ADVのシナリオを書くときに考えること
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ADVのシナリオを書くときに考えること

2020-09-19 04:36
    今回はゲームの愚痴(駄文)ではなく、副業でやっているシナリオライターについて記述します。
    前のようにクソデカ目に悪いやかましい乱暴な口調は抑えますので、お気軽に読んでください。

    さて、まず私が普段何をしているか?についてです。
    普段はもちろん普通にサラリーマンをしていますが、その傍ら、いわゆる美少女ゲームのシナリオを書いています。
    商業ではなくふりーむ!や夢現、最近はティラノフェスに出品したりもしています。
    え?聖剣3や艦これを小学生の作文みたいに叩いたやつがシナリオ書いてるの?と思われるかもしれませんが、あれは半分憂さ晴らしです。シナリオは真面目に書いています。(ブロマガは感情を込めすぎていますが)

    さて、美少女ゲームといっても色々種類があります。
    可愛いヒロインとイチャイチャしたり、ハードな世界観でたくしましく生きたり、ゆるノリで日常ものを書いたり。

    そういったものは私が所属するサークルで決めます。
    ジャンルはどうしようか?攻略ヒロインはどうしようか?コンセプトはどうしようか?
    私の一存では決めることはできません。

    あれこれ議論し、ようやく題材が固まったら、ここから私のターンが回ってきます。

    最初に断っておくと、シナリオはゲームづくりにおいて最も早く仕上げないといけません。
    必要なスチル(一枚絵)や、プログラムに組み込む文、キャラのセリフを声優さんに依頼する、などなど後続の担当の作業に大きく影響するからです。

    私が担当するのは以下になります。

    ・ゲームタイトル
    ・プロット
    ・キャラクターの性格、名前決め
    ・テキスト

    挙げていったら結構担当しているなぁ……としみじみ思います。
    そもそもゲームタイトルをシナリオが決めるってどうなん?て思いますが、私にとってそれはあまり苦ではありません。
    むしろ、自分が決めたタイトルをプレイヤーの方が実況なりで言ってくれるのがとても嬉しく感じます。

    ここでようやくタイトルの話になりますが、私が一番気を使うこと、それは……。

    「キャラクター全員に役割をもたせること」

    です。
    パッと思いつきませんが、ADVを多くやっていると「こいついる必要なくね?」って思うキャラがちらほらいます。
    主人公やヒロインを上げるためにわざわざ醜態を晒したり、まったく役に立っていないということもないのですが、私はそういう扱いを自分のキャラにさせたくありません。
    シナリオライターにとって、キャラクターは自分のこどもなんです。
    こどもにはやっぱり、かっこいい姿を皆さんに見せたいじゃないですか。
    こどもは皆さんに愛されたいじゃないですか。
    明らかな敵キャラは仕方ないにしても、メインで登場させるキャラは個性を最大限引き出したいんですよね。

    それともう一つ、私がテキストを進める上で無意識にやっていることがあります。
    それは、

    「書いたテキストの修正は最小限にする」

    です。
    ライターの中には(というか多数派だと思いますが)、一度書いた文を再度見直し、ああでもない、こうでもないと修正する方もいらっしゃいます。
    昔の作家のイメージだと、部屋中に丸めた原稿を散らかしたりしていましたよね。
    私はあまり修正をしない性格です。サークルメンバーでの読み合わせで、表現の校正や誤用の修正等はしっかりやりますが、元の文章を大きく変えることはほぼありません。
    なぜかと言えば、私はそのときの閃きにすべてを賭けているからです。
    当然、一度書いた文章を何度も何度も手直するほうがいいのかもしれません。
    ですが、私にとって「こう書きたい!」と思ったときに筆を取るので、そのとき以上に良い表現は出てこないのです。
    あの時ああ書いておけばよかった……ということも一切ありません。
    それはつまり、そのときの自分を信じているからです。

    どんな創作活動をしても、自分を信じることは大事だと思います。
    同人だからこそ、こういう考えができるのだと感じます。
    商業に進出することがあれば、購買層のニーズに応えて、書きたくないものを書くこともあるでしょう。
    そのときは、そのときです。編集や出版社、お金を出してくれる顧客のためですから、そこは割り切って書くだけです。
    ですが、今は無料で作っている以上、少しだけ自分の我を通してもいいんじゃないかな、と自分に言い聞かせています。

    今、何かを創り、誰かに届けるために努力している方へ。
    挑戦と自信、決して、忘れないでください。
    きっとあなたの情熱は、誰かの胸に届きます。



    こういうこと書くと「何の作品を担当したんだ?」と疑問に思われそうですが、
    それを公表すると「あんな粗雑なブロマガを書いたやつが◯◯のゲーム書いててショックだわー」
    ってなりそうなんで、サークルへの配慮も込めて伏せさせていただきます。ご了承ください。


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