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<第38回>

hideの初ソロ写真集「無言激」の撮影がスタートした。

この日は、夜が明けきらない午前5時から、hideはメークを始めている。

hideはどんな状況でも、絶対と言っていいほど遅刻をしなかった。
誰かさんとは大違いだ!(笑)

たぶん、このために一睡もしてないだろう......でも、文句一つ言わない。
鏡に向かって座っているけど、ずっと目を閉じたままだ。
口数も少ないし、撮影のイメージトレーニングをしているのかもしれない。


初日から、都内のロケーションを2ヶ所ハシゴして、最後のフォトスタジオまで、計3ヶ所の強行スケジュール!
しかも、そのたびにヘアメイクは最初から全く変えなきゃいけないし、衣装も変わるので、大変だ。


ようやく撮影が終わった頃、時計の針はとっくに翌日を指していた。
20時間以上もテンションを維持し続けるhideのプロ意識には、本当に頭が下がる。

もうあと数時間で、夜が明けそうだ。

初日の撮影が無事終わったことで、スタッフ含めてみんなホッとした表情だ。

お疲れさまーっ!!


”さあ、急いで帰って寝るぞ”

さすがにこの日は、hideの悪魔のようなお誘いもない(ホッ)。


千葉方面(行徳の自宅マンション)に帰ろうとする俺に向かって、

スタッフ「バンでご自宅までお送りします。hideさんに言われてますので」

俺「そうなんだ。遠いのに、スミマセン」

と、助手席に乗り込んだ。


そして約1時間後、
”もうそろそろ家に着くな”
と思った頃、

スタッフ「あれっ?後ろからhideさんの車(ジャガー)が付いて来てます!」

俺「はあ?何でなの??hideの家は、さっきのスタジオ近くの都内でしょ...(イヤな予感)」

...................................................。

”ま、まさか!あわわわぁ”

<続く>