特別寄稿:クッキー☆10周年にあてて
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特別寄稿:クッキー☆10周年にあてて

2020-02-16 13:44
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クッキー☆10周年企画で歴史担当(歴史担当てなに)をやりました、低温化です。



↑この4つの動画の脚本原案を作った。

https://ch.nicovideo.jp/yanhonu/blomaga/ar1866278
https://ch.nicovideo.jp/donkou/blomaga/ar1866448

今回、同じ歴史担当として協力してくれた砂鉄兄貴・どん行兄貴が上の通り文書を寄せているので、私も何か記さねばならぬかと思い筆を執った次第です。
と言っても歴史については両人が存分に語っていて私から言うべきことは特に無いので、わたくし個人としてのクッキー☆に関する遍歴とか思いとかを簡単に述べていきたいと思います。
端的に言うと自分語りだけど、10年前の自分語りできる人もうそんなにいないのでいいでしょ。

私がクッキー☆を知ったのは2010年の中頃でしょうか。5ちゃんねる(当時2ちゃんねる)Youtube板の「真夏の夜の淫夢」スレで話題になってたのがきっかけです。このとき確かまだ4スレ目とかで、ニコニコにおける淫夢は黎明期だったことが窺えますね。もちろんMADとかは既にそれなりにあったけど。

私はそのとき淫夢厨で、かつ東方厨でもあったので、クッキー☆に惹かれるのはある種自然なことだったということかもしれません。私の認識では、東方projectの原作者であるZUNがあえてゲームに声を入れていないという事情等から、当時東方キャラに声を当てるのはタブーとされていました。ましてやその出来が惨憺たるものだったならば揶揄されても叩かれても仕方ない、というのが一部の東方界隈のスタンスだったように記憶しています。
だから当時の常識からすれば、そもそも企画者や素人声優はこの点において、悪い言い方をすれば"責め"を負っていると考えることもできました。この辺は2020年現在の状況とは全然違いますね。

またその頃は「俺と海」とか「コーポ」みたいな東方キャラを下品にイジるタイプの漫画も人気になっていたりして、そんな環境にいたわたくしが「クソみてえな東方声当て動画をMADにしてイジると面白いぞ」と思うのは自然の理だったと言えましょう。もちろん個人情報特定とかするのは当時の倫理観からしてもダメに決まってるけど、それが出てくるのはもっと後のお話。
何にせよ、そんな感じで黎明期のクッキー☆音MADを好ましく見ていた私は「もっとクッキー☆MADが増えてほしいな……後ろでピーヒョロ鳴ってるBGMが邪魔そうだから、これを消せばもっと皆つくってくれるかな」と思い、「クッキー☆BGM無しver」という動画を投稿しました。これが私の初投稿ということになります。



結果、投稿者・視聴者のみなさまのおかげで、私の思惑をはるかに超えて10年もMADが作られ続ける運びとなり、大変嬉しく思っております。10周年の契機にここで感謝申し上げます。
スターターパックとかにも採用されているので最新のMADにもこの音声が使われていると思うのだけど、これ終盤の部分のBGMが消し切れてないんですよね…特に「霊夢はたくましく生きていてくれ!」のところとか……。だから使ってもらえて嬉しい反面、申し訳ないというか気まずい思いがあったりします。
あと、この動画の音声をバラバラに切り分けて使いやすくしてくださった方、かなり今更になりますが大変ありがとうございました。私自身便利に使わせてもらっています。立ち絵集とかBB集とか、クッキー☆の歴史は素材の歴史でもあるよね。

その後は歴史動画で語った通り、いろいろなことがありました。私も投稿者として視聴者として実況者として、その時々の動きを楽しく見たり、楽しくなく見たりしました。本スレのNDK叩きのときは結構苦しかったですね……。RIくん特定のあたりも辛かった。クッキー☆はよ終われと思ったこともありましたありました。
そうだとしても、楽しかったことの方がはるかに多かったです。やっぱりMAD動画は作るのも見るのも面白いし、実況も奥が深くて面白い。CTV☆ですら時として面白いこともあるのです。
クッキー☆あるいは淫夢は論争になりやすい素材ですが、その「面白さ」の少なくとも一部として、前述の楽しくない事件が寄与しているというのは否定しがたい事実だと思っています。が、一方で、それが全てではないというのはかなり良いところです。一側面だけに重心を置いて鬱になったり躁になったりすることには意味がありません。社会心理学者マイケル・ビリッグは「全てのユーモアは一側面として残酷である」と言いました。いやそこまで一般化するつもりはないけれども。

私自身の話に戻すと、まあもともと手が遅いので投稿頻度は低かったけど、2014年から2016年までは動画製作からちょっと疎遠になってました。ネタがあんまり思いつかなくなってたのと、クッキー☆実況の方に軸足を置いていたんですよね。
クッキー☆実況は私の中で、結局面白さというのは本編にあるんだよね、ということを発見したブレイクスルー的な体験でした。淫夢界の方でも淫夢MADからやっぱり淫夢本編だよね、となった流れがあったように思いますし(私の気のせいかも)、基本に立ち返る重要性を再認識しました。

で、ネタが思いついたので2016年からまた動画投稿を再開して今に至るというわけです。いなくなってた私が言うのも何だけど、しばらく見なかった投稿者とか声優が戻ってきているとそれだけで嬉しくなりますよね。普通に戻ってくる人、名前を変えて戻ってくる人、引退宣言をした後に戻ってくる人といろいろいますけど、何にせよ気が向いたときに適当なときにふらっと戻ってくれると嬉しいな、と私は単純なので思います。

どうにも取り留めが無くなってきたので締めましょう。いろいろあったけどとても楽しい10年間でした。最近本件も含めて合作が多かったのであんまり個人作を作れてなかったけど、次の20周年合作に呼んでいただけるように頑張って動画を作っていきたく思いますので、皆さま今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

最後に、遅ればせながら10周年合作に関わった皆さま、大変お世話になり、ありがとうございました。

低温化

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全てのユーモアは残酷であるっていうのは、何かを傷つけてユーモアは成り立っているではなくて、楽しめる奴がいる反面楽しめない奴を生み出している、つまり相対的に嬉しくない奴を生み出しているって事だと思うんですけど(迷推理)
4ヶ月前
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最古参かあ
3週間前
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