『東アジア共同体をどうつくるか』などの著書のある進藤榮一=筑波大学名誉教授が5月13日付日本農業新聞の「TPP交渉の今/識者に聞く」シリーズ第3回に登場し、「対米従属から脱却を」と提言した。教授は要旨次のように述べた。

「米国一人勝ちの時代は終わった。世界は多極化している。それなのに日本政府は対米従属主義からいまだに脱却できず、TPPの合意に前のめりだ。……オバマ政権の外交が行き詰まっている状況下で日本...がTPP合意を目指すことは、“壊国”の道をたどることに等しい」

「そもそもオバマ大統領は大統領貿易促進権限(TPA)を得ていない。TPAを持っていない政権と交渉をする意味はないと言い切れる」

「日本は、米国との関係や経済政策としてTPPだけに固執するのではなく、アジアとの共存の道を探る必要がある」(高野 孟)

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