• このエントリーをはてなブックマークに追加

TAさん のコメント

userPhoto
TA
>>4
エンリケ・ベラ?
No.5
19ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
大会後恒例の 笹原圭一 RIZIN広報インタビューです。今回はRIZIN有明と超RIZINを11000字で振り返ります(聞き手/ジャン斉藤) RIZIN代々木の振り返りはこちら 【ミノタウロスの迷宮】RIZIN代々木を語ろう■笹原圭一 ―― 笹原さん、7月の超RIZIN2のカードが超すごいことになりました。 笹原  「大晦日やん!」みたいな声もありますが、まぁボクらが本気を出したらこんな感じですよ。 ―― RIZINが本気を出すと「お叱り」もついてくるので不安なんですが……ベラトール+RIZINの2部制の超RIZIN2。あまりにもすごすぎて6月にRIZINがないことも気にならないですよ! 笹原  斉藤さん、くだらないボケをかましてると鼻の中にジャガイモと毛蟹、北海道日本ハムファイターズの観戦チケットを突っ込みますよ! 6月はRIZIN初の北海道大会がありますので、みなさんよろしくお願いします。 ―― そんなくだらないボケをかましたくなるくらい超RIZIN&ベラトール日本大会は衝撃だなと。北海道のクレベル・コイケvs鈴木千裕は、朝倉未来vsケラモフとワンセットで見るべきものですよね。フェザー級の“見えないトーナメント”というか。 笹原  7月の超RIZINのようなビッグイベントをやりつつ、北海道や地方を開拓する作業もRIZINにとってすごく重要です。もともと北海道は格闘技が盛んで出身選手も多いんですけど、そこで不定期でも大きな興行が打てることになれば底辺拡大に繋がりますし。 ―― じつは日本で定期的に大箱が打てる土地って、東京、大阪、名古屋くらいだったりするので、開催地が増えることは日本の格闘技界にとってもプラスになりますよね。都内近郊の大会とはカラーは違ってきますけど。 笹原  あとは福岡ですかね。昨年は沖縄をやっていますけど、東名阪と福岡・沖縄・北海道以外の地域でももちろん開催したいんですが、まぁそんな簡単じゃないんですよね。 ―― それにしても7月の「超RIZIN」は……どこから話をするか迷うくらいネタが盛りだくさんなんですが。ズバリ、「超RIZIN」という名前を警戒してるファンが多いですね。 笹原  それはボクも警戒しています(笑)。 ―― ハハハハハハハ! 笹原  地獄の方面から「やっぱ超RIZINだから、ジジを出したほうがいいんじゃないの~」とか聞こえてきそうですし(笑)。 ―― 地獄のプロモーターから地獄のようなささやきが! 前回の「超RIZIN」はMMAの試合が三浦孝太だけだったから批判の声があったんですが、第2部のRIZIN38と合わせると面白いラインナップだったんですけどね。 笹原  「超RIZIN」は北米向けPPVの時差の関係で第1部と第2部に分けないといけない事情もあったんですよね。 ―― 今回は第1部のベラトールパートと第2部のRIZINパートを串刺しにして、超RIZIN2という1日で両方楽しめるパッケージ。ベラトールはケージ、RIZINはリングでやるわけですけど、休憩の合間にケージからリングに入れ替えるんですよね。 笹原  これは日本初公開になるんですが、ベラトールがキックボクシングとMMAの2部構成をやっていたときに制作したフライング・ケージを使います。超簡単に超RIZINのリング設営を説明すると、最初にケージでやって、それを天井に飛ばしてケージの土台にリングを設営するってことです。過去にベラトールがやったのは逆で、リングで先にやって、その後ケージが空から降ってくるパターンですね。 ―― 全裸監督・村西とおるが衛星事業に進出したときの「空からスケベが降ってくる」みたいな言い方! 笹原  ちょっと話がそれますけど、北米のケージ団体のベラトールがなぜこんなもの作ったかわかりますか? ―― もちろんわかります! スコットはK-1でも仕事をしていた日本通ですからね。94年に『K-1 LEGEND ~乱~』で日本初のケージマッチ(キモvsパトリックス・スミス)をやったときは第1試合で。そのあとの試合は金網を取り払ってリングで戻しましたけど、段取りに時間もかかるし、リングに金網を被せただけの見え方が……(どうでもいいマニアックな話が延々と続く) 笹原  (オール無視して)これ、ヨーロッパで使っていたんですよ。さっきも言ったとおりそのときはリングからケージにしているんですけど、ヨーロッパだとやっぱりキックのほうが盛んじゃないですか。なのでMMAイベントだけだと集客が厳しいと。 ―― つまり集客が見込める「ジモキック」用にリングで試合をさせて、そのあとケージでMMAをやるために作ったってことですね。 笹原  そうです。まぁジモキックという言い方はボクは好きじゃないですが、我々もベラトールも同じような悩みを抱えて、同じようなこと考えているってことです(笑)。 ―― どこでもローカライズが求められるってことですねぇ。そのフライング・ケージを使った第1部のベラトールパートのカードからして贅沢ですよね。渡辺華奈の凱旋マッチ、そして堀口恭司vs神龍誠のベラトール初代フライ級王座決定戦。これはRIZINでマッチアップされるんじゃないかって噂がありましたが、ベラトールでやる意外性。 笹原  近い将来、RIZINのフライ級のベルトも作ることになると思うので、そのチャンピオンが堀口・神龍の勝者に挑むとか、RIZINのフライ級とも相互作用していくことになると思います。 ―― RIZINフライ級も人材が揃ってますからねぇ。そしてライト級GP1回戦のAJマッキーvsピットブル兄貴を日本に持ってくるとは思わなかったです! ライト級GPでJマッキーvsピットブルの開催場所だけが未定だったので、一部のマニアは「どこなの?」って推理してたんですけど、まさかの日本。 笹原  コナン君でも日本でやるとは推理できなかったと思います(笑)。いろいろな案があったようですが、スコットが一緒に超RIZINやるなら「ここしかないだろ!」ってことで英断してくれたってことですね。 ―― そのベラトールは買収騒ぎが燻っていますよね。PFLに売られるんじゃないかとか。 笹原  うーん、真相はよくわかりませんけど、そういうニュースを耳にするたびに思うのは「そんなことより早くどなたかRIZINを5,000億くらいで買ってくれないかなー」ってことです(笑)。 ―― ガハハハハハハハ! いまから2年前、堀口恭司がベラトールに移籍する際、榊原さんとスコットが 極秘会談をしていたじゃないですか。当時のRIZINとベラトールは友好関係にはあったけど、いまみたいに積極的に何か大きなプロジェクトをやる動きはなくて。 笹原  その会談おぼえてます。社長とスコットは古くからの友人だから、コミュニュケーションは常に取っていたんですよ。で、社長とスコットが「お互いこの業界にも長くいて、プロモーター業も長い。60歳も近くになって俺たちよく頑張っているけど、こんなもんじゃないだろ!もっと面白いことやろうぜ!」「おぉそうだな!よっしサカキバラ!いまから夕陽に向かってダッシュしようぜ!」みたいな話をしたんですよね(笑)。 ―― アオハルですね(笑)。榊原さんもスコットも格闘技界に多大な貢献をしていますけど、プロモーターとしてのモニュメントを残したいという気持ちがあるんですよね。 笹原  社長もスコットもこの業界から退くとか全然考えていないと思いますけどね。 ―― 猪木さんのファイナル・カウントダウンシリーズに橋本真也が「カウントアップしてるじゃねえか!」ってツッコミを入れたことがありますけど(笑)。 笹原  まぁ社長もよく「破壊なくして創造なしだよな」って、都合よく使うことあるんですけどね(笑) ―― ハハハハハハ! あとはRIZINアゼルバイジャン大会みたいな話もありますけど 笹原  「笹原、アゼルバイジャン大会どう思う?」って聞かれたので、「猪木さんも北朝鮮やイラクでやってるんですから、ぜひやりましょう!」って勢いだけで答えておきました(笑)。これもどうなるかわかりませんけど、やれたら楽しそうですよね。 ―― RIZINパートでは朝倉未来vsケラモフ、朝倉海vsアーチュレッタの朝倉兄弟揃い踏み。朝倉未来vsケラモフはすごいですね。このカードがいちばん高く売れるタイミングはたしかにいま! 笹原  このカード、未来選手からの提案だったんですよね。 ―― そうだったんですか! 笹原  GW明けにお昼ご飯を食べながらミーティングしたときに「次、誰とやりたい?」って聞いたら、「ケラモフでしょ。ケラモフしかないと思いますよ。ケラモフとやったら盛り上がりますよね?」って返ってきたんで、社長もボクも絶句したんですよ……。もう気が変わらないうちに、ここでインスタライブして発表しようって思いましたもん(笑)。 ―― ハハハハハハ! 平本蓮のインスタライブもビックリですよ!(笑)。 笹原  だって未来選手のいまの立ち位置からすると、クレベルvs鈴木の勝者とタイトルマッチやれるじゃないですか。それなのに立ち止まって後半から猛スピードで追い上げてきたケラモフを待って試合するってことですからね。雨が降ってきて早く家に帰ればいいのに、雷を待っているみたいなことですよ(笑)。 ―― 路上でコーカサスの雷を待っていると! 笹原  そうそう。だからケラモフを指名して「そこ、試合決定で」みたいなこと言ってくるなんて思っていなかった(笑)。 ―― 格闘家としての自分を全開放できる相手がケラモフなんでしょうね。 笹原  でも、このケラモフを自ら選ぶという決断も、牛久戦が引き金になっているんですよね。MMAにどっぷり浸かって牛久選手に勝利したけど、飢えは満たされない。まだまだ俺はこんなもんじゃねーぞって。 ◎大晦日に朝倉海vsパトリック・ミックス!? ◎RIZIN有明の振り返り ◎代々木後に有明のチケットが急激に売れた ◎ジョン・ドットソンvsトイレ ◎安保選手は歯を食いしばって…… 11000字はまだまだ続く この続きと斎藤裕、平本蓮、引き込み問題、今成夢人、サイモン猪木…などの5月更新記事が600円(税込み)でまとめて読める「13万字・記事15本」の詰め合わせセットはコチラ   https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2152443   この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事150円から購入できます!  
Dropkick
プロレス格闘技マガジン『Dropkick』公式チャンネルです。【更新コンテンツ】スペシャルインタビュー/斎藤文彦INTERVIEWS/小佐野景浩の「プロレス歴史発見」/プロレス点と線/OMASUKI FIGHT/アカツキの『味のプロレス出張版』/大沢ケンジ/二階堂綾乃/オレンジ色の手帳/中井祐樹日記/ジャン斉藤……のコラムなど。週一の音声配信もやってます!