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習近平国家主席、ボアオ・アジアフォーラムにて「アジア運命共同体」を強調
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習近平国家主席、ボアオ・アジアフォーラムにて「アジア運命共同体」を強調

2015-04-07 18:21

    今年のボアオのテーマが「アジアの新たな未来:運命共同体に向けて」というものでした。

    習演説はそれに沿ったものですが,人民日報日本語版に掲載されたポイントの概要は以下のとおりです。

    http://j.people.com.cn/n/2015/0329/c94474-8870664.html

    習主席は未来について、「アジアは『世界のアジア』である。アジアが運命共同体へと向かい、新たな未来を切り開くには、世界の前進の歩みの中で前進し、世界の発展の流れの中で発展する必要がある」とし、4つの「堅持しなければならない」要点を強調した。第一に、各国の相互の尊重と平等な処遇を堅持しなければならない。第二に、協力とウィンウィン、共同発展を堅持しなければならない。第三に、「共同」「総合」「協力」「持続可能」の安全の実現を堅持しなければならない。第四に、異なる文明の共存と交流、学び合いを堅持しなければならない。

    習主席はこうした未来の実現のため、「アジア文明対話大会」の開催、若者や民間団体、メディアなど各界の交流強化、シンクタンクの交流協力ネットワークの構築などによって、アジアの人々がさらに豊かな精神生活を送り、地域の発展協力の活力が広がるようにすることを呼びかけた。

    運命共同体への歩みを実現するには、現実的な協力のメカニズムや実質的な措置が必要となる。アジアインフラ投資銀行(AIIB)と「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)は、アジアの協力を推進する重要なメカニズムとなる。注目を集めるこの話題について、習主席は、「AIIBも『1ベルト、1ロード』も開かれたプラットフォームであり、沿線各国やアジア諸国の積極的な参加を歓迎する。また5大陸の幅広い友人たちのこの事業への協力も歓迎する。『1ベルト、1ロード』の建設はただの空虚なスローガンではない。すでに60以上の沿線国と国際組織が参加への前向きな立場を示している。各者の努力の下、『1ベルト、1ロード』建設のヴィジョンと行動文書はすでに制定され、一連のインフラ相互連結プロジェクトも着実に推進している。またAIIBの設立準備事業も実質的な一歩を踏み出しており、シルクロード基金も順調に始動している」と語った。

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