
Vocal.ANNIE A / Guitar&Chorus.kai / Bass.鷹乃助 / Drums.Bikky
第三の目が開眼!?音楽は勿論、アートやファッションをより濃く織り交ぜ、ビジュアル系という言葉では片付けられないぐらい癖の強いバンド「CHAQLA.」
とにかくこのバンド気になってしょうがないんです!
――Vijuttoke初インタビュー!まずは読者の皆さんにCHAQLA.の自己紹介を。
Bikky:僕らはよく酒を飲み、アメ車に乗り、タバコを吸い、こよなくオンナを愛している集団なんだよね(ロックスタービッキー)。
――おお!
ANNIE A:そしていずれ地球を離れ、最終的に宇宙へロケットダイブしながらライブを目標に掲げる4人組ヴィジュアル系バンドです。
鷹乃助:さらに我々は60,000キロのランニングをすると、CHAQLA.のExcelに活動指針が反映されるので、それを基に創作活動をしています。代償としてお寿司米抜きを余儀なくされるのでそれだけ我慢して食べてます。
――ほうほう。
kai:僕たちは音楽やアート、表現を通じて人生の彩りを伝えている人達のつもりですが、変人の集まりだと思ってる人も少なくないようですね(笑)。
――失礼ながらちょっと思いました(笑)
Bikky:CHAQLA.は、アートやファッションをより濃く織り交ぜ、ヴィジュアル系とはこうあるべきじゃないか、と提示しているバンドですね。しかーし!それ以上に音楽にも真剣に取り組んでいる。否!音を心から楽しんでいる集団である(まじめビッキー)。
――確かにアート性が色濃く表現されていますが、どうやって生まれてくるんですか?
ANNIE A:お互いの感性を殺さないこと。うちらの方針は褒めて伸ばすことです。もちろん言霊に込めて。「よっ!天才!」てね。
鷹乃助:自分や周りを許すところも大切ですね。人それぞれの正義があるので、リスペクトを持って会話すればチームでやっている意味があると言えるでしょう。
kai:実は世界中みんなアーティストですからね。みんな気づいていないだけで。第三の目が開眼すれば、自ずと見えてくるのではないでしょうか?
Bikky:俺ら、ギグが無い時なんかはさ、ストリートに出てバドワイザーなんかをかましちゃうわけ。朝の4時にもなっちゃうと完全に次のアートの構想はできちゃってるよね。(ロックスタービッキー)
――おお!
Bikky:スマホから得られる情報も良いアドバイスになるんだけど、商業的でないアートなんかは逆にスマホを見ずに生活すると、世界を面白く捉えられる。そこからも着想を得られると思ってる(まじめビッキー)。
――なるほど。それでいうと前回のアーティスト写真同様、今回の新アー写もまた独創的ですよね。撮影で意識したことや大変だったことはありますか?
ANNIE A:できるだけ魂を抜いてマリオネットになりました。
鷹乃助:指の先まで神経を巡らせて、カメラに魂を抜かれないように気をつけていました。
kai:高次元に行ったとより意識し、いかに人間らしさを消せるかを考えた気がします。
Bikky:今回は瞑想の時間を前回より増やすことでより深い世界に入り込んで取り組んだよ。まあ簡単な話さ(ロックスタービッキー)
――おお!
Bikky:作品を作る上で、やっぱり最初に立ちはだかる壁っていうのは「前作を超えること」。生きてるってことは常に成長していくことだと思ってるので、前回を超えた新しい世界に行かなければならない。前回は本当にゴールしたかもってくらい満足な作品だったから、今回それを超すアー写を作るのは大変でした。(まじめビッキー)
――背景や装飾のアートワークもすべてご自身たちで手がけたんですよね。制作で大変だったことや楽しかったこと、特にお気に入りのポイントを教えてください。
ANNIE A:下書きや構想なしでフィーリングのみでメンバーと共作した事です。
鷹乃助:今回に限らず、ずっと続けてきているから、ペンキやスプレーの匂いが『今CHAQLA.してるなぁ。』って思わせてくれます。大変だったり楽しかったことがフラッシュバックしますよね。
kai:装飾ついでに機材までペイントしちゃったのが念願という感じでした。みんなで怒られたのも学生みたいで良かったと思うなあ。
Bikky:特に大変だったのは、今回事務所で作業をさせてもらったこと。今までは自分たちの秘密基地でスプレーやペンキなんかを撒き散らしてたから周りのことなんて何も考えていなかったんだよ。ちゃんと今回も会社の方々に怒られちまったよね。スプレー臭いってさ(笑)(ロックスタービッキー)
――しっかり怒られたんですね(笑)。
Bikky:その件に関しましては反省しております。なんだかんだ許してくれる皆様に心から感謝しております。(まじめビッキー)
――新衣装のお気に入りポイントや、メイク・装飾のこだわりも教えてください。
ANNIE A:ハイヤーセルフ。
kai:ドレスです。ここ数年緑に惹かれることが増えたのですが、衣装でも見つけられて喜んでいます。緑はスピリチュアル的にもいろんな意味があって調べると面白いですよ。
鷹乃助:日本と中華的イメージの融合ですね。僕、ハーフなのでそれが衣装で表現できたのは満足です。
Bikky:こだわり?そんなもんどうだっていいんだよ。大切なのは着る物じゃなくて、着る人だっつう事。(ロックスタービッキー)
――おお!深いですね!
Bikky:着る物、身に付けるものは本当に大切だと思ってる。毎回スタイリングをさせてもらってるんだけど、アニィはパンジャビ(民族衣装)鷹乃助はチャイナ服、カイちゃんはドレス。それぞれのハマる形が完成したから、前よりは悩まなくなった。しばらくみんなこの形は壊さずに急にあっというタイミングでガラッと形を変えるのが楽しみで仕方ないっす。(まじめビッキー)
――さて、そんなCHAQLA.の最新EP『覚命盤』が10月1日にリリースされますね。この『覚命盤』のオススメを教えてください。
ANNIE A:オススメのポイントはBikkyが書いたジャケットですね。4本の手が並んでるやつ。イケてるでしょ?
kai:僕は、進化の多さだと思います。細かくいうと一音単位での進化。新しいチームや環境、それに伴ってアニィが書いた歌詞、各々が感じとっているもの。それらひとつひとつを意識して奏でる一音はこれまでより確実に進化してる。それらが集まって今回の楽曲になっています。
鷹乃助:『覚命盤』は、文字通りタイトルが覚める命なので、人の心を動かせる作品だと胸を張って言えます。もし動かなかったとしたら君は既に開眼済みってことですね。
――なるほど!Bikkyさんいかがですか?
Bikky:そんなもん決まってるだろ?オレ達が出す作品ってのはつむじからカカトまで全部オススメだっつってんの!六感で喰らいやがれ!(ロックスタービッキー)。
――おお!
Bikky:曲やアートワークももちろんだけど、前作達と格段に違うのはやはり音!曲ごとにスネアドラムもシンバルも変えてレコーディングしてるので、耳を澄ませて違いを楽しんで欲しいです!(まじめビッキー)
――制作過程でメンバーの意外な一面に気づいたり、印象に残ったことはありますか?
ANNIE A:kaiちゃんの絵の才能が開花してきたこと。
鷹乃助:音源制作中の時はえっっっぐいほど過集中するメンバー達なんですけど、前よりキャッチボールできるようになりました。
kai:音楽の奥深さや難しさをみんなで感じられたこと、そんでそこに食らいつけるポテンシャルをみんなが持っていることに気づけたことに、私もこっそり喜んでいました。
Bikky:今回は初めて大人がついたRecってのもあって、絶対に失敗できないなと思ってたんだ。だから柄にもなく1週間ほど断酒したよ。Recが終わったその日に飲んだ冷たいビールの味を俺は一生忘れないね。(ロックスタービッキー)
――いいレコーディングができたんですね。
Bikky:本当にRecをするたびにメンバーへの愛が深まる。僕はサラッと録れるタイプじゃないし、壁にぶち当たるとびっくりするくらい不機嫌になる。なのに、メンバーは嫌な顔ひとつせず僕に寄り添ってくれたし、笑顔にしてくれる。「大丈夫。お前なら最高のドラムを叩ける」って。自分、文章打ちながら少し泣いてるっす。みんないつもありがとう泣(改めて幸せに気づいたまじめビッキー)
――そして!10月11日には、東京・浅草花劇場にて劇場公演「芸達者」を開催しますね。大きな会場でのワンマンとなりますね。
鷹乃助:映画「国宝」からインスパイアを得たタイトルなので、背中に鷹の墨でも彫ろうかと思っています。お母さんに怒られるのでやっぱやめます。
ANNIE A:これは、まさに国宝級なライブになると思います。kaiちゃんには当日までにギターと機材を全部売ってもらって三味線と琴を買って練習してもらおうかな。
kai:本当に小学生の頃、三味線が欲しい時期があったので、やっと夢が叶います。アンプに繋げて弾けるように改造しておきます。
――どんなライブになりそうですか?
kai:芸事を極める様を見届けて頂きます。ご覧になった方々も皆、逆立ちでお帰りになるくらいには成長を遂げていることでしょう。
Bikky:久々の大箱だからね、とにかくデケエ音でやれるのが楽しみだよ。聞いた話によるとジェットコースターがあるらしいじゃねえか!これはもう脳汁確定っつーやつだな!(ロックスタービッキー)
――おお!
Bikky:「芸達者」というタイトルに恥じぬよう、音楽だけでなく表現として世界観を作れたら良いなあと思ってます。ソールドアウトさせる!(まじめビッキー)
――さらに、11月から始まる全国ツアー「CHAQLA.ONEMAN TOUR チャネリング」も発表されました。ついに全国にCHAQLA.を届ける新章が始まりますね。
鷹乃助:このツアーはMAVERICKと手を取り合って自信を持ってかませるムーブなので、ワクワクしています。更に広がったチームと共に日本を少しだけ幸せにして来ますワ。
――いいですね!kaiさんいかがでしょう。
kai:まさにタイトル通り。普段は感じられない次元からのメッセージやエネルギーを受け取る準備をしておいてください。
ANNIE A:失敗を恐れず新しいことをやってみようと思う。いつかみんなで富士山登りてぇな。
――日本で一番高いですからね、富士山。さあBikkyさんいかがでしょう。
Bikky:うん(ロックスタービッキー)
――おお!
Bikky:はい(まじめビッキー)
――では最後に読者にメッセージを。
ANNIE A:読者諸君、おはようこんにちはこんばわ。このご時世で紙媒体を読んでくれる人には、無条件で刺さることやってるつもりです。そしてここまで読んでくれてる君は、時代に抗う素敵な思考をお持ちだ。うちのメンバーにならないか?CHAQLA.のオフィシャルまでメールくれ。面白かったらメンバーに入れてやっても良いだろう。
――いやいや(笑)味方はたくさん増やしましょう。さあ、鷹乃助さんいかがでしょう。
鷹乃助:この時代にアナログを手に取っている君のセンスに脱帽!Vロックに最大のリスペクトを。
――ありがとうございます!さてkaiさんいかがでしょう。
kai:朝食の最中にも関わらず、読んでくれてありがとうございました。
――いやいや、時間決めてやるなよ(笑)。
Bikky:まじめに読んでくれてありがとな!お前達は最高にハッピーなバンドを見つけちまったって話だな!これからもロックしようぜ!(ロックスタービッキー)いつも本当に多くの愛をありがとう!!愛を投げて愛で帰ってくるの幸せっす!これからも沢山愛し合いましょう!!(愛に溺れているデレデレビッキー)
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9月23日(火)18:00 CHAQLA. / 響缺リタ
9月25日(木)18:00 Crazy Monsters DAY.1 スペシャル対談
9月26日(金)18:00 The Brow Beat
Artist INFORMATION
■CHAQLA. 3rd EP『覚命盤』
発売日:2025年10月1日(水)
[収録曲]
1. -起-
2. PLASMA⚡
3. Revolution-365
4. Crush! my honey
5. ANTHEM
6. Spiritual story
■CHAQLA. 劇場公演「芸達者」
2025年10月11日(土)東京・浅草花劇場
■「CHAQLA.ONEMAN TOUR チャネリング」
2025年11月22日(土) 名古屋 HeartLand
2025年11月29日(土) 札幌 Crazy Monkey
2025年11月30日(日) 札幌 Crazy Monkey
2025年12月13日(土) 神戸 VARIT.
2025年12月14日(日) 大阪 OSAKA MUSE
2026年1月17日(土) 仙台 LIVE HOUSE enn 3rd
2026年1月31日(土) 東京 WWW X
■CHAQLA.『覚命盤』リリース記念インストアイベント「覚命懇親会」
2025年10月1日(水)18:00~ エンタバアキバ
2025年10月4日(土)18:00~ タワーレコード池袋店
2025年10月5日(日)18:00~ タワーレコード渋谷店
2025年10月13日(月・祝)12:00~ タワーレコード新宿店
2025年11月23日(日・祝)18:00~ タワーレコード名古屋パルコ店
2025年11月30日(日)12:00~ タワーレコード札幌パルコ店
2025年12月12日(金)18:00~ タワーレコード神戸店
2025年12月15日(月)18:00~ タワーレコード梅田NU茶屋町店