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▼第65号【Vol.0065】
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今日は、Amazonレビューが話題になり出版に至った「村上春樹いじり」についての考察です。僕もツイッターで作者さんとほんの少しだけやりとりをしたのですが、非常に興味深い書籍です!
※WEBサイトやツイッターでは書くことのできない「質問」にも基本的に
は全てお答えしたいと思いますので、ご意見ご感想も絶賛受付中です!
・Twitter: http://twitter.com/dfnt
・Mail: mag@dfnt.net
(メールが確実です!)
2013/11/30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
僕秩ヨシナガの「ネットの今。」
~ゆるいけどディープな「ツイッターやブログに書かない話」~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今週の目次
1.僕秩プレミアム!
2.ヨシナガのゆるい日常日記
3.あとがき
※このメルマガは横幅35字(下線の幅)で読むことを前提に製作しています!
======================================================================
───────────────────────────────────
1.僕秩プレミアム!
デジタルどっぷりな世界から見た、日常の中にある小さな発見や雑感のコラム
を不定期にお届けします。
───────────────────────────────────
■ Amazonレビューが本になる時代 (Writer:ヨシナガ)
今年の5月6日、村上春樹さん新作のカスタマーレビューがすごいという紹介をしたことがあった。
https://twitter.com/dfnt/status/331196570341093376
ドリーさんという自称「フリーター」による、なんと6000文字以上もある長文のカスタマーレビューなのだが、内容が面白かったためあっという間に拡散し、日本のAmazon史上最高である20000以上の「参考になった」投票を集めた伝説のレビューである。
あまりに面白いので、「上記ツイッターで会えませんか?」と打診したが、結局会えずに終わってしまい残念だった記憶がある。
▼
この伝説のレビュー、なんと半年たった今、新作書き下ろしを加えて出版されることになったと知った。
・村上春樹いじり
http://www.amazon.co.jp/dp/4883205967
僕の知る限り、Amazonレビューが本になったのは初めてのケース。そもそもAmazonのレビュー欄は普通作家さんが書くものではないし、作品として認められるかどうかも微妙な媒体だろう。
ただ、この件に関しては面白さが勝っていた。圧倒的おもしろさを理解した出版社があったからこそ、一冊の本として刊行が決まったのだろう。
▼
僕も早速読んでみたのだが、ドリーさんはもともと作家志望なだけあり文章もうまく、面白い。
ただ、ヨシナガ的な少しひねくれた見方をすると、この本の真に見るべきは、前書きと後書きの「今っぽさ」であると思う。
ドリーさんが当時自分で作成したプロフィールは23歳フリーターだった。
過去のツイッターのつぶやきも、作家というよりはネットに
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今日は、Amazonレビューが話題になり出版に至った「村上春樹いじり」についての考察です。僕もツイッターで作者さんとほんの少しだけやりとりをしたのですが、非常に興味深い書籍です!
※WEBサイトやツイッターでは書くことのできない「質問」にも基本的に
は全てお答えしたいと思いますので、ご意見ご感想も絶賛受付中です!
・Twitter: http://twitter.com/dfnt
・Mail: mag@dfnt.net
(メールが確実です!)
2013/11/30
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僕秩ヨシナガの「ネットの今。」
~ゆるいけどディープな「ツイッターやブログに書かない話」~
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今週の目次
1.僕秩プレミアム!
2.ヨシナガのゆるい日常日記
3.あとがき
※このメルマガは横幅35字(下線の幅)で読むことを前提に製作しています!
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1.僕秩プレミアム!
デジタルどっぷりな世界から見た、日常の中にある小さな発見や雑感のコラム
を不定期にお届けします。
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■ Amazonレビューが本になる時代 (Writer:ヨシナガ)
今年の5月6日、村上春樹さん新作のカスタマーレビューがすごいという紹介をしたことがあった。
https://twitter.com/dfnt/status/331196570341093376
ドリーさんという自称「フリーター」による、なんと6000文字以上もある長文のカスタマーレビューなのだが、内容が面白かったためあっという間に拡散し、日本のAmazon史上最高である20000以上の「参考になった」投票を集めた伝説のレビューである。
あまりに面白いので、「上記ツイッターで会えませんか?」と打診したが、結局会えずに終わってしまい残念だった記憶がある。
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この伝説のレビュー、なんと半年たった今、新作書き下ろしを加えて出版されることになったと知った。
・村上春樹いじり
http://www.amazon.co.jp/dp/4883205967
僕の知る限り、Amazonレビューが本になったのは初めてのケース。そもそもAmazonのレビュー欄は普通作家さんが書くものではないし、作品として認められるかどうかも微妙な媒体だろう。
ただ、この件に関しては面白さが勝っていた。圧倒的おもしろさを理解した出版社があったからこそ、一冊の本として刊行が決まったのだろう。
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僕も早速読んでみたのだが、ドリーさんはもともと作家志望なだけあり文章もうまく、面白い。
ただ、ヨシナガ的な少しひねくれた見方をすると、この本の真に見るべきは、前書きと後書きの「今っぽさ」であると思う。
ドリーさんが当時自分で作成したプロフィールは23歳フリーターだった。
過去のツイッターのつぶやきも、作家というよりはネットに
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