鉄血のダメだったところ の続き
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鉄血のダメだったところ の続き

2017-04-14 23:17
    (前回からの続き)

     登場人物の視点で戦況を考えると、マクギリスは決戦に打って出ないで、地球で待機するべきだったし、オルガもドライに対応して良かった筈なんですが、(色んな解釈は可能ですが)ちょっと動機付けが弱く、そこは視聴者に投げないで、何とか尺を割いて表現してもらいたかったところ。

     で、その尺の話になるんですが、第2期は余計な章が多くて、そのどれもが最終章のマクギリス蜂起に繋がらない。(無くても全く支障が無い。)
     夜明けの地平線団編、地球支部編、モビルアーマー発掘編、テイワズ内紛編で、計1クール半使っているので、どうしても最終章で駆け足になるのは当たり前。
     鉄血のオルフェンズはもうホント厨二的SF好きなら喜びそうな設定がてんこ盛りで、これで人気出ないのはおかしい位なんですが、やっぱり20分×50で全てを入れるのは難しい。
     続編ありきであくまでも設定のみ、中途半端に物語に組み入れるべきじゃなかった。
     終盤の失速感は、単純に色々な要素をつまみ食いしてまとめきれなくなったのが原因だと思います。

     ちょっと脱線して、テイワズ関連、あれはどうなんだろうか。
     物語の構成としては、タービンズだけ出していればうまくまとまったと思いますが、そもそもあの任侠設定、チャチくない?
     1期で盃を交わす場面が出てきた時、やっぱり日5枠だから子供向けなんだな、と思ってしまいました。他にも仁義なき戦いをオマージュしてる場面が出てきたりするのですが、イマドキどうなんだと。ファッション任侠かと思っていたら意外とガチで、ゲンナリです。ああいうのはガンダムAGEでやってほしかったです。
     1期でマクマード組長には何やら裏がありそうだと匂わせておいて、単なる好々爺で終わらせてしまったり、勿体無かったですね。
     惑星間のマフィア・企業間抗争、非常に美味しいネタで、それだけで何本もアニメが作れてしまうので、慎重に取り扱ってほしかったです。

     話戻すと、どうしてもガンダム作品は外部の色々な思惑が重なって、枠と義務が大幅に製作陣に与えられます(勝手な予想)。その結果寄り道し過ぎてメインテーマを消化するための尺が足りなくなるのではないでしょうか。
     おそらく、制作側もその辺り気付いていて、登場人物の行動原理を裏付けるような隠喩を、台詞や画面のそこかしこに入れていた様にも見えましたが…にしても説得力が無いですね。どんな解釈をしても所詮こじつけでしか無いと思います。
     巷では、マクギリスがあんな扱いになって終盤尻すぼみしたのは、脚本家がガエリオの声優に心酔してシナリオ書き換えた所為で云々、と囁かれているようですが、真相は何にせよガエリオの扱いが変わったところで、結末は変わらなかったでしょう。

     もう一つ、「鉄血のオルフェンズ」にはダメ出ししたい点があって、

    (まだ終わらないので次回に続く)

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