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2月に行われた 私のバースディにいただいた
たくさんの蘭の花々など、この頃は だいぶ
家の中も 落ち付いてきました(笑)
一年中 サロン内の温度を一定に保っているせいか、
サロンの中の花々は 常に穏やかな状態でいるようです。
たくさんの花びらを しみじみ見ているたら。。。
なんとも 不思議な感覚に陥りました。。。
カラムと呼ばれる 中心の部分、 よくお猿さんの顔
みたいと言われますが、 私には ちょっと 虎の顔
みたいに見えます(笑)
それよりも、 もっと じっくり見てみると そこには
ジョージア・オキーフの クローズアップ化された
世界が広がって。。。
こちらの花びら、 “祝”、 私の名前 “DEWI” 、
印が きれいでしょう? 沖縄の友人、
池田寿美子さんからの バースデイ・プレゼントの
お花です。 心のこもった 最高のプレゼントですね。
サロンにいらしゃる皆さま、 あまりの美しさと
はじめて目にする驚きと、 どうやって 印をつけるのかしら
と不思議がり、 これは きっと 描いたに違いないと
感心されたり、 興味津々! それに 驚くことに
この文字とか印が 滲まず、 消えずにいて お花も
今だに とても元気で 美しく咲いているのが驚きです!
モダニズムの先駆者である オキーフは、
生涯愛した ニューメキシコ州 アビキューで
98歳で亡くなるまで 白と黒の服しか着ず、
風景と 花と 動物の骨しか描かず、 岡倉天心の
「茶の本 The Book Of Tea」を 終生愛した、
ストイックなまでの生き方をした 孤高の
女流画家です。
いろいろなものを じ~っと 集中してみると
物の本質が見えてくる、そんな 心境でしょうか(笑)
花や 物に限らず、 人に関しても 同様。
考えるということは、大切な時間。
人世は 学びの連続 終わりのない旅ですね
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では 皆さま 次号をお楽しみに。