【盛大にネタバレ】FLOWERS 冬篇をクリアしたから感想と残った謎の考察とか
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【盛大にネタバレ】FLOWERS 冬篇をクリアしたから感想と残った謎の考察とか

2017-09-24 22:29
  • 4
※ここからはFLOWERS冬篇を遠慮なくネタバレしていきます。未プレイの人は、絶対に見ないでください。










 もういいかな?
 未プレイの人いないよね?
 よし!


 FLOWERS冬篇、クリアしました!!
 とうとう、終わってしまいましたよ……。
 もうね。最高の終わりでしたよ。
 前半から目が離せずに、引きこまれっぱなし。仕事が忙しくて何日かかけてクリアしたんですか、気になること気になること。
 そして中盤の「転」にあたるところで、驚きのユズネリ登場から敵にまわるのか!? という驚き。
 そこからの少年漫画ばりの仲間集結ですよ。
 もうね。最高でしたよ。何度も言うけど。

 今回、活躍したのはやはり立花なのだと思いますが、個人的には林檎の活躍っぷりが好きでした。
 春篇では2人セットだったんですが、それ以降、段々と変わっていき、決定的な秋篇を経て、冬篇では2人セットなときもありながら、それぞれの考え方がセリフからにじみ出てるんですよね。
 林檎のえりかのモノマネのクオリティに、何度も吹き出しました。
 
 そして、えりちど。
 いやね。えりかはちょっとあちこちに好きな人作りすぎじゃないかと。
 それだけ蘇芳さんとは別ベクトルで孤独に生きてきた、ということではあると思うんですが。
 恩人に弱いところがね。またかわいいんですが。

 あと、蘇芳さんと千鳥の絡みが今回は多かった!
 千鳥の成長っていうのも、冬篇の見どころの1つだと思います。
 でもね、蘇芳さん。
 いきなり千鳥にラヴクラフトを勧めるのは、どうかと思うんだ。
 さりげなくクトゥルフ沼に落とそうとしてるのとか、結構な鬼畜っぷりだと思います。
 それに比べて、細雪を勧めるえりかは正しいと思う。
 まあ、谷崎自体が大丈夫なのかとは思わないでもないけど。

 
 というわけで、
 書いてるときりがないぐらい、楽しませてもらいました。 
 最高の物語をありがとう、イノグレ!


 

 さて。
 ここからは、残った謎の考察パート。
 ちなみに、秋篇終わった後の考察はこんな感じだった。
 http://ch.nicovideo.jp/domadoma/blomaga/ar1064191

 微妙に当たっていたり外れていたり。
 盛大に間違ってるところも多いんですが。
 まあそれはともかくとして、一通り終えてみて残った疑問。
 目についたところで、3つを取り上げてみます。

1、図書室の隠し部屋で見たものは?
2、譲葉殴打事件の犯人は?
3、譲葉とネリネはどうして指示に従っていたのか?


■図書室の隠し部屋で見たものは?
 じつは、これが一番考察しやすいネタです。
 図書室の隠し部屋で、蘇芳さんたちは何を見たのか。
 バスキア教諭はなにを隠していたのか。
 まず、前提条件を埋めていきます。
 図書室の隠し部屋ですが、長らく開けられていませんでした。
 それは
やはり長く閉ざされていた扉は、その取り分だけ刻を感じさせる強情さを兼ね備えていた。

 この文章から察せられます。
 そもそも、しょっちゅう開けるような仕組みにもなっていませんし。本を抜き取るなどかなりの手間です。
 そしてこの隠し部屋ですが、
貴船さゆりが伝えたかった隠し部屋の姿を捉えた

 ものであるということです。
 つまり、誘導し導いたのは貴船さゆりです。

 淡島神学校の本が開かれていたりと、蘇芳さんの描写がありますが、そのあと立花が貧血を起こしたように本棚に寄りかかります。
 そして、「それ」を見ます。最初は義母のようなと表現され、否定され、それを正しく見たあとに蘇芳さんはこう表現します。
悲しすぎる選択を選んだのだと理解した私は、薄暗い闇の中、ただ彼女を見詰めることしかできなかった。

 「それ」は「彼女」であり、悲しすぎる選択をした結果である。
 そう読み取れます。
 後日ですが、蘇芳さんは図書室の隠し部屋をこうも表現しています。

それは凄惨でとても物悲しく、それでいてはっと目を見張る驚きと発見があった。

 「凄惨でとても物悲しく」。これはあとの謎解きからすると、焼け落ちた聖堂の一件を指しているかのようにもとれますが、実際のところはその詳細はバスキア教諭によって語られています。
 資料は学院の沿革についてだと蘇芳さんも言っています。
 では、なにが「凄惨でとても物悲しく」あったのか。

 個人的見解として、こう考えます。
 貴船さゆりの遺体があったのではないか。
 しかも、貴船さゆりは自殺したのではないか。
 そうすると、「彼女」が「悲しすぎる選択」をしたという表現も腑に落ちます。
 
 この事実をフォローする表現は、その後も出てきます。
 優しい嘘によって、「さらわれた」という七不思議の成立が語られる中、蘇芳さんは述懐しています。
そして、その優しい嘘の中に貴船さゆりさんも━━

 考えてみれば、貴船さゆりさんは存命でいてもおかしくない年齢です。
 ですが、死亡している。
 そしてそのあと、シオンの墓の前でマユリはこう述懐しています。

身寄りのなかったさゆりと共に眠らせてあげたいという、バスキア教諭の願いが受け入れられた形となったのだ。
長い月日を経て、ようやくアミティエ同士が結ばれることに為った。


 シオンはバスキア家の墓にうつさないことにした。そして、シオンの墓に貴船さゆりを一緒に葬ることになった。
 さて。ここで疑問です。貴船さゆりはそれまで、どこに葬られていたのでしょうか。
 どこか別の場所に墓があったとして、そこから移した? 可能性はなくもないですが、流れからいけば唐突に別にあった墓を一緒にした、というのは腑に落ちない。
 新たに貴船さゆりを埋葬することになり、シオンの墓に埋葬したというほうが納得がいきます。そして、図書室の隠し部屋を長く隠蔽してきたバスキア教諭が、それを願ったという。
 ならば、バスキア教諭は、自殺した貴船さゆりの遺体が眠る図書室の隠し部屋を隠蔽し続けた。父親を死なす一因となった、貴船さゆりに対する様々な感情があったのかもしれないし、その真意まではわかりません。
 ただ、提示される情報を考えると、図書室の隠し部屋にあったのは、貴船さゆりの遺体なのではないか、と考えました。
 さて。この考察の答えがどこかで出るのか。外れているのか、当たっているのか。
 外れていてもいいから、どこかで答えが見てみたいですね。(ドラマCDとかでもいいので)


■譲葉とネリネはどうして指示に従っていたのか?
 この問題は情報が非常に少ないです。
 なので、想像する部分がどうしても多くなります。
 なぜ、譲葉とネリネはバスキア家の指示に従っていたのか。
 苺と林檎は、譲葉が敵になるわけないと信じています。そして、それは確かでした。彼女たちは手伝わされていただけだった。それはなぜなのか。
 ネリネはこんなことを言っています。

私のことは……私たちのことは自らの力で解決すべきことだわ。

 ネリネのこのセリフから、小御門家に問題があるのではないかと想像できます。
 そして、譲葉は何度かこうも言います。
十分義理は果たしただろう。

 義理は果たした。つまり、なにか恩があるととれる発言です。
 最初は脅されたのか? とも思いましたが、逆に学院(バスキア家)は小御門家からガードしてくれたのではないか。
 その可能性が高まります。
 冬篇ドラマCDで、苺と林檎と手紙のやりとりをするとき、住所を知られるとまずいと言っています。
 学院に住所が知られてしまうと、必然的に小御門家にもしられてしまうのではないか。
 そのあたりを止めていてくれたことが、恩にあたるのかもしれません。
 あとは、譲葉とネリネの年齢詐称についても、関わっている可能性も。そうしないと、アパート借りたり、バイトをしたりできないので。
 あと、これはどう捉えるべきか、判断に迷うところですが蘇芳さんは最後の別れの際にこう言っています。
本当に辞めてしまわれるのですか。

 まだ学院を辞めていなかったようです。
 まあ姿を消しただけですから、それで退学になったりはしないのでしょうが。
 完全に足どりをけし、学院との関係も清算する。そんな意味合いもあるのかもしれません。
 なにぶん、この問題については情報が少なすぎて、まとめようがない部分もあります。
 ドラマCDなどで補完されるといいのですが。
 気になるところですね。


 もう1つ。
 譲葉殴打事件の犯人についてですが、じつはこれはお手上げなのです。
 春篇をもう一度プレイしてみようと思っていますが、冬篇で追い切れる情報では断定できるものはありませんでした。
殴られたことは忘れてないってバスキア一族の……あの人に伝えてくれ。

 という譲葉の言葉から、登場しているバスキア家の人間ということになると思われます。
 一応登場したバスキア家の人間ですが、

ジェリコ=バスキア

ベネリ(=バスキア?)

アリウム=バスキア
↓子供
アスター=バスキア(イタリアで神父) イベリス=バスキア(シスターにならず)
↓子供
ダリア=バスキア(養女)       シオン=バスキア(火事で死亡)

こうなります。
事件の際、存命だったのは、アリウム、イベリス、ダリアの3人です。
イベリスは、マユリの発言から学院敷地内にいるようです。
順当に考えれば、イベリスが学院長の地位を継いでいると考えるのが自然でしょうか。
正直、誰でもそれなりの理屈ができそうで、だれが犯人とも断定ができません。
これについては、春篇を再度プレイしてみて、なにかわかったら、もう一度記事をアップしようと思います。




 最後に。
 ちょっと真面目に書きましたが、もうね。
 百合さいこーーー!!!
 とただ、叫んでもいいと思うんですよ。
 べつに謎とかいいじゃん、という気持ちもあります。
 でも、気になった人などの考えの助けになればと思い、まとめてみました。
 
 時間ができたら、SSとか書きたいなと思いつつ、仕事が忙しくてできなさそうっていう。
 しばらく、FLOWERSロスになりそう。
 来年のVITA版に新作ドラマCDがつくのでしょうか。つくのなら、楽しみに冬眠しながら待つとします。
 それでは!








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素晴らしい考察、とても興味深く拝見させていただきました。ありがとうございます。
貴船さゆりさんの自殺は間違いないと思いますが、隠し部屋にあった机上の茶色い小瓶から、服毒されたのかなと。蓋が開いた状態で倒れていたのが印象的で、服毒自殺の示唆を与えているように感じました。
33ヶ月前
×
>>1
こちらこそ長文を読んでいただいてありがとうございます。
>隠し部屋にあった机上の茶色い小瓶から、服毒されたのかなと。
なるほど。それは気がつきませんでした。保養所の名残がまだあった時期でしょうから、薬などの入手も今の学院よりは容易だったかもしれませんね。とても参考になりました。
33ヶ月前
×
私も遺骨があると思ったのですがはっきりとした描写(絵)がなく、少し消化不良です笑
譲葉を殴った人については、消去法的にイベリスかなと思いました。アリウムでは、老衰が近づいてる肉体で不意打ちであったとしても、身長も高く力も強い譲葉相手に怪我を負わせるのは難しいのではないかと思いました。
ダリア先生は時に厳しくもあるものの、いつでもキリスト教の教えに忠実であろうとする姿勢や生徒への接し方を見ると、害意を持って生徒(譲葉)を傷つけるのは出来ないだろうし、あまりに違和感があります。
大穴でシオンの振る舞いをしていたまゆりのことを指してるとかですかね!笑
33ヶ月前
×
>>3
わかります。直感的に遺骨や遺体を想像したものの、絵も決定的な言葉も出てこなかったのであれ?となりました。ただ出してしまうと自殺うんぬんの可能性の話までしなくてはならなくて、世界観を優先したのかな、とは思いますが。
譲葉の殴打の犯人は、難しいところですね。消去法でイベリスとは私も思ったものの、決定的なものはなく。蘇芳さんに言伝を頼むことから面識がある人ともとれなくもないですし。ただダリア先生は確かに殴るような人とも思えず……。
マユリ説は割とあるかな、とは思います。蘇芳さんの「え……?」という意外に思っているともとれる反応も気になりますし。譲葉ですから、額面通りに受け取れない可能性はあるかもしれないですね。
33ヶ月前
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