『 密室でいったい何が起こったのでしょう？！ 』 【Vol.1285】

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障害者施設での事件が 相次いでいます。

信頼して入居させたはずなのに、 ご家族は

本当に 悲しい複雑な思いをお持ちでしょう。

宇都宮市にある 知的障害者支援施設

「ビ・ブライト」において 今年４月に

入居者の男性（２８）が 腰の骨を折る

などの 重傷を負った事件があり、

栃木県警は 既に逮捕された元施設職員

の男と共謀して男性に暴行して けがを

負わせたとして、 傷害の疑いで施設を

運営する 社会福祉法人「瑞宝会」職員、

松本亜希子容疑者（２５）を逮捕しました。

県警によると、 「男性を蹴った」と容疑を

認めているということです。

職員が 入居者を蹴った、 ということ

だけでも驚きですが、 松本容疑者は

元職員の 佐藤大希容疑者（２２）と

共謀して、 ４月１５日、 男性の腰を

代わる代わる 蹴るなどの暴行を加え

全治６か月の重傷を負わせたという

のです。 男性は 翌日 体調不良となって

病院に搬送され、 一時意識不明となった

そうですが、その後 回復したそうですが

療養中だそうです。　事件は 東京都に

住む 男性のご家族が 「施設に入っている

子供が大けがをした」 と警察に相談して

発覚したそうです。　男性のこのけがは、

腰の他に 腹腔（ふくくう）内に １リットル

以上の血液がたまっていたそうです！

松本容疑者は 体格が良く 柔道二段で、

施設では 暴れる入居者を抑えたり、

入居者同士の けんかを収めることも

あったとか。　事件後は 「瑞宝会」が運営

する 那須町の施設に異動したそうです。

共謀を働いた 佐藤容疑者は 軽度の

知的障害があり、事件当時は 社会復帰を

目指し、 研修として 「ビ・ブライト」で

働いていました。　

同容疑者の 今回の逮捕では、 施設内の

防犯カメラの録画記録から 事件前後の

映像が消えていたことが 発覚したのです。

県警は 何者かが 意図的に削除した

疑いがあるとして 捜査していると

いいますが、誰が犯人かは 明らかです。　

建物には 廊下や玄関など ５か所に

カメラが設置され、 おまけに 映像の

記録機器は 施錠された部屋にあった

ものの、 職員が カギを使って部屋に

入ることは 可能だったそうです。

本当に 安心して任せられる施設は

あるのかと 疑問に思ってしまうのが

情けないです。

私は 先日 番組のロケで 代々木公園へ

行ったのですが、 そこで 知的障害者の

方々が 職員の方と 楽しそうにお散歩を

している光景を 目にしました。 

１人の障害者の方に １人の職員が付き

何組かで ゆっくり ジョギングを して

いました。 スタッフの方々は 優しそうで、

皆さん 静かで 穏やかな空気に包まれて

いました。 この宇都宮 「瑞宝会」との 

この差、 愕然とします。

障害者施設や 老人ホーム、 病院などで

頻繁に起こる事故。 看護の仕事には

「愛」、「おもいやり」が 必要です。 

この志がない人が お金のために看護師に 

なると こうした悲劇が 起こります。

ハードな仕事は判っていること、 

志をもって 看護師や 職員になって

頂かなければ。 

忍耐強く、 優しい気持ちで 職務に責任を 

もって 遂行していただきたいものです。

訴えることの出来ぬ 無力の人間に

このような甚大なケガをさせた この二人には

厳罰をもって 処するべきです。

許せません。

■お知らせ■

明日15日　19：00～19：57

フジテレビ「その原因、Ⅹにあり」

是非、ご覧くださいませ！！

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では 皆さま 次号をお楽しみに。