• 白黒テレビ 【現役復活物語~夢と希望で溢れていたあの時代をもう一度】 番外編その2

    2019-11-14 00:301
    今回はテレビが修復を終えて帰って来た時に直ぐ使えるようにする準備編です。


     今回の白黒テレビを使う為に必要な物、準備その1は地デジチューナーです。
     これが無いとテレビ画面が砂嵐しか映さず、貞子を連想する私にはホラーとなってしまいます(余談ですが、私はホラーが苦手です。従弟の嫁さんのスッピンも・・・ゲフンゲフン)
     

     テレビ画面と言えばですが、白黒テレビのチャンネルを操作するツマミに記載されている数字が6までのテレビは昭和31製迄の製品で、昭和32年製のテレビは数字が11まで、昭和33年製~はツマミの数字が12まで振られているそうです。
     例外として昭和33年からの12チャンネル制を見越して数字が振られた昭和32年製までのテレビもあるそうですが、初期の白黒テレビを探す一つの参考にはなりますね。


     話を戻しますが、地デジチューナーが内臓されていればDVDデッキ等でも問題ありません。我が家の場合は、白黒テレビを使用する叔父(通称:お爺さん)が録画物をあまり観ませんので、テレビと接続する為の手間と費用を考慮させて頂きました。

     という訳で成るべく安く買おうと思い、中古の地デジチューナーをアマゾンで検索すると、大体4,000円前後で色々なメーカーの物が出ていました。
     その中からリモコンが小さくて使い辛い難点は有るものゝ、壊れにくいとの評判(レビュー)だったチューナーを約3,500円で購入しました。

    シンプル・イズ・ベストを念頭において購入した地デジチューナー

     上の写真に写っているものと、他にテレビのアンテナケーブルを用意すれば準備その1は終了です。

     準備その2はテレビ台です。

     現代の薄型テレビは大型のサイズでない限り、重量は大体10㎏以下の物が多いです。しかし、以前にも触れた通り、今回の白黒テレビは14インチで約25㎏の重量があります。
     加えて、薄型には程遠い約50㎝弱の奥行きがあるので、ブラウン管用のテレビ台を用意する必要があります。

     どうせなら当時の雰囲気を出したいと思い、4つ脚の付いた当時のテレビ台をヤフーオークションで探していると、さっきまで私の後ろで眠りこけていたお爺さんが「帳簿箪笥の上に置いたら味もあるさかいに、ええがな」と言いました。


      何を言い出すかと思えば帳簿箪笥?帳簿箪笥帳簿箪笥帳簿箪笥帳簿箪笥…あ!アレか!!



    我が家にある欅製の帳簿箪笥。昭和31年製の白黒テレビより昔、昭和初期の代物

     高さと幅は大体55㎝、奥行きが45㎝なので、奥行きが数㎝足りないですが、許容範囲!
     欅製なので重量級の物を載せた時の耐久性も申し分無しです←試しに体重非公開の私が上に乗ってみましたが問題有りませんでした(良いコはマネしないでね)

     箪笥の天板やテレビの底版を痛めてはダメだと思い、テレビを載せる際に緩衝性のある布を間に挟む事にしました。

    という所で準備その2、テレビ台も無事に用意が出来ました。

     最後は準備その3、ブラウン管テレビと言ったら、テレビの上にこけし日本人形を置かなくては!←個人的偏見

     最初は、お爺さんの部屋に元からあった物をテレビの上に移動させようと思いましたが、本人が頑なに拒むので、致し方なく新たに用意する事になりました※どんな人形を用意したのかは、本編の最後に載せる予定の画像写真をご覧ください。

     次回は本編に戻って、修理完了の御知らせが来てからの流れを書きたいと思います。

    ―次回(11月16日に投稿予定の)本編其の陸に続きます―


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  • 白黒テレビ 【現役復活物語~夢と希望で溢れていたあの時代をもう一度】 其の伍

    2019-11-12 00:301
    テレビを修理に送り出してから3日後、真空管テレビ工房さんから連絡が来ました。

     テレビを分解して詳しく点検して頂いたところ、60年以上の時を超えても尚、ブラウン管の状態は良好で、他の重要部品も無事だったとの事!!

    ブラウン管が生きてゝ良かった!私の財布も余計に痛まず良かった!!


    分解された修理依頼テレビの画像写真

     こうして画像を見ると、最近の薄型テレビと違い、画面が灰色なのが分かります。それにしても白黒(真空管)テレビの中は、こういう作りになっていたのですね。


    同じテレビを下から見た画像
    (今の電気製品にある緑色の基盤が無く、部品一つ一つが大きい)

     整備(修理)完了後はテレビの映る画像写真をメールで送って下さるようで、ついでに交換された部品もテレビ発送時に送って頂けるとの事でした。

     余談ですが、当時の白黒(真空管)テレビの寿命は、(当時の平均視聴時間)1日平均4時間程度視聴したと仮定して約10年が目安になるそうで、数ある部品の中でも真空管の消費が早いそうです。

     今回は買ったばかりの新品ではないので条件が異なるものゝ、次回整備が必要となる期間を考える上での一つの目安となればと思っています。

     私の場合は、少しでも稼働年数を長くしたかったので、特に消費が早い(寿命の短い)真空管3本を、あらかじめ新品と交換してもらう事にしました(追加費用3,000円

    ・・・と、ここで朗報が。

     何と地デジ放送が見られるようにする部品を組み込み、テレビの裏側にビデオ端子を取り付けて下さるそうで、修理依頼と同時の依頼(オプション)なら通常より3,000円安くして下さるそうです!! ステップ③現在の番組が映せるように改造の手間が省けました

    これで地デジチューナーさえ用意すれば現在放送中の番組が観られる!!!
    ※ビデオ端子を取り付ける事で当時のテレビの見た目を損なうのが嫌な方には、別料金で外観からは分からないようにするサービスもあるそうです。

    〔さぁお待ちかね、正式な見積もりのお時間です〕

    整 備  基 本 料 25,000円
    部品代+真空管追加代 13,500円
    ビデオ端子取り付け料  6,800円(オプション無しの通常料金は9,800円)
    整備に掛かる合計金額 45,300円

    この合計金額45,300円+我が家へ帰って来る時の運送料約3,000円が乗っかゝるので、修理に掛かる総合計は、修理工房に送った際の運送料約3,000円を含めて大体5万円弱ですね。

     勿論ここまで来て後に引く気は毛頭ありません。見積もりを承諾して修理を依頼しました。

     因みにですが、真空管テレビ工房さんでは、地デジチューナーを介することで番組を視聴できる状態にした整備(オーバーホール)済み白黒テレビを1・2台程度、ヤフーオークションに出品されているそうです。(実際に検索してみると現在価格は7~8万円で送料込みでした)

    今回はこの辺にして、次回はテレビが帰って来た時に、直ぐ使える様にする為に行った準備に関する番外編、その2です。

    ―次回(11月14日投稿の予定)の番外編その2に続きます―




  • 白黒テレビ 【現役復活物語~夢と希望で溢れていたあの時代をもう一度】 其の肆

    2019-11-10 00:001
    今回は真空管テレビ工房さんに、修理依頼品のテレビを発送したところからの続きです。

     発送前にザックリとで宜しいですからと、大体の修理(分解整備)費用をお伺いしたところ、部品代込みで概ね3万5千円~4万円程度+運送料との回答がありました。但し3つの重要部品が存在し、もし交換が必要となる場合には別途部品代が掛かるとの事です。

    その部品とは

    ①ブラウン管 ②垂直出力トランス ③フライバックトランス
     
     う~ん・・・素人的にはブラウン管がテレビの画面映りに重要で、トランスと名の付くものは変圧器の類という事位しか分からないです(だいたいフライバックって一体何ですか??♪緑の中を走り抜けていく真紅なポルシェ♪ですか?それはプレイバックPart2
    試しにお爺さんに聞くと「飛行機が飛びながら後退りするアレか?」という回答が!!
    (アレって…どれ????? いくらなんでも違うと思いますよ~!!!)


     因みに私の手に入れた三菱の白黒テレビは、型番から昭和31年製だと判明しました
     正式名称は『三菱テレビジョン受信機』で、今となっては貴重な型だそうです(過去に同型のテレビ修理を引き受けたのは、記憶する中で1回だけだったそう)

     貴重な初期の白黒テレビであるが故に、万が一ブラウン管の交換が必要とされる場合には、デットストック(未使用品)がないので中古動作品との入れ替えになる旨を説明されました。
     
     お話によると昭和32年製~の白黒テレビならば新品のブラウン管と交換が可能だそうですが、それ以前(昭和31年製まで)のテレビではブラウン管の型が違うらしく、私のテレビに使える新品の持ち合わせが無いのだとか(それにても中古だろうと60年以上前の部品があるのは流石です。餅は餅屋とはよく言ったものですね)

      ※余談ですが、真空管テレビ工房さんは真空管式の白黒テレビとラジオの修理を専門にされているそうで、原則カラー・トランジスタ式の取り扱いはされていない旨がサイトに記載されていました。

     何はともあれ、現状映らないテレビに対する今の願いは唯一つ

    「ブラウン管よ、頼むから生きていておくれ~!!」


     次回はブラウン管の生存確認を含めたテレビの状態と、正式な修理費用の見積もりに関する内容を書きたいと思います。

     果たして私の財布に吹き抜けるは秋風だけで済むのか?将又吹き荒れる暴風が更に諭吉さんを吹き飛ばしていく波乱の展開になるのか?乞うご期待です。
     
            ―次回(11月12日の投稿を予定)其の伍に続きます―