ジャパンカップダートが消える
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ジャパンカップダートが消える

2013-11-01 07:00
    先日、2014年、来年の重賞日程や、開催日数などが発表になりました。ご存知の方も多いかとは思いますが、来年2014年中、1年間を掛けて中山競馬場は改修工事に入ります。ただ来年の開催がすべてなくなるわけではなく、検量室を含めた工事を行う9月開催(第4回中山競馬全日程)は、すべて新潟競馬場で施行されることになりました。

     それと同じ時にして、大きく重賞戦線の変更が図られました。
    • いちょうステークスをOPから新設重賞に格上げ(2歳 東京芝1,600m)
    • 京都2歳ステークスをOPから新設重賞に格上げ(2歳 京都芝2,000mへ)
    • ホープフルステークスをOPからGIIIに格上げ(2歳 中山芝2,000m)
    • 朝日杯フューチュリティステークス(GI)は中山から阪神へ
    • ジャパンカップダート(GI)をチャンピオンズカップ(GI)へ変更 
    といった形になりました。

     5レースのうち、4レースについては2歳戦ですので、深くは掘り下げませんが、朝日杯の件では中山芝1,600mの独特のコース体型からした枠順による有利不利がなくなると考えれば、賢明な判断になるかとは思います。それに伴った2歳戦線の重賞格上げが多くなってはいますが、2歳馬の1勝組が多くなっていることを含めると、単に重賞に格上げする、といった判断ではなく、OPクラスの競走を1レースでも増やすことが、馬主・調教師側からすると、そういったことも必要なのかなと思います。

     最後の項目、ジャパンカップダート(GI)の変更ですが、現在の阪神ダ1,800mから中京ダ1,900mへ移されての競走変更となります。また国際招待競走の指定を外れることにはなります。

     2000年にジャパンカップダートが創設されて以来、今年で14年目になります。2007年までの最初の8回は、東京競馬場でジャパンカップウィークと題して、土曜にジャパンカップダート、日曜日にジャパンカップとして施行されてきました。以降阪神での開催になりましたが、米国のダート戦線の中心はやはり左回りのこともあり、ほとんど外国馬が不在といった状態でここまで6回施行されてきました。

     その影響などもあって、日本馬として登録するには外国馬の登録も含め、ハードルが高くなっているのも事実です。日本馬の登録は、GI競走であるためにまず「レーティング上位5頭の優先出走権」、それから「通算の収得賞金+過去1年の収得賞金+過去2年のGI競走における収得賞金」の総計で順番決めされました。

     このこともあって、2008年にはカジノドライヴが収得賞金総計が日本馬中最下位であったにもかかわらず、海外競馬の戦績からレーティングが高く、それによって出走できました。しかし、その2008年には、エスポワールシチーが現在のみやこステークスを制したにもかかわらず、賞金不足で除外されたということもありました。当時はトパーズステークスという名のオープン競走でしたが、それでも前哨戦であったことには変わりありませんでした。

     外国馬の国際招待を兼ねている影響で、出走する、しないにかかわらず日本馬にも影響がでていました。結果的に前哨戦の重賞化や外国馬があまりにも少なかったことが見越されて、大きなこともなく現在に至りますが、抜本的な改革が必要だったことは否めないかもしれません。

     かつて、東京ダート2,100mでやっていた時代があり、JRAの中でもダートのGIレースはフェブラリーステークスとこのジャパンカップダートしかなく、ジャパンカップダートが阪神開催に至っては、東京で競うダート世界王者決定戦から、関西唯一の国際招待GIで日本馬のダート王者決定戦に名が変わってしまいました。非常に残念なことであります。

     2000年から2007年までの8回、ジャパンカップと時を連ねて大盛り上がりしていましたが、その大きな盛り上がりも阪神に開催が移ってからはそれほど盛り上がりもなくなってしまいました。中京開催になることはひとつの改革として成功するかもしれませんが、東京競馬場の舞台で2日連続でやることを、ファンが望んでいるとは思いますし、少なからずジャパンカップウィークとして、やってくれることを私は大きく望んでいます。

     そのことをおすすめするのは、単に2日連続GIを望んでいるのみならず、次回のコラムで書こうとは思いますが、外国馬ゆえの問題も生じてくると思うからです。
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