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今回は真空管テレビ工房さんに、修理依頼品のテレビを発送したところからの続きです。
発送前にザックリとで宜しいですからと、大体の修理(分解整備)費用をお伺いしたところ、部品代込みで概ね3万5千円~4万円程度+運送料との回答がありました。但し3つの重要部品が存在し、もし交換が必要となる場合には別途部品代が掛かるとの事です。その部品とは
①ブラウン管 ②垂直出力トランス ③フライバックトランス
う~ん・・・素人的にはブラウン管がテレビの画面映りに重要で、トランスと名の付くものは変圧器の類という事位しか分からないです(だいたいフライバックって一体何ですか??♪緑の中を走り抜けていく真紅なポルシェ♪ですか?←それはプレイバックPart2)
(アレって…どれ????? いくらなんでも違うと思いますよ~!!!)
因みに私の手に入れた三菱の白黒テレビは、型番から昭和31年製だと判明しました
正式名称は『三菱テレビジョン受信機』で、今となっては貴重な型だそうです(過去に同型のテレビ修理を引き受けたのは、記憶する中で1回だけだったそう)
貴重な初期の白黒テレビであるが故に、万が一ブラウン管の交換が必要とされる場合には、デットストック(未使用品)がないので中古動作品との入れ替えになる旨を説明されました。
お話によると昭和32年製~の白黒テレビならば新品のブラウン管と交換が可能だそうですが、それ以前(昭和31年製まで)のテレビではブラウン管の型が違うらしく、私のテレビに使える新品の持ち合わせが無いのだとか(それにても中古だろうと60年以上前の部品があるのは流石です。餅は餅屋とはよく言ったものですね)
※余談ですが、真空管テレビ工房さんは真空管式の白黒テレビとラジオの修理を専門にされているそうで、原則カラー・トランジスタ式の取り扱いはされていない旨がサイトに記載されていました。
何はともあれ、現状映らないテレビに対する今の願いは唯一つ
「ブラウン管よ、頼むから生きていておくれ~!!」
次回はブラウン管の生存確認を含めたテレビの状態と、正式な修理費用の見積もりに関する内容を書きたいと思います。
果たして私の財布に吹き抜けるは秋風だけで済むのか?将又吹き荒れる暴風が更に諭吉さんを吹き飛ばしていく波乱の展開になるのか?乞うご期待です。
―次回(11月12日の投稿を予定)其の伍に続きます―
―次回(11月12日の投稿を予定)其の伍に続きます―
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