【歌詞・意訳】QUEEN "39" その1
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【歌詞・意訳】QUEEN "39" その1

2020-02-09 12:24
     やぁ、Queen + Adam Lambert 来日公演終わったね。
     ぼくは幸いにも、1/25 の公演を観ることができました。
     Queen のライブを観たことがなく、Q+ だけでしか知らない Queen だけど、かつてないくらい Queen として楽しめた公演でした。

     そんな素晴らしい公演を観たので、ひときわ印象に残ったこの曲を意訳しようと思ったのは自然なことだと思うの。

     今回は、原曲の意訳として「その1」、会場ではこう聞こえたという、会場のぼくの心象をあてはめた「その2」を投稿するよ。 
     

    タイトル:39
    作詞:Brian May
    作曲:Brian May
    収録アルバム:A Night at the Opera

    In the year of thirty-nine
    Assembled here the volunteers
    In the days when lands were few
    Here the ship sailed out
    into the blue and sunny morn
    The sweetest sight ever seen

    And the night followed day
    And the story tellers say
    That the score brave souls inside
    For many a lonely day
    Sailed across the milky seas
    Ne'er looked back, never feared, never cried

    Don't you hear my call
    Though you're many years away
    Don't you hear me calling you
    Write your letters in the sand
    For the day I take your hand
    In the land that our grandchildren knew

    In the year of thirty-nine
    Came a ship in from the blue
    The volunteers came home that day
    And they bring good news
    Of a world so newly born
    Though their hearts so heavily weigh

    For the earth is old and grey
    To a new home we'll away
    But my love this cannot be
    Oh so many years have gone
    Though I'm older but a year
    Your mother's eyes from your eyes cry to me

    Don't you hear my call
    Though you're many years away
    Don't you hear me calling you
    Write your letters in the sand
    For the day I'll take your hand
    In the land that our grandchildren knew

    Don't you hear my call
    Though you're many years away
    Don't you hear me calling you
    All your letters in the sand
    Cannot heal me like your hand

    For my life, still ahead, pity me





    39 意訳

    西暦2x39
    地球の人口は爆発的に増え続け、いつしか人の居住できる場所は少なくなってしまった。
    人々は新天地を求め、宇宙を目指す。
    人類が居住できるかはわからず、全く見通しのない計画だったが、愛する妻のため、子供のため、そして、人類のため、集まった志願者は少なくなかった。そうして、あるひとりの男が、宇宙飛行士として選ばれた。
    そして今、母なる青い星から宇宙船が飛び立つ。
    朝陽が水面にキラキラと輝く中、ひとびとの夢と希望を乗せた船が旅立つ様は、とても美しかった。

    -彼は勇敢な魂を胸の内に秘めていた。
    -孤独にも負けず
    -天の川を超え
    -戻ることができなくとも、恐れることも、泣きわめくこともなかった

    "やぁ、元気かい?こちらは元気だよ!
    "そちらではどれくらい経った?
    "はやくキミの声をききたくてしょうがないよ!
    "ぼくが地球に還ったら、そらからでもすぐにわかるように、砂浜にメッセージを書いて欲しいな
    "まぁ、ぼくが戻る頃には、ぼくはおじいちゃんになっちゃってるかもしれないけどね!
    "あぁ、早くキミに逢いたい...
    "愛するキミへ愛をこめて

    100年後
    青い星へ宇宙船が帰還した。
    あの勇敢な宇宙飛行士は、だれもが困難と感じた任務を達成したのだ。
    「新天地発見される!」
    その情報は、人類を歓喜させた!
    だが一方、成し遂げたはずの男の胸に去来したのは、異なる想いだった。

    この100年で、地球は大きく変わってしまった。
    かつて見た青い星は、大地は枯れ、空は乳白色のスモッグに覆われ、死の星になりつつあった。
    男は、故郷を目指すが、見る影もなく。記憶を頼りにようやく辿り着いた先は、最愛の妻が眠る墓地だった。
    男にとって 1年は、残されたものにとっては 100年にも及ぶ時間だったのだ。残酷な話である。
    呆然とたたずむ男に、あるひとりの少女が紙束を手渡す。その瞳は、なつかしい妻を思い起こさせる鮮やかな青。

    "愛しのダーリン!元気?ワタシは元気よ!
    "こちらではもう何年も経ってしまったけど、お元気ですか?
    "はやくアナタの声を聞きたいわ...
    "あなたが帰ってきたら、砂浜にメッセージを書いてくださらない?そうすれば天国からでも見つけられるでしょう?
    "わたしの宇宙飛行士さんへ愛をこめて...

    「ぼくの声は届いているかい?」
    「100年もかかってしまったけど、ぼくは帰ってきたよ!」
    「ぼくはキミの...キミに逢うために帰ってきたんだよ!」
    「それなのに、ぼくの声はキミに届かない!キミを抱きしめることもできない!」
    「そんな結末ってあんまりじゃないか...」

    (それでもぼくの人生は、まだ、続いて行く。)
    (もし、愛してくれているなら、どうかぼくを憐れみたまえ)
     



     宇宙飛行士の悲哀って感じで意訳してみたよ。
     光速で移動して探し回ったんやろね。宇宙飛行士にとっては 1年でしかなかったけど、地球では 100年も経ってしまった。
     地球はかつての美しさはなく、愛する妻ももういないってさぁ...
     あくまでぼくの意訳の話だけどね。

     原詩の「And the night followed day And the story tellers say」のとこは、バッサリ切って、地の文みたいにした。探索しているときの宇宙飛行士の内心を説明したとこだから、それを「語り部が伝えた」みたいに書くと、なんか違和感あるんだよね。

     また。「Don't you hear my call〜」のとこは、夫が妻に、妻が夫に書き綴った手紙っぽく表現してみた。
     夫の方は、もう地球に生きて帰れないかもしれないという思いがあったろうから「地球に還ったら」にした。誤字じゃないよ?
     妻の方は。段々年齢を重ねていってるイメージを出したかったので、書かれている言葉にも年齢を感じさせたかったんだ。
     「ダーリン」は、普段そう呼ばないけど、おどけた感じと、普段使わない言葉を使うことで強がってるとこを文にした結果、選んだ言葉だよ。

     男に妻の手紙を渡した少女は、彼らの孫 (もしくはひ孫) という解釈。
     「おばあちゃんは、最期まであなたに逢うことを待っていた」と一文入れようか迷ったけど、 なんか違う気がしたのでやめた。

     最後の「どうかぼくを憐れみたまえ」は、妻に対してなのか、神さまに対してなのかは分からなかったよ。

     最後に原曲を紹介しておくね。

    Queen - '39 (Official Lyric Video)
      (https://www.youtube.com/watch?v=kE8kGMfXaFU

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