皆さま ごきげんよう。
私の ブロマガを ご購読くださり、
ありがとうございます。
**************************************************


来日されている ウルグアイの ムヒカ元大統領のお話しを

皆さん もうお聴きになりましたか?

今、 連日テレビのニュースなどで知る ムヒカ氏の思想に

私は 拍手大喝采で  時には涙して 聴き入っている毎日です。

普段 日ごろから ブログなどで 叫んでいる私 (笑)

これでいいのか日本! こうあらねば ならないのでは日本!と

願い思っていたことを ムヒカ氏はお話しされていて

本当に 嬉しく、 彼を〝神〟と 感動しているのです。



大統領官邸に 住むわけでなく、 ウルグアイの貧しい人と同じ

平屋に住み ぼうぼうとした庭、 別に屈強なボディガードが

いるわけでもなく、 洒落たスーツを着るわけでもなく、

開襟シャツ姿。 ノータイで シンプル。


ホセ・ムヒカ元大統領は 1935年生まれの79歳。 

貧困家庭に生まれ 家畜の世話や 花売りなどで

生計を助けながら 少年期を 過ごしました。

1960年代に入って 都市ゲリラ組織「ツパマロス」 に

加わり、 政治経済への反発時代の

数々の襲撃や 誘拐に巻き込まれる中で、

6発の銃弾を被弾し、 4度の逮捕(そのうち2回は

脱獄)を 経験する。  1972年に逮捕され、

後、 軍事政権が終わるまで 13年近く収監される。

政権交代後に政治家として 活動。

2009年11月、ウルグアイ大統領選挙に当選し

2010年3月1日より 第40代大統領となりました。

地位に見合わず、 非常につつましやかな生活を

送っていることから 「世界一貧しい大統領」としても

知られています。


物質豊富な日本の町々を見て語った、 私の心に響いた

彼の言葉を いくつかを 挙げてみましょう

・ 貧乏な人とは、 少ししかものを持っていない人ではなく、

 無限の欲を持ち、 いくらあっても満足しない人のことだ。

 もっと もっとと、 要求するひとのこと。 

・ 科学の進歩は良心の上に立たねばならない

 そうでなければ、 人類を破滅させる兵器になる。

 核、 ロボット、 ドローンも目的によっては

 凶器になるのです。

・ 物質豊富ということは・・・ 消費と浪費を意味する

 それを賄うには、 どれくらいの資源が必要か。 

 地球上の73億以上もの人口を養うことは 出来ない。

 本来 私達は 地球上の全ての人々が 生きていけるだけの

 資源を持っているはずなのに、欲望が全てを破壊してゆく。



また、 彼は、このように 現代社会へ警告しています。
  大事なのは 人が幸せになること
  かつて これほど生産性が高まったことは なかったのに
  分配の仕方が悪いので、 恩恵にあずかるのは ごくわずかな人だけ
  多くの人が失望しています

また、こんな言葉も語っています。
  例えば 私は自分のパートナーとともに 世直しに挑みました
  そのため 子供を持つ余裕なんかなかった
  私達は小さな町に住んでいます
  そこには さまざまな困難から 学校に通えない子供たちが大勢います
  彼らのため 学校を作ろうと 闘ってきました
  つまり本当の子供はいませんが 彼らがいる
  そんな愛すべき人生なんです。
  

これを 仰った時には、夫人は涙を流されていました。

もともと夫人は、 裕福な階級の女性。 

ムヒカ氏に傾倒し、 一緒に戦ったのです。

ゲリラ戦闘を 4度、 投獄 4回も 経験されている ご苦労を

思い出されたのでは? 私も 胸がつまりました。


私は 以前から リニア・モーターカーは 日本に必要ない、  

実践するなら 大陸を持った アメリカ・ロシア・中国・南米などの

発展に 寄与したらと。  一時間で大阪に行けたとして、

何人の人が 助かるのでしょうか。 そのために 山を切り崩し、

小動物達の 生命を脅かすのです。

新幹線や飛行機で 充分、 これ以上 速い飛行機も

自動車も要らない。 

お金と時間をかけるのに必要なのは 、

人類を救うための 科学と医学だけで いいのでは?

住めるわけでもない 月や火星に行く必要も、

人を殺すための武器も、 これ以上 便利にならずとも

今あるものでも 人は、 充分に暮らしていけるのでは?

消費浪費を 繰り返しても お金という原資

自然環境にある 資源が足らなくなるだけではないでしょうか。


地球のそれ以上の 自然が破壊されまくっている現状を

ひとりひとりが 真剣に考えていかなくてはいけない

局面にきていると 私も思っています。

地球温暖化で どれ位の生物や動物が

壊滅、 死滅していくことでしょう。


人は 幸せになるために 生まれてきたのです。

彼の黄金の言葉が 鉛にならないよう、

ひとり ひとりが 深く心に留めていけたらと思うのです。




********************************************
では 皆さま 次号をお楽しみに。