• DS9 エクストラ編

    2015-12-24 11:012

    DS9の紹介、エクストラ編です。

    DS9は硬軟の振れ幅がとても大きなシリーズです。
    紹介動画ではこの内の「軟」をメインに紹介しました。
    より多くの人たちに興味を持ってもらうために、
    軟であり陽な部分の方が良いのでは?と言う考えからです。

    しかし、それは側面であって、もう一方の側面はとても硬で陰なものです。
    そしてその側面は、DS9の面白さを物語る、大きな要因でも有ります。

    なので、ココでは内容はDS9の「硬」の面を紹介します。

    とても長く、
    かつネタバレ要素が含まれるため、
    以下の内容をご覧になる場合は、
    十分にご理解いただいた上で読み進めてください。

    ま、Wikipediaはじめ各資料を見れば、直ぐに判ることばかりですがね・・・
    (ここ、ガラックの口調で読むと実感湧くかも知れませんw)


    ネタバレ大丈夫という方は、スクロールを。












































    DS9というドラマにおいて、ドミニオン戦争はとても重要なキーワードです。
    ドミニオン戦争の展開は何シーズンかを通して、重厚に語られる
    DS9の背骨とも言えるものだからです。

    「ドミニオン」と言う単語は
    シーズン2の第27話、「フェレンギ星人の掟」にて明示されました。

    ベイジョーワームホールによってガンマ宇宙域への距離感が短縮されたことを機に、フェレンギの首脳グランド・ネーガスは商圏を広めるため、クワークに同領域に住む種族との取引を依頼します。

    そこでドミニオンと言う単語が出てきます。

    ドミニオンとは、ガンマ宇宙域でとても大きな力を持つ勢力です。
    そのトップは創設者と呼ばれており、彼らは「可変種」。オドーの同胞です。
    DS9紹介後編でも説明したとおり、彼らは質量保存の法則を無視して
    あらゆるものに変身できます。

    その範囲はとても広く、霧や炎といったものにまで姿を変えられます。
    この特異な能力ゆえに、可変種はそうでない種族から偏見の眼差しを向けられます。
    それと同時に、その能力の万能さ故、可変種ではない種族を見下すようにもなります。

    可変種にはもう一つ大きな特徴がります。
    それは、偉大なるつながり。

    彼らは液体状の形態が本来の姿で、ヒューマノイド形態はあくまで
    他の種族とのコミュニケーション用です。
    どうやら彼らにとって「顔」の再現は難しいらしく、
    それは恐らく感情が極めて乏しい事が原因でしょう。

    液体状の形態は流動体生物という名称の元となっており、彼らは液体がそうであるよう、他の流動体生物と混ざり合うことができます。

    これを彼らは「つながり」と称しており、彼らの本拠地には数千単位の可変種がつながった、「偉大なるつながり」が存在します。

    そこでは多大なる情報や感情までもが共有されるため、彼らは「個」という概念が希薄です。
    個の希薄は感情を縮小させてきたのでしょう。
    個で有ることを強制され続けたオドーは、徐々に感情豊かになっていきます。

    この繋がりという特徴は、ドミニオン戦争の展開に大きく影響します。

    さて、万能に近い可変種ですが、彼らはその勢力を拡大し堅固なものとするため、主に2つの種族を手駒として動かします。

    一つはジェムハダー。
    遺伝子操作によって作られた屈強な兵士で、食事も睡眠も不要な、戦う為だけの存在です。
    遺伝子レベルで創設者たちへの服従を誓わされた彼らですが、生物であるため生存本能が有り、前線で戦う以上感情と無縁とは行きません。

    そのため、創設者はジェムハダー達の忠誠をより強くするため、
    彼らにテトラセル・ホワイトという物質を提供します。
    (注:正式名称はKetracel-whiteですが、日本語版ではテトラセル・ホワイトと呼ばれます)
    ジェムハダーはテトラセル・ホワイトを定期的に摂取しないと、
    命が危うくなってしまうのです。

    もう一つの種族は、ボルタ。

    創設者よりテトラセル・ホワイトの管理権限を付与されたボルタは、ジェムハダーを指揮下に収め、ドミニオンの前線指揮官としての責務を担います。

    狡猾さがクローズアップされた種族で、彼らもまた創設者に絶対的な忠誠を誓っています。
    劇中、ボルタの個人が死んだり囚われたりしても、その記憶を引き継いだ同じ個体のクローンがすぐに現れます。
    そのためか、ボルタ族は個や種への尊厳が希薄で、創設者にのみ尊厳と忠誠を寄せています。
    劇中出てくるウェイユンという個体の、なんとまあ憎らしいことかw

    以上の3種族とも、異端というか特殊な個体が出てくるところが、
    スタートレックの面白さの一つですね。

    ウェイユンが少しだけ良い奴に見えたり、
    ジェムハダーへの同情を感じるエピソードが存在します。
    可変種に関してはオドーがその一人ですが、
    その中間とも言える可変種のエピソードも有ります。

    さて、ドミニオンはアルファ宇宙域への侵攻を開始するわけですが、
    ベイジョーワームホールはとても狭く、多数の艦船を一気に送り込むことができません。

    それでも彼らは強力かつ狡猾で、創設者達はカーデシアを攻撃。
    相当なダメージを彼らに与えます。

    カーデシアは軍事政権が敷かれていたのですが、ドミニオンによる敗北をきっかけとし、クーデターが勃発。軍事政権は倒れ、文民統制となります。

    ここで現れるのがクリンゴン。
    もとよりカーデシアに対して友好的ではなかった彼らは、
    軍が弱体したカーデシアへの侵攻を開始。カーデシア領を次々と入手します。

    さらに、それに異議を唱えた連邦に対して、80年続いた友好条約である「キトマー条約」を一方的に破棄。惑星連邦との戦争にまで発展。

    一方のドミニオンは、弱体化したカーデシア軍部と接触。
    アルファ宇宙域の割譲を条件に、彼らは同盟を結びます。

    それまでカーデシアを治めていた文民統治機関であるデタパ評議会でしたが、創設者の関与を疑ったクリンゴンによりカーデシア母星から追放。
    更にはドミニオンとの同盟によって勢力を復活させた軍部により、廃止となりました。

    カーデシアとの同盟によりアルファ宇宙域に橋頭堡を獲得した、ドミニオン。
    彼らは侵攻を再開するとともに、ロミュラン帝国やベイジョー等と不可侵条約を締結。

    この状況が脅威となったクリンゴンは、入手したカーデシア領から撤退。
    更には惑星連邦と再度同盟を結び、ドミニオン・カーデシア勢力に対抗します。

    しかし、度重なる侵攻に守勢を強いられていた連邦とクリンゴンは徐々に弱体化。
    暗雲垂れ込める事態に乗り出したのは、我らが司令官と、濡れ仕事を得意とする「あの人」。

    不可侵条約を元に中立を守っていたロミュラン帝国ですが、ドミニオンによる被害が皆無だったわけではなく、司令官とあの人の活躍により連邦とクリンゴンの同盟に参加します。

    ロミュラン帝国の参加はドミニオンに大きなダメージを与えますが、彼らもそう簡単に引き下がりません。

    膠着状態に入った戦況を打破するために、ドミニオンはアルファ宇宙域に存在するブリーンという種族を同盟に迎えます。

    ブリーンはTNGが初出です。
    決して外すことはないヘルメットを被り、表情を伺えない彼らは、
    それまで他種族との接触を避けていました。
    彼らの領域は資源に恵まれ、とても強力な戦力を有している事しか、
    劇中でも判明していません。
    そんな彼らを、ドミニオンはアルファ宇宙域の割譲を条件に、同盟に迎え入れたのです。

    ブリーンの参戦により、惑星連邦達は窮地に立たされますが・・・

    テトラセル・ホワイトの実態、
    創設者たちに訪れた危機と意外なその理由、
    2転3転する状況に揺れるカーデシア、
    好戦的思考が暴走するクリンゴン、
    相変わらず狡猾な姿勢を崩さないロミュラン、
    そして、惑星連邦の光と影・・・

    ドミニオン戦争というキーワードを軸にすると、DS9はとてもハードな戦争物に早変わり。
    その間に挟まれるユニークなエピソードも、レギュラーメンバーの結束を強めるためのモノとしてみれば、その内容も変わって見えてきます。

    さらに、ドミニオン戦争だけが、DS9の硬にして陰な側面ではありません。
    ベイジョーワームホールに住む「預言者」と、彼らと同種(?)ながら封印された「パー・レイス」との戦いも、その側面を構成する重要な要素です。

    預言者によって選ばれし者となったシスコ司令官。
    一方のパー・レイスも、なんとガル・デュカットを「選ばれし者」として選択。
    パー・レイスとガル・デュカットを強く憎むはずの「ある人」があんなことに・・・

    パー・レイス関係は、ドミニオン戦争にも絶妙な絡み方をする、DS9終盤での注目展開です。

    そして訪れる最終回。
    多様な展開は、果たしてどのような結末を迎えるか?
    それはぜひ、みなさま自身でお確かめください!!


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  • 訂正とコメ返し_001

    2015-12-24 10:57

    いろいろな意味でやらかしまくりなうp主、だらだらおです。
    ENTの放映時期と、「ディアナ・トレス」はコメントで指摘いただくまで気付いていませんでした。

    DS9紹介前編、02分32秒辺りや、それ以外でも使用している
    TNG放映開始からENT放映終了までグラフですが

    ENTの放映時期は、
    2001/09 〜 2001/05ではなくて、
    2001/09 〜 2005/05です。

    DS9紹介後編、10分07秒辺り、
    ディアナ・トレスは、
    ディアナ・トロイが正解です。
    VOYのベラナ・トレスとごっちゃになってました。

    誠に申し訳ありませんでした。謹んで訂正致します。
    ご指摘いただいた方、ありがとうございました。

    他にもミスが多々あるかと思いますが、TOS編投稿後の訂正動画にてきちんとご報告させていただきます。



    訂正以外にも気になるコメントがあったので、幾つか返信いたします。

    DS9紹介後編に多数寄せられた、ガル・デュカットに関してのコメントですが、
    彼を軽く紹介するの、難しいです。

    動画内で触れた通りテロック・ノール時代の司令官ぐらいしか、軽くにはならないとうp主は思っていたりします。
    しかしまあ、彼ほどDS9を象徴する要素に翻弄された人物は、居ないかもしれません。
    ベイジョーの開放とステーションの委譲、ドミニオン戦争による同胞からの扱い、その後訪れた宿命、と結構ひどい目にあい通しの人生です。
    もちろん、それは自業自得な部分が満載なんですが、キラとの関係性なんか見るとちょっと可愛そうに思えますね。
    それ相応のひどいこともやってきてるんですが・・・

    あと、モーンについてはQ以上に難しいっすwww
    大好きですけどね、モーン。

    DS9紹介前編の20分35秒辺り、「シスコさんとピカードさんの出会い(悪夢)はやらないんですか?」ですが、
    初回から見るにあたって最も美味しい要素なので、そこはあえて触れていません。
    Wikipediaで調べればすぐに分かることですが、触れないほうが面白いかなと、自分はそう考えてます。

    さて、DS9についてはエクストラ編をブロマガにて投稿しました。
    ネタバレ満載なので、ご覧いただく際は十分にご注意ください。
  • ハイク? 詠んでみました。

    2015-12-19 20:513
    どうも、スタートレックゆっくり解説を投稿している、だらだらおと申します。
    訂正やコメ返し用にブロマガ始めてみました。
    皆様よろしくお願いします。

    スタートレック解説のリストはこちらからどうぞ。
    http://www.nicovideo.jp/mylist/53859381

    訂正動画であるはずの番外編1から誤字や間違いがあり、DS9紹介前編でもやらかしてます。
    この辺は、TOS編投稿後に予定している番外編2ににて、きちんと訂正します。
    申し訳ないです。

    さて、DS9紹介後編編集中の息抜きでコメチェックをしていたのですが、気になるコメがあったので、紹介しつつ返信。
    部分的にでは有りますが、こういった感じでブロマガでのコメ返しや訂正もやっていきたいなと思ってます。




    スタートレックゆっくり解説 005-1 の03分50秒辺りのコメントです。

    良いでしょう!!やってみましょう!!
    季語とか入ってないんで、川柳ですが・・・

    【TOS】
    鳴かぬのは 非論理的です ホトトギス

    【TNG】
    鳴かぬなら チャンネルオープン ホトトギス


    【DS9】
    鳴かぬのか! それなら野球だ! ホトトギス


    【VOY】
    鳴かないの? ほんとに良いのね? ホトトギス?


    【ENT】
    鳴けるのか! 初めて知った! ホトトギス


    【JJ】
    鳴くように 変えちゃいましょう! ホトトギス


    徹夜続きのテンションなんざ、こんなもんです。

    そういえば、ビヨンドの予告動画、出てましたね。
    https://www.youtube.com/watch?v=9-lGBsqVT_4

    エイブラムスはスターウォーズに集中みたいですね。
    うp主は割りとエイブラムス展開好きだったので、ちょっと残念。
    髪型だけで随分変わりますね、クリス=カーク。
    ボーンズとスポックの二人きりとか、良いツボ突くじゃないですか!!やだー!!
    これまでのJJ版はスポックとカークのダブル主役展開でしたが、今作はカークメインになるのでしょうか?

    そういうわけで、年内にはTOSの前編まではあげたいなと、だらだら考えています。

    今後とも宜しくお願いします。

    長寿と、繁栄を。