観察が想像を生み、直感へと発展する。
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観察が想像を生み、直感へと発展する。

2013-02-10 17:52




    前回想像する事の重要性についてお話させていただきましたが、
    今回はその想像力の養い方についてお話させていただきます。

    まずキーワードとして今回の題でもある、

    観察が想像を生み、直感へと発展する。

    これを覚えていてください。


    僕は子供の頃校区の一番端に住んでいました。
    その登下校の最中、友人に合うまでは暇なわけです。
    ですので道すがら妄想をしていました。
    登下校の間にひとつのお話をきちんと完結できるように作っていくわけです。
    最初は想像力が足らなかったりしましたが、ある時コツを掴むことができました。
    それは観察することです。
    道に落ちているもの、看板、表札、すれ違う人等、情報をお話の素材に使っていくわけです。

    ですがそうなると今度は情報が多くなり上手くまとまらなくなってしまいます。
    そこでその都度今想像しているお話に必要な情報だけを整理して組み込むことを覚えます。

    これは専門的に言うとブレインストーミングという発想方法です。
    ひとつの物事を細かく分解していき、その物事の本質を浮き彫りにする。
    こういったことを繰り返し行うと柔軟な発想力=直感を手に入れられます。

    例えば世界情勢と考えるとあまりに漠然と感じ理解ができませんが、この世界をひとつの
    クラスと考え、先生は国連、学級委員はアメリカ、班はEUやアジアといったくくりで
    各班の班長が常任理事国と考えると若干現実の世界情勢とは異なりますがとても簡単な
    ものになります。
    中にはクラスの総意に反する生徒がいますがああいった生徒は軍事独裁国家でありますし、
    たまに学級委員以外に人気のある生徒は経済力のある国家の立ち位置になるわけです。

    資本主義経済においてもまた、例えばビールの王冠集め(ちょっと古いですが)がクラスで
    流行ったとしてアサヒビールの王冠が貴重な場合、アサヒの王冠1個とキリンの王冠5個の
    レートが成立していたとします。
    ところがある子供がアサヒのビール工場の裏で大量の王冠を発見し、これをクラスの市場に
    投入すれば一気にアサヒの王冠の価値は暴落するわけです。

    ではこの王冠市場を安定させるにはどうしたらいいのかを考えた場合、アサヒ以外の王冠
    の市場に出回る数を増やし王冠市場全体の価値を下げることで安定させるか、
    もしくはアサヒの王冠を買い上げ、市場に出回る王冠の数を抑制してあげれば
    市場は安定するわけです。
    こうした行為を僕らは子供の頃無意識にやっていたわけですから、こういった子供の
    遊びを経験した大人は本来すべからく経済のエキスパートなはずなのです。

    とまぁ、こうして大人の世界の用語を簡単にしていくと政治も経済も実は子供の頃に慣
    れ親しんでいたと気づけるわけです。
    これが情報を柔軟で効率的に整理できる事で得られる想像力なわけです。


    漫画家の話になりますが出版社に最も喜ばれるのは長編を描けるスキルではなく8ページ
    ないし16ページで1話を短く完結できる能力です。
    これは要するにコストパフォーマンスの良い人材だと言えます。
    少ない時間と最低限のコストでより良い結果を出せるというわけです。

    これは社会人に必要なマネージメント力、企画力、プレゼン力の強化に繋がるわけです。


    ここでアメリカ軍の作戦シミュレーションにおける軍事演習の実話を紹介したいと思います。
    ペルシャ湾を戦闘地域と想定した軍事演習において、最新鋭の兵器と情報力を備えた
    アメリカ軍と、
    すでに退官していた司令官、バン・ライパー率いる
    物資も兵力も
    劣る仮想敵との戦闘において、なんとライパー司令官率いる仮想敵側が勝ってしまった
    という話です。
    ライパー司令官現役時代、常に戦場でメモを持ち歩きその場で気づいたことをメモし、
    部下に常にこれまでに起ったことに基づき指示していたそうです。
    彼の勝因は情報整理能力の反復経験からくる直感と素早い指揮能力にありました。
    通信手段がなければ手紙で味方と通信を行い、武器がなければ浮き輪とガソリンで作った
    有り合わせの爆弾での攻撃を的確に行う事で勝ったそうです。

    バン・ライパーはこの勝利の要因を観察力と経験に元ずく直感からくるひらめき、
    すなわち想像力であると語っています。


    まずは常に自分のまわりには勝利への鍵がそこかしこに転がっているのだと信じてください。



    では、
    最後に
    想像力を鍛えるオススメ方法を僕なりにいくつかの段階に分けて
    お話したいと思います。


    【レベル1】
    ・ラジオドラマや小説を鑑賞しながら脳内で映像化する。
     視覚がないコンテンツから映像化することで想像力が養えます。
    ・テレビを消音にして出演者が何をしゃべっているのかを表情などから読み解く。
     これにより相手の表情を読み解く観察力を養えます。

    【レベル2】
    ・街中などですれ違う人のプロフィールを考える。
     その人名前、年齢、職業、家族構成、生い立ち、交友関係に至るまで想像する。
    ・偶然見かけた数人グループの関係性を想像する。
    ・本屋やレンタルショップで背表紙だけでその本や映画の内容を想像する。

    【レベル3】
    自らお話を考える。
    最初は400字詰め原稿用紙2枚に収めるとこからはじめ、最終的には小説の裏表紙にある
    あらすじ(60~180文字程度)に収めれるようにする。


    他にも様々な方法があるとは思いますが、こういったことにチャレンジし続けていれば
    必ず皆さんの仕事や生活の強い味方になってくれるはずです。

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