
Cion(vo)、RYU(g)、LIE(g)、ViVi(b)、FLAN(dr)というメンバーからなるFUR。今年2月に始動した彼らは、スタイリッシュでいながらハードネスや官能的な雰囲気なども備えた独自の音楽性やリスナーに寄り添う等身大の歌詞、気持ちを引き上げるライヴ・アクトなどにより、多くのリスナーから高い評価や熱い支持を得ている。ヴィジュアル系であることにこだわりつつヴィジュアル系の枠を超えていく可能性を感じさせるFURについてCionに語ってもらったインタヴューを、2回に亘ってお届けする。
Interview:村上孝之
――FURは、どんなふうに結成されたのでしょう?
Cion:経緯としては、元々僕はバンドで活動していたのですが、ここ4~5年くらいはバンドから離れて、プロデューサーという視点からバンドを見ていたんです。そういう中で、僕がプロデュースしているバンドのヴォーカルがいなくなってしまったんです。そうなった時に、新しいメンバーを入れて引き続きプロデュースしようか、どうしようかという迷いが生じたんですよね。いいヴォーカルは探しても中々いないし、ゼロから1を作るというか、いろいろ教えて…となると時間もかかるし、そこまでの信頼関係を作るのも大変だろうなと。だったら自分が歌ったほうが早いんじゃないかというところから、まずは自分がバンドをやろうと決めて。それで、RANというバンドからメンバー達を引き継いで、みんなで1からやってみようということになりました。