。
龍寺:多分無理だよねって話にもなったんですが、その後、たつひが2人に声をかけてくれたんですよ。
■実際、たつひさんから声がかかって2人はどう思ったんですか?
タイゾ:自分が最後にゾロのライブに出たのが2015年の解散ライブで3曲だけギターを弾いたんですが、その時は裕哉はいなかったので、今回4人が集まるんだったら単純にやりたいと自分は思いました。
裕哉:去年「そろばん」でライブをやって、次の日にドラムを片付けたんですが、たつひとご飯に行った時に、ゾロの誘いがあり、僕はずっと音楽を辞めていて、普段仕事をしている中で、隙間時間で練習するのも大変だと思ったんですが、変な話、3人がOK出していて僕がNGってのもおかしいなと思ったんですよね。
龍寺:正直2人がOKする前提ではなかったので、断られたら悲しいけど2人に聞いてみるって話はたつひとしていました。それで2人がOKだったので、もうやっちゃいましょうって感じですね!
■この15年間、各メンバーさんはどんな活動をされて来たのでしょうか?
タイゾ:ゾロの後は「Kra」をやっていて、その後は自分でバンド組んだ「ANONYMOUS」をやっていたのと、その後「ベル」でも活動していました。
裕哉:ゾロが終わった後は、リアルに1ヶ月ぐらいで仕事を決めてずっと15年間働いていました。その間ドラムも触ってないし、切り替えが自分の中で出来ていました。
龍寺:4人でのゾロが活動休止して、たつひと2人でゾロをやっていましたが、その活動も終わって、一回ビジュアル系というジャンルを全部取っ払って、「WHITEHEAD」という名前でシーンにとらわれず音楽活動をはじめました。それもあって今のビジュアル系のシーンが全然分からない状態でもありましたが、やはりルーツや根本はビジュアル系が好きなので、最近また新しいビジュアル系バンドを不定期ではじめています。一応この15年間音楽活動は続けています。
たつひ:龍寺と2人でのゾロの活動が終わった後は、僕もビジュアル系ではない、女の子2人と3人でユニットを組んで「RUMCAT」というバンドをやっていました。それが5年前に終わった後は、地元の三重に帰ってそれ以降は音楽活動は続けていなかったです。
■2010年12月29日にこの4人でのラストライブになるC.C.レモンホールでのワンマンライブで活動休止をしました。この日の事は覚えていますか?
タイゾ:演奏がどうだったとか細かい事は覚えてはいませんが、やり切った感じで辞めた訳でも無かったので単純に悲しかった記憶はあります。
裕哉:僕はこの日で音楽活動自体が終わったので、悲しいきもちと、この場所でライブが出来る楽しい気持ちもあって、あっという間に終わった記憶があります。
たつひ:全く覚えていないです。良い思い出ではない訳ではないのですが、かき消されています。
龍寺:まっさらな感じです。きっと自分とたつひが特に記憶が残ってないのは、この日活動休止のライブだったけど、ゾロとしては2人で続けて行こうと思っていたのでそこが強いんだと思います。気持ち的にもこの日の先を見てないと駄目だという感覚がありましたからね。
■そして今年10月5日に渋谷CLUB QUATTROにて15年振りのワンマンライブ「貴方の御命、頂戴致します…」が決定しました。まずはタイトルに込められた意味を教えて下さい。
龍寺:はっきり言いますが、僕が決めた訳ではないです!(笑)
たつひ:僕が決めたんですが、意味というか、初期の頃ゾロのライブが始まる前に龍寺がいつもこの言葉を言ってからライブがスタートしていたんです。ファンの方もタイトルを見ただけで気分が上がるのかなと思い、今回復活ライブをするならこのタイトルしかないなと思ったんです。
■15年振りのライブ、どんなライブになるかと思いますか?
タイゾ:まだスタジオも入ってないので、正直どんなライブになるか分からないですが、15年振りに4人で出す音が楽しみな状態です。漠然とあるのが、思い出だけのライブにしたくないですね。懐かしだけで終わるんじゃなくて、当時みたいな攻撃性があるゾロらしい、トゲトゲしたステージにしたいとは思っています。
裕哉:15年振りに1日ライブしますというノリは面白くないから、どうせやるなら進化したいですね。過去よりも何か良いものを表現したいです。この15年、音楽を続けているメンバーもいるので、その間の何かをゾロにミックス出来たらもっと格好良くなるんじゃいかな。何か残したいですね。
たつひ:最初はあの日のC.C.レモンホールの続きが出来たらと思っていたんですが、裕哉にアップデートしないとダメだよって怒られたので、あの続きプラスアップデートしたものをこの日に出したいですね。
龍寺:最近ゾロの曲を一通り聴いていたんですが、お客さんの事は考えて作曲する大前提ではあるんですが、そこに重きをおいて作曲するタイプではないなと第三者目線で感じたんです。だからこそ自分のカラーがしっかりしているので、それがライブにも反映されていたんだと思います。きっと2025年になった今、その当時のライブを再現するのは、多分頭で分かっていても、本質的に面白くないし拒否反応を起こすような気がするんです。だからさっき話に出たアップデートしたライブというワードがしっくりきました。雑ですけど大人しいライブはしたくないですね。それでないと復活した意味がない気がしています。
■そのアップデートという部分で、この日新曲を披露しようみたいな話はないですか?
龍寺:そういう話は全くないです。個人的にそこは求めていません。
■そして当時4人の頃の楽曲のほぼ全曲がサブスクでの解禁も決定しました。各メンバーさんゾロの楽曲でおすすめの曲、聴きどころなどを聞いてみたいです。
龍寺:当時1番好きだと思ってなかった曲が、今逆にそこにきている曲が「timeland」ですね。
一同:この曲はサブスクに入らないみたいです。
龍寺:今の嘘です。(笑)もう少し考えます!
裕哉:僕はアルバム単位では「CORE」が良い味出ています。あれでも抑えた方なのですが、結構このアルバムはマニアックになっています。1曲をピックアップするというよりは、全部の曲でバランス感が良いので、作品として全曲聴いて欲しいアルバムです。
たつひ:僕もアルバムでいうと「KIGA」ですね。この4人で出した最後のアルバムなのですが、当時、裕哉が作る曲が神がかっていて、とにかく良い曲しか作ってこなかったんです。全体的にバランスも良いし久しぶりに聴いて思いました。この収録曲でピックアップすると自分の曲でシングルにもなっている「GOLD CARD」は、4人のゾロの時代に作曲した最高傑作だと思っています。
■ちなみに裕哉さんが神がかって曲はどの曲になるんですか?
たつひ:「猿愛」、「青馬」、「連弾」、「style」、「green」も全部神がかっていました!曲の選考会の時はびっくりしたのを覚えています。これもアルバムを通して聴いてもらいたいですね。
タイゾ:自分もアルバムは「KIGA」になってしまうんですが、先ほど名前も出た「連弾」が好きですね。このアルバムが4人での最後のアルバムだったので、余りライブで沢山は出来なかったですが、今聴いてもこんな曲をやっているビジュアル系のバンドはいないし、当時ここまでの個性が出ていたバンドはいないと思います。このアルバム自体、ゾロが2007年にはじまって、アルバムごとに成長していって、短期間でここまでのステップに行ったのは、今客観的に聴いて改めて凄さを感じました。
龍寺:僕は結局みんなとブレてないんだと思ったのですが、さっき言った「timeland」以外だと、たつひの曲だと「CORE」に収録されている「JURIAN」、タイゾの曲だと「KIGA」に収録されている「roulette」、裕哉の曲だとこれも「KIGA」に収録されている「green」、各メンバーの作曲した1曲をあげるとしたらこの曲ですね。失礼な話、当時は良い曲止まりだった曲が、今は凄い曲なんだという感覚で聴けています。過去はどうでも良いので思い返したくはないけど、ポジティブな意味で、これをもっと上手く世に出していたら、未来も変わっていたかもしれないと思っちゃいました。
■皆さん「KIGA」のアルバムを大絶賛していた訳ですが、このアルバムが4人のゾロの最後のアルバムになったとの事で不思議なものですね。
龍寺:みんな主張は余り出さないんですけど、音にとにかく主張があるので、そこはみんな控えめにしなくて良かったとは思います。やはりまとめたくなる中、全員が全員無視している感覚があったので、今作品として良いものは残ったんだと思います。
■龍寺さんは歌詞とかも書かれている訳で、歌詞の思い入れのある曲はあるんですか?
龍寺:無いです!ストーリを細かく考えて歌詞を書くと全部似てしまうので、難しく考えたりする書き方をやめて、その時に思った事をただパッケージしているだけです。月日が流れると当時の事を覚えてなかったりしますが曲に合う言葉とかそんな感覚で書いているから、歌に対しての思いも
ありますが音として歌詞は考えています。
■YouTubeを見ていて「KITSUNE」という曲が120万回以上再生していますね!この曲凄いですね!
たつひ:この曲は自分が作曲した曲で、アルバムのレコーディングがはじまってから1番最後に出来た曲で、元々別の曲をメインにしようと言っていたんですが、その時多分、龍寺からもっと頑張れるってプレッシャーがあってそれで出来た曲だと思います。
■結構メンバーから常にプレッシャーが行く感じなんですね!(笑)
たつひ:ただそれだからこそ生まれた曲です。(笑)
龍寺:音楽活動をしている中でメンバー全員初めてのMV撮影した曲だったんです。曲というよりMVが撮れる嬉しさの方が強かった気がすします。
タイゾ:ゾロで最初に出した「APOLLO」ってミニアルバムがあるんですが、その時は予算の関係か分からないですがMVが撮れなかったんですね。この曲でMVを撮れた事でスタート地点に立てた感覚を覚えています。ようやく自分達の名刺が出来たみたいな感じですね。ただ、120万回以上再生しているのは知らなかった。
裕哉:今思うとこの曲が基盤になって、最終的に「KIGA」まで繋がった感じはあります。始まりというか、今後の方向を決めたりする大事な1曲になりました。
■今は自分達でも動画を簡単に編集や撮影出来る時代になって来ましたが、昔ってそんなに簡単にMVが撮れる時代では無かったですよね。1本MV撮ろうと思うと100万円単位だったですもんね。
龍寺:変な話、周りのバンドがMVを沢山出していて悔しかったですよね。決まった時は本当に嬉しかったですからね!
■ここは読者も気になっている所だと思うのですが、10月5日の復活ライブの後、その後を考えていたりする事はあるのでしょうか?
たつひ:今は何も決めていませんが、一回限りではなくて、また何かやりたいなとは思っています。
タイゾ:今は10月5日の1本のライブのみですが、その1本のライブだとみんながやりたい曲が全部出来ない気はしています。個人的にはこの日の後、ライブはやりたいなとは思っています。
裕哉:僕の場合は、やはりこの日しか見てない感じがあって、この日をとにかく精一杯やりたいです。それで次の事は決めたいと思っています。今後も勿論活動出来たら嬉しいですが、今は他を見たりする余裕がないだけです。
龍寺:自分の基準がワクワクするならやりたい。もしこれで消化出来ちゃったならもう力が入らないのでやらない。シンプルにそういう事ですね。
■今回先ほど皆さんにピックアップしてもらった曲は、10月5日のセットリストに入りそうですよね?勿論、龍寺さんがピックアップしようとした「timeland」は入ってくるんじゃないですか?
龍寺:やらないかもしれないですよ!(笑)
■最後にVijuttoke読者に一言お願いします。
龍寺:久しぶりのゾロのライブですが、当時から知っているお客さんも、この雑誌で興味を持ってくれた方も、素敵なライブをするのでぜひ見に来て欲しいですね。お待ちしています。
たつひ:純粋に楽しんでもらいたいし、自分も楽しみたいと思っています。ぜひ来て下さい。
裕哉:この雑誌で興味を持った新たな人たちに、ぜひ面白い音楽をやっているので見にきて欲しいですね。当時のライブを来てくれていたファンの子たちは強制で!
タイゾ:当時のゾロのライブを来てくれた人たちは、結構客席は狂っていたので、年とったから落ち着いちゃいましたはなしで全力でお願いします。ゾロの復活を発表してからファンメールとかに、当時ゾロは知っていたけど、まだ小学生でライブに行けなかったとか、そういうメールも何件かいただいているので、これを機にサブスクとかで曲を聴いて楽しみに来てくれたらと思います。皆さんお待ちしています!
Powered by Vijuttoke
Vijuttoke INFORMATION
*Vijuttoke掲載インタビューを配信中!
・WEB【club Zy. 】https://www.club-zy.com/contents/free_paper
・ブロマガ【club Zy.チャンネル 】https://ch.nicovideo.jp/club-Zy/blomaga
6月23日(月)18:00 Luv PARADE
6月24日(火)18:00 Rosalia chante la Douce Douleur
6月26日(木)18:00 シェリー
6月27日(金)18:00 ゾロ
Artist INFORMATION
【LIVE】
2025年10月5日(日)
SHIBUYA CLUB QUATTRO
ゾロワンマンライブ 「貴方の御命、頂戴致します...」
OPEN 16:45/ START 17:30
チケット¥8,000 ドリンク代別
●受付期間
7/6(日)10:00~10/4(土)23:59
※先着順の受付となります。
「ゾロ」 旧譜作品、6 月 30 日(月)より一斉配信スタート!
【配信サービス】
Apple Music / Spotify / LINE MUSIC / Amazon Music /
YouTube Music / AWA /
他、 主要音楽配信サイト・サブスクリプションサービスにて順次配信
↓
https://zoro.lnk.to/discography