
1997年の始動以降MUCCのフロントマンとして強い存在感を放ち続け、2022年からソロ・アーティストとしての活動もスタートさせた逹瑯。彼のパーソナリティーのより深い部分に触れられることに加えて、優れた音楽性や表現力に富んだヴォーカルなどが相まり、逹瑯のソロ活動は高い評価と篤い支持を得ている。そんな彼の最新シングル「checkmate」が、3月11日にリリースされる。エモーショナルな新曲と既存曲のアコースティック・バージョンをパッケージした同作の話を軸にしつつ、現在の逹瑯の内面に迫ったインタビューをお届けする。
Interview:村上孝之
ライブフォト撮影:冨田味我
俺はMUCCではない、自分の人生をちゃんと楽しめる体力を残してやめたい。
――逹瑯さんは2022年からソロ活動を始められましたが、あのタイミングでソロ・アーティストとしても活動していこうと決めた理由などを、あらためて話していただけますか。
逹瑯:SATOち(dr)がMUCCをやめることになった時に、今までと同じことをしていてもダメだろうなと思ったんです。メンバーが3人になるとバンドとしての見え方も、どうしても変わってくるじゃないですか。1枚岩な感じではなくなるから、じゃあどうしようかなと考えた時に、1人1人のスキルや存在感みたいなものをより強めて、強い個性の集まりという方向に持っていかないと、どんどん弱くなっていってしまうなと思ったんです。それで、今までやっていなかったことをやろうというところで、ソロでもやってみるかという感じでした。結果それがうまくいっているのかどうかは、わかりませんけど(笑)。