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先日、 朝鮮民主主義人民共和国創建 68周年を
慶祝する 祝賀会が 在日本朝鮮人総合連合会
中央本部 朝鮮会館で行われました。
部屋の中央には 故 金日成 主席、 故 金正日 総書記の
肖像画が飾られています。
多くの日本の方々をはじめ 外国の大使館の方々が
大勢いらしていました。
同会の中央常任委員会・許宗萬議長による スピーチの後、
皆さまと共に 乾杯♪
久しぶりにお会いした 許宗萬氏と
演奏家の皆さま、美人ぞろいです
定年退職した 元女性同盟の チョン・ヒジャさん
残念ながら 朝鮮半島情勢は いまだに緊張状態に置かれ、
日朝関係は 相変わらず 膠着状態が 続いています。
今年だけでも 北朝鮮による ２回の核実験と ２０回に及ぶ
弾道ミサイルの発射により、 核・ミサイル技術を急速に向上させ、
それを鼓舞するような 満面笑みの国家元首・金正恩
（キム・ジョンウン）第一書記や上層部の方々の映像が TVに頻繁に。
更にパワーアップされた 北朝鮮の 核とミサイルの脅威により、
安倍首相は 強い非難と共に 独自の経済制裁をすると宣言。
制裁を 加えれば加えるほど、北朝鮮は 意固地になるだけです。
彼らはどんな制裁にも へこたれないでしょう。
又、日本の防衛体制を 強化することが急務と おっしゃっていますが、
核実験をしても それを使用するような バカなことはないと思います。
そんなことしたら どうなるか 誰に言われなくても 判っているはずです。
世界に 人類を破滅させるような核は 果たして必要なのでしょうか。
しかし、 アメリカを 始め、 ロシア、 イギリス、 フランス、 中国、 そして
イスラエル、 インド、 パキスタン、 イランまで 核保有国。
◆保有核弾頭数
ロシア 約７３００発
アメリカ 約６９７０発
フランス 約３００発
中国 約２６０発
※参考資料
（"Status of World Nuclear Forces" Federation of American Scientists, March. 2016.）
北朝鮮の核実験のことを 日本政府は大げさに反応していますが
アメリカや核保有国の核実験が （マーシャル諸島/ビキニ環礁・
クリスマス諸島など） 何千回も行われてきた時、 日本政府は
沈黙してきました。なぜ、 その時に騒ぎ立てなかったのでしょうか。
ビキニ環礁では アメリカ軍の水素爆弾実験によって 発生した
多量の放射性降下物により、 第五福竜丸の乗組員 ２３名が
被爆したのです。 もっと抗議をするべきではなかったのでしょうか。
北朝鮮は 只 自分達の科学は ここまで進歩しているのだと
デモンストレーションしているのにすぎないと 思います。
拉致問題も 一進一退を続けているように見えますが、 日本と朝鮮では
その見方があまりに違い、 隔たりがあり、 この問題が〝 解決 〟
するようには 残念ながら とても思えません。 韓国との慰安婦問題も
日韓では 問題の観点や とりあげ方が まったく違うように。
もし 生存被害者の方がいるのなら その情報が 明らかになり、
１日も早い解決を望みます。
それには ２００２年に 日朝二人の元首、 小泉純一郎首相と
金正日総書記が交わした 日朝平壌宣言を守り、 実現させることが
最も重要で 一番の早道と 私は云い続けてきました。
朝鮮共和国は ５人の拉致被害者を帰国させたことで、
この問題は終了したとしてきました。
この めまぐるしい世界情勢の中、 安倍 晋三首相が 日本の首相で
いてよかったと思っています。 しかし、 安倍首相の対北朝鮮の
激烈な制裁には 賛成しかねます。 「制裁と対話」を、 と云って
きていますが、 対話をしているのかさえ 不透明です。
安倍首相は 北朝鮮に何か個人的な恨みでも あるのでしょうか。
例えば 小泉純一郎元首相のお供として北朝鮮に行った時、
安倍さん（当時 内閣官房副長官）への待遇が悪かったとか？
政治家は 往々として 個人的な恨みで 行動を起こす場合がありますから。
何方の目からみても お人柄良く 誠実で 真剣そのものの
横田ご夫妻。 でも 孫の キム・ウンギョンさんに
母は亡くなった（死に目にあっていらっしゃる）と 云われているのに
何故 その言葉を信じることが 出来ないのでしょうか。
モンゴルで キム・ウンギョンさんと ひ孫に会われた時も、 彼女に
めぐみさんのことを ちょっとでも訊こうとし、 強い反撃にあったことを
マスコミに 漏らしていらっしゃいますが、 それはキム・ウンギョンさんの
「まだ私を信じてくれないのですか？」 という 怒りだったと思われます。
娘の めぐみさんが生きていると 信じたい親心は痛い程 わかります。
拉致被害者家族会の シンボル的存在で、 誠実な横田ご夫妻が
政治的に利用されないことを願っています。
許宗萬氏も 冒頭のスピーチで、 「日本の各界と国民の間では、
「日朝関係の膠着状態を打開し、関係改善を模索すべき」との声が
日増しに高まっています。また、今のような朝日関係の状況下でも、
中央と地方の各界人士たちが団を組んで共和国を訪問し続けており、
有効改善の輪はこれからもより一拡大強化されていくことでしょう。」
と述べています。
しかし、 金正恩 第一書記の 独裁ぶりは 〝姿勢が悪かった〟と
いうことだけで、 副首相を処刑するなど（これが本当なら）
身の毛も よだつ話です。
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では 皆さま 次号をお楽しみに。
