20年経ったんでサガフロンティア2について語る
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20年経ったんでサガフロンティア2について語る

2020-09-19 05:14
    艦これ辞めて花騎士に手を出してロマサガRSもやっているペペロンチーノ好きです。
    既に旬の過ぎた最新作の的外れな記事を書いて、ちょっと冷静になりました。(遅すぎる)
    しっかりと好きなゲームについて語りたいと思い、記念すべき1回目はタイトルの「サガフロンティア2」にしました。

    某TASの人のプレイ動画を見て、サントラを聞き直して、名場面集を見て、外で少し泣けるゲーム、それがサガフロ2です。
    初めてプレイしたのはミンサガが出た頃の2006年でした。
    既に世間はPS3に沸き立ち、PS2の全盛期が少し過ぎたころです。
    そんなときになんで旧世代のPS1ゲームを始めたんだよ?と疑問に思われそうですが、理由は簡単です。

    曲が良かったから。

    当時の私はゲーム音楽にはまりにはまってた時分で、とりあえず気に入ったゲームのサントラをひたすら買って聞いていました。
    元々サガシリーズの曲が好きだったのですが、サガフロ2は伊藤賢治さんではなく浜渦正志さん、という情報を聞いて、正直に言うと聞く優先度が下のほうでした。
    とはいえ、聞かずにおくのもどうかと思い、サントラを買って聞いてみました。
    頭にブルクラッシュされたような衝撃でした。
    これ、本当にPS1の音なのか?と疑うくらいに繊細で綺麗な音でした。それが打ち込みという状況でしか到底演奏できない凄まじいテンポで目まぐるしく耳の中を駆け巡り、なんでこのゲームを聞かずにおいたんだと自分に叱咤しました。

    聞くだけじゃ飽き足らないので、アルティマニアと本体を同時に購入し、PS2を脇にどけて早速プレイしました。

    まず真っ先に出てきたのは「聖剣伝説LOM」でした。
    あのゲームに勝るとも劣らぬ、温かい水彩風のグラフィック。
    そして壮大なBGM。
    かと思えば、ギュスターブに降りかかる苦難の始まり。
    ほぼすべてのセリフが名言と言わんばかりのインパクトのあるシナリオ。

    そして「歴史」というテーマに沿った納得のいく展開。
    人生観を大きく変えるほどのゲームでした。

    サガフロ2は当初「戦闘が遅い」「詰みやすい」「シナリオが一部ぶつ切り」「フリーすぎるシナリオでゲーム性が(今までの作品より)薄い」
    という批判もありました。
    これらについて否定するつもりもありませんし、そのとおりだと思います。
    でも、この作品は「とてつもない大量の長所が短所を覆い隠す」ことで、名作としてPSゲームの歴史に刻まれています。

    あえてそれぞれの批判に突っ込んでいくと、

    ・戦闘が遅い
    →テンポが遅いのは事実だが演出が簡素になったので結果的にテンポがいい

    ・詰みやすい
    →アルティマニア買え

    ・シナリオが一部ぶつ切り
    →一部なので目を瞑れる

    ・フリーすぎるシナリオでゲーム性が(今までの作品より)薄い
    →ADV好きなのでむしろ大歓迎

    です。詰みやすい点については無理がありますね、すみません。

    じゃあお前このゲームの何が好きなんだよ?と聞かれると、まずこう答えたいです。

    「音」

    BGM、SE、そしてセリフすべての音が好きです。
    ボイスなんてないからセリフに音なんかないだろ?という真っ当なツッコミは最もです。
    ですが、キャラのセリフをちゃんと読んでみてください。
    ボイスなんかなくても、キャラがどのような感情で喋っているか想像できますよね?
    それは目で聞く音だと思います。

    自分はアニマのない落ちこぼれだ、石ころなんだ、と嘆くギュスターブに「人間なのよ!」と訴えるソフィー。

    顔を知らない父が死んだことを知り、泣き叫ぶジニー。

    コーデリアが戦死し、怒りに震えるウィル。

    エッグとの戦いで自分に託されたファイアブランドを信じるグスタフ。

    固い意志で母と決別することを決めたプルミエール。

    獣と化しても、泳げない兄のことを想うラベール。

    大いなる野望を胸に挑発をするミスティ。

    他にもここでは挙げきれないセリフ諸々……
    ボイスなんかなくても、心に確かに響くものです。
    それがサガフロ2の音であり、言葉です。

    発売から20年ちょっと経過し、今なお語り継がれる作品。

    人生とは、生きることとは、歴史とは、人の繋がりとは。
    そういったことに悩んだときは、ソフィー様のセリフを自分に言い聞かせます。


    「ケルヴィンやフリン達がいるわ。人は一人で生きられないのだけれど、あなたはもう一人ではないわ、ギュスターヴ。周りの人たちとの関係を大切にしなさい。そうすれば、皆もあなたとの関わりを大切にしてくれます。」


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