実録!ネットで『絵を描く教室』
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実録!ネットで『絵を描く教室』

2014-01-22 06:23
  • 95




現在開講中のネットで『絵を描く教室』の受講生、鰊さんの受講内容を元に
今回講義内容の一部をご紹介を作成させていただきます。
◆鰊さんのpixiv


◆現在おかげさまでトータル10人以上の生徒さんに参加していただいている
ネットで『絵を描く教室』でございます。
オーソドックスな講義の流れは週1回3枠(3時間)が主流です。
講義はskypeの画面共有で行います。

◆3時間のうち1時間半を課題に出したデッサンに対しての赤ペン、残りの1時間半を
実際に生徒さんに修正作業をしてもらいつつ躓いた場所が出るとその場で詳しいやり方を
教えます。また、構図、色彩学、漫画の描き方等今更聞けない、これから知りたいといった
多岐に渡って充実した内容を講義しております。




◆では実際に生徒の一人、鰊さんが実際におこなった講義を参考に説明していきましょう。

①まず元となる写真(グラビアなど)をもとに次の講義までにデッサンをしてもらいます。
この時大事なのはあくまでも自分の絵柄で描く事、気に入らないバランスであれば好きな
様に変更してかまいません。むしろ元画像と実際描いた絵のプロポーションの差が自分が
「好きなライン」になるわけですので積極的に自分の絵柄を理解しましょう。
また、あくまでも漫画絵の練習ですので美術デッサンに偏ったものではなく、漫画絵としての
自分の絵柄を磨くことを中心に学んでいきます。

◆これが鰊さんに第1回の講義までに描いてもらったデッサンです。
講義を始める前には必ず課題を描いて思った自分なりの問題点、かかった時間、知りたい
(聞きたい)技術や知識についてお聞きするようにしています。
こうすることで自然と自分で問題点に気がつく癖を付けてもらいます。
言われてするだけでは一向に上達はしないのでとても大事な工程です。
◆さて、いただいた課題を見た感じ、形は取れているものの細部のディティールやバランス、
線画のクオリティに問題があるようです。



②そこでまず私の方でskypeの画面共有をしながらこのデータを下地に赤ペンをしていきます。

◆初めに最も違和感のある箇所からの指導をします。
体のバランスの取り方、各パーツの解釈等を細かく説明して理解してもらいます。
例えば髪のパーツ分けの解釈の仕方、瞳の構造、上半身と下半身の連動性…といった具合
です。


③次に生徒さんの理想とする絵柄を聞きながらそれに沿った形で私の方で仕上げて見せます。
この時は第1回講義でしたので基本的な線画の引き方、立体のとらえ方を中心に指導しました。線画の入りと抜きのやり方、ベタの置き方、斜線の引き方などです。
見ていただけるとわかる通りこの絵は鰊さんが描いたデッサンの上をなぞって私なりに
修正したものです、つまり生徒さんの描いた絵にはこのクオリティが眠っているという事
なのです。言わばダイアモンドの荒い原石をどうカットするかと考えてもらえればわかって
いただけると思います。

◆また、実際に同じ課題を描いて見せて自分と他の絵描きの解釈の違いを理解するといった
事も行っています。
こうすることで自分の癖などを改めて理解することができます。
この時は体の中心ライン(体幹)をS字にする事(コントラポスト)についてもお話しました。


④次に私が描いた赤ペンデータを見ながら生徒さんに課題のデータをベースに実際に自分で
修正をしてもらいます。その様子を生徒さんの画面共有で見ながらまだ理解してない場所を
見つけるとその場で画面共有を私の方に戻して実際に描いて見せながら理解できるまで
丁寧に指導していきます。
◆そうして生徒さん自身が修正したものがこちらです。
見ていただくとわかる通りわずか3時間の講義でかなりデッサン力が上がっているのが
見て取れます。ちょっとしたコツさえ掴めば自然と上達するわけです。

◆初回ということもあり今回は更に赤ペンをしています。編みタイツの描き方や
肩紐の解釈、斜線の入れ方首のファアの毛先の描き方などです。




④これを毎週3時間ずつ行います。
今後は前回のミスを意識して次回の課題に活かす事が重要です。
今回の生徒の鰊さんの場合、首周り(首の付き方)が苦手なようですのでその後の講義では
苦手な場所を重点的に指導し、また良い点についてはしっかりと褒めることで生徒さんの
得意とする技術を意識させることで伸ばしていきます。

◆第2週では第1週より少し難しい課題を出しています。
体のひねりのある課題です。
提出された課題を見ると前回より圧倒的に上達しているもののやはり首の付き方に
違和感がありますのでそこについての指導、また表情など細かいパーツを話ていきます。

◆④では割と見落としがちな関節の解釈について指導しています。


◆第3週では更に難しい課題、動きのある課題で影付けにも挑戦してもらいました。
まだ髪の動きや顔のバランスに不安が残っているものの体の解釈や線の引き方は
かなり上達しています。この回では主に躍動感と効果的な影の入れ方について指導しました。


◆第4週では苦手とする表情の課題と改めて全身の立ち絵の課題の2点をやってもらいました。
前回表情の描き方について詳しく話した成果が表情の課題に出ています。データを頂いた時は
完成度の高さに非常に驚いた記憶があります。
また、立ち絵の課題ではシワの入れ方、手足のバランスの取り方を中心に指導しました。


◆さて第5週です。
この回から生徒さんに大きな変化が出ます。
課題としては更に高度なものを用意しましたがご覧のとおり非常に素晴らしいものが
上がってきました。
髪飾りの鈴のベタ、瞳の描き方、パースの解釈などどれもとても素晴らしい仕上がりです。
しかしまだ荒い部分もあり、影の処理などの修正をした後今回は少し踏み込んで
仕上げについての指導をしました。
色の塗り方、グロー効果や足に対して遠近感を与えるためのガウスぼかしのかけ方、
色選びについてが主な内容です。

◆小鈴ちゃん

◆第6週からは参考となる写真は与えず、自力で絵を描いてもらっています。
鰊さんは非常に学ぶことに貪欲な方で第7週ではあえて普段嫌がる難しい構図に
チャレンジしています。
こういったチャレンジ精神は非常に大事なスキルです。早い段階でこういった難しい構図に
チャレンジしておけば上達したあとに臆せずもっと難しい構図にチャレンジでき、高い
評価も得られます。

◆天龍

◆第8週では前回同様自由に描いてもらっています。
生徒さんとの講義前のディスカッションで水面の処理について話が出ました。
そこで水面の描き方、それと影が入っているものの全体的に色の幅が均一でくすんだ印象を
受けますのでそこについての指導をしています。
また、濡れた髪の解釈にも悩んでるとのことでしたのでそこについても指導しています。
とはいえ苦手だった首の付き方もしっかりしていて線画に関しては申し分ない出来です。
さて、なぜしっかり塗っているのに全体的にくすんだ印象を与えるのか、それはハイライト
の白さと影の濃さにあります。
ハイライトと影の濃さが効果的ではない場合こういったのっぺりとした仕上がりになって
しまいます。また逆にハイライトがきつすぎたり多すぎたりしてもまたどぎつい印象を
与えてしまいよくありませんのでピンポイントで効果的に見せる方法をお教えしました。
①と③を比べるとその仕上がりの差が歴然なのがよくわかります。
これ同じ絵なんですよ?

◆にとり

◆さてこうして見てくださってわかる通り、絵の上達に必要なのは定期的に練習をする事、
絵を上手く描くためのコツを覚えることの2点が大きく関わってきます。
そしてこの二つを継続的に両立させるのが『楽しんで描く』事です。
上達する喜び、自分の長所を知ればおのずとやる気も出て手が進みます。

みなさんもこの機会に講義を受けてみませんか?
ご連絡をお待ちしております。


ダテナオト


◆お絵描き講座についての詳しい内容はこちら◆
http://ch.nicovideo.jp/datenaoto/blomaga/ar361256



☆何か気になる点がございましたらいつでも下記のメールアドレスか
Twitter、pixivのメッセージにてご連絡下さい。

メール
datenaoto20140110@gmail.com

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また、ニコニコ生放送中に質問もお受付しております。
http://com.nicovideo.jp/community/co1639204

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他85件のコメントを表示
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他人が描いた絵を模写する数をこなしていったら自然とマシな絵をかけるようになった。
(ただしキャラ以外は苦手 例:建物や乗り物)
67ヶ月前
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こりゃすげえや、とりあえずペンタブ買う金集めよ
67ヶ月前
×
1年以上絵書いてるけどこんな短期間でこんなに上手くなれるのか
67ヶ月前
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人間は自力でなんとかなるけど建物系とか植物系もなあー…教えてくれるとありがたい。
67ヶ月前
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「絵描けない人集まって!」で集まる人が既に恐ろしく上手く描ける状態の所が多くて・・・orz
67ヶ月前
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すごい!!
うまくなりたいわー
67ヶ月前
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元々結構上手い人ばっかじゃんww
67ヶ月前
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闇雲にじゃなく意味のある継続をしないとね、何事も。
練習の中身を濃くしたいって人は受けたほうが良いかもね。
吸収できる物も全然違うだろうし。
67ヶ月前
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>>17

レスありがとうございます。長文失礼します。

すみません。私も絵描きの端くれなので、ついデッサン等の技術の必要性を訴えたくて熱くなりすぎました。

そうですね、様々な目的や手法はあると思います。私も描き始めは大体の方が通られるであろう「漫画・アニメ絵」からでした。
デッサン等も、独学もどちらも大事ですね。重点の置き方は人それぞれだと思います。
なんと言っても「続けられるように仕向ける方法(楽しむ・向上)」は無視できません。
こういった講座のように、技術を持つ方に指導されることも重要ですね。

ただ、私もそうなのですが・・・デッサン等の分野が少し煙たがられる傾向にあるのではないだろうか?と思い、
確かに奥深い世界だけれど普段のちょっとした時間にそういう関連の書籍をチラ見する程度でも自分の手札(手法)が増えるのではないでしょうか・・・と思います(^-^)
67ヶ月前
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例えば美大出の絵ってのは「漫画絵」として見ると線が硬くて
立体としては正しくても魅力的かって聞かれると微妙なのも多い
もちろん技術は本物だろうし努力も疑いようがないわけだけど

漫画絵 萌え絵 アニメーター 美術画
それぞれに必要なスキルも個性も多様で 評価は多分に好みによる
他人の評価のいい加減さはゴッホなんかをみても明らかだしね

まあ何事につけ特効薬を欲しがる心境は分からなくもないけど
結局 セオリー≠正解 だからね
67ヶ月前
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