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今年も 桜の季節にふさわしい、
艶やかで 美しい舞が 堪能できる 「赤坂をどり」の
季節がやってきました。
赤坂花柳界に〝粋〟で 華やかに咲き誇る
芸者さん方の 踊りが 「赤坂 ACTシアター」で
ご披露されました。
私が 若かりし頃より 仲良く、長いお付き合いの
〝育子姐さん〟が 芸者衆としては 史上初という
〝旭日双光章〟を受賞する という栄を受けられ、
私事のように嬉しく思いました。
育子姐さんはじめ、 芸者さん方の 華麗な舞を
ご紹介いたしましょう♪
今年の演目は 春の季節ならではの
一、 「花満祝錦絵」
長唄 上「雛鶴三番叟」
長唄 下「華絵姿」
二、 大和楽 「夜の梅」(藤十郎の恋)
三、 「赤坂 姫くま手」
新邦楽 奏風楽
「雛鶴三番叟」 宝暦五年(1755)頃に 顔見世狂言の序幕に踊られた
と伝えられる 天下泰平、五穀豊穣を祈る 神聖な儀典曲。 翁、千歳、
三番叟としては 愛らしい曲として 人気が高く 受け継がれています。
すべて 女振りで演じる 、伝統文化を引き継ぐ 素晴らしい舞でした♪
「華絵姿」 長唄の名曲より選ばれた 六曲を 舞台いっぱいに美しく
彩られた 絵の中から抜け出て それぞれの役を踊り競います。
そして 華やかな舞のあと、元の絵に 美しくおさまります
「夜の梅」 菊池寛の名作 「藤十郎の恋」より
お梶、藤十郎の うたかたの恋を舞踏詩にした 感動的な舞
華やかに 「あかさか」で幕が開き、派手な傘の踊りの中、
「お江戸赤坂」となり、 しっとりとした 粋な二人の「逢えば別れて」、
賑やかに 「安木ばやし」、また お馴染みの「赤坂 坂づくし」となり
美しい舞が 次から次へと 披露されました♪
美しい 桜吹雪の降りしきる中、 艶やかに 幕となりました♪
少し前までは、 赤坂には 200人以上いた 芸者さんも
今や 22名ほどに なってしまっているそうです。
普段は お座敷でしか見ることのできない
技芸や艶姿は まさに 日本が誇る伝統の美です。
芸の世界は 厳しい世界、 憧れだけでは
芸者さんになるのは 大変でしょうが、
品のある 素晴らしい 日本の芸の世界、
末長く 継承していってほしいと思います
育子姐さん方とご一緒に♪
本日 NET TV OPEN REC 21:00~22:00
「夫人のお部屋」に生出演いたします
皆さま 是非 ご覧くださいませ
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では 皆さま 次号をお楽しみに。