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秋も日ごとに深まり、各地で秋祭りが催される
季節となりました。
皆さまも お神輿やお囃子に興じ、 屋台や催しに
楽しまれた方も 多いのではないでしょうか。
楽しいお祭りが一転、驚くようなニュースがありました。
去る 8月15日に青森県黒石市で 日本三大流し踊りの
ひとつとされるお祭り、「黒石よされ」が行われました。
その際に 黒石市の写真コンテストが行われ、
青森市の男性が応募した 一枚の写真が、
「市長賞にふさわしい」として 実行委員会は
この写真に対して 市長賞を贈ると内定をしました。
ところが、撮影されていた日から10日後の8月25日、
写真の少女 葛西りまさん(13歳)は電車にはねられて
死亡してしまいました。
少女は、いじめを苦に 自殺してしまったのです。
一度は市長賞に内定し、連絡を受けたご家族も
快諾したそうですが、その後、賞の取り消しが
決定されました。 主催者によるその理由は、
「賞にふさわしくない」とするもので、高樋憲市長も
「亡くなった方がメインの写真を表彰、展示するのは、
まつりを盛り上げるという コンテストの趣旨に なじまない」
と再考を促し、審査員が再協議したうえで、内定を
取り消したそうです。
実行委担当者は「写真を市長賞として発表すれば、
写真鑑賞とは違う目的で話題となり、他の出展者に
迷惑がかかる」と理由を説明し、17日に 今年の
市長賞は 「該当なし」と発表しています。
大事なお嬢さんを いじめにより 自殺に追い込まれ、
今度は 裏で受賞の辞退を要請されたそうで、
まるで いじめそのものと 憔悴した顔でお父様が
語っておられました。
しかも 写真を撮られた 一般男性にも 発表を辞退するよう
強要していました。
これでは 〝いじめをなくしたい〟として 写真と名前の
公表に踏み切った ご遺族のお気持ちが台無しです。
踊りが大好きだった りまさん。
屈託なく 明るい笑顔で舞台で踊る りまさんの
写真を見た限りでは、 いじめにあっていたとは
到底思えないのですが、続けられた いじめの仕打ちにあって
友達の 名前入りの遺書を スマホに残していました。
13歳の 小さな胸の内は どんなに辛い思いを
抱えていたかと思うと いたたまれない思いで いっぱいです。
コンテストの実行委員会も、りまさん、ご遺族のことを
考えず、罪なことをしたものです。
いじめをした子供達、りまさんの この笑顔を 一生
その脳裏に 焼き付けておいてほしいものです。
しかし 19日までに およそ500件の電話と1000 数百件の
抗議のメールが 黒石市役所に寄せられました。
そのほとんどが 主催者側の対応への苦情や批判だそうです。
19日、黒石市長が会見し、賞の取り消しを撤回したうえで、
改めて 「黒石市市長賞」を贈ると発表しました。
当然です!!
この度 堂々の受賞となりましたので、 皆さまで
りまさんの笑顔を ご覧になっていただきたいと思います。
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では 皆さま 次号をお楽しみに。